平成20年9月21日 大沢からのポンポン山 678,9m

年度別


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前日の予報では近畿地方全域で昼前後から雨だったので、遠出を避けて近場のポンポン山に決めて就寝する。
雨音で8時過ぎに目覚める。ネットでアメダスを見ると雨は直ぐに止みそうで、次の雨雲まで4〜5時間ありそうなので決行することに。
 久しぶりに大沢から登ることにする。枚方大橋を渡り高槻市から府道79号線を走り川久保の集落を過ぎ大沢へ。
大沢の集落外れにある早尾神社近くの路肩が広くなった所に駐車する(その前に集落にあった『椎茸直売所』で買い物)。

11:30大沢・早尾神社(標高350m)〓43林道分岐〓12:11大杉(川久保分岐)〓12:26釈迦岳(631m)〓12:50〜13:36ポンポン山〓14:00釈迦岳〓14:03林道分岐〓26分岐の鞍部〓14:50大沢

早尾神社から100mほど戻ると、角に極楽寺があって、『おおさか環状自然歩道・釈迦岳』の標示がある。ここから谷間の林道に入る。
簡易水道の建物を過ぎると、林道分岐があった。地図記載の道標に従い左の林道に入ると、林道は終わり山道になる。やがて切り開かれた箇所から谷を離れて尾根への登りになる。
 尾根を歩くと大杉で川久保尾根と合流し右折(直進すれば川久保渓谷へ)して尾根道を歩く。小塩山(北方面)が望める釈迦岳頂上に着くが、ガスがかかっている。
遠くから雷鳴が聞こえてくるようになる。早々、釈迦岳を後にする。2ツ鉄塔を過ぎると善峰寺からの東海道自然歩道に出合い、気持ちよい樹林内を歩くと、右にポンポン山の標示があり、20段ほど階段を登る。


早尾神社付近に駐車。

アキチョウジ

今朝の雨で濁っている渓谷。


谷間を離れる。伐採地

アケボノソウ

シュウカイドウ

川久保尾根(渓谷)分岐。

釈迦岳頂上

各所で雷雨警報が発令されているので、登るハイカーも少なく静かなポンポン山頂上だった。
山頂は、どんよりした空だが意外と展望がよかった。眼下には京都市街地、大阪平野が見え、生駒山・葛城山も望めた。西方面に移動すれば雲海が広がる。幾度も登っている山だが雲海を見たのは初めてだ。
未だ、雨の心配はなさそうなので、持参した残り物を肴にビールを飲み、ゆっくりと食事する。


ポンポン山頂上。

生駒山遠望。眼下に淀川・大阪平野望む。

山頂より北摂方面。

亀岡盆地・中央;愛宕山・縁ャ塩山

山頂にガスが覆うようになって下山する。
釈迦岳から更に0,2km地点まで往路を戻ると『大阪環状自然歩道』の地図記載の道標がある。ここで左へ下り府境界線の尾根道を下る。善峰寺への分岐を過ぎる頃には、稲妻と同時に頭上で雷鳴がするようになる。大粒の雨が降り出し、暗くなった林内にも雫が落ちるようになって傘を差す。
4ツ辻になった広い鞍部に下りてくる。予定では直進の柳谷観音経由だったが、右の林道を下って往路に歩いた林道出合に出ることにする。林道を30分ほど歩くと早尾神社に戻ってくる。


雨が降り出す。

鞍部の分岐。

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