平成20年9月7日 播州A笠形山 939m

年度別


周辺地図

 夫婦とも夏風邪をひいて体調がよくない。細君は3日前には39度の熱があったので、中止の予定でいたが、登る気が満々だったので、決行する。
 高速料金を少しでも浮かそうと中国道・滝野社ICで降りて西脇市から県道34号線を走り、八千代区に入る。舟坂トンネル(峠越えがなくなってラッキー)を過ぎると笠形山登山口の道標があった。右折すると直ぐにバス停『寺家(ガイド本では瀬加)』があり、登山用駐車場があった。

7:05バス停『寺家』・駐車場〓15鳥居〓45休み堂〓8:10〜30笠形神社〓9:10笠ノ丸〓9:35〜11:20笠形山〓40笠ノ丸〓12:13蓬莱岩〓12:45〜13:00仙人滝〓11林道出合〓13:53駐車場

 駐車場からは笠ノ丸(883m)が見えているが、山頂は更に奥にあって見えないようだ。ここからだと低山に感じるが、駐車場の標高は210mほどなので、意外と標高差がある。
車道を北へ歩くと鳥居と絵地図(駐車可)があり、林道と参(歩)道とに分かれる。真中の参道を選び、ゲートを開けて杉林の中を歩く。笠形寺を通り過ぎ、林道を横切りながら参道を上がり、車道と交わるようになると休み堂に着く。
 休み堂からは林道歩きになる。10分ほどで荒れた地道になると傾斜は増し、笠形神社に着く。
社殿が横一列に並ぶ笠形神社、9年前には五棟あったと記憶していたが四棟になっていた。しかし、厳かな雰囲気に包まれているのは変わりがなかった。細君より私の方が体調は悪く、長めの休憩をする。
 神社奥より杉林の薄暗い谷間の山道に入るが、10分少々で稜線に出て、南方面の展望が広がる。眼下には寺家の集落が見え愛車を探す。
再び樹林内に入るが、やがてススキの原が広がるが、霞んでいて遠望が効かない。それよりも暑いので、一刻も早く木陰に入りたい。やっと木陰になると、木階段の長い登り坂を喘ぎながら登ることになってしまう。
 細君から相当遅れて笠ノ丸に着くと、やっと笠形山が見えた。あづま屋の横にある絵地図では播磨灘が見えるらしいが霞んで見えない。
笠ノ丸から一旦下り鞍部でグリーンエコー笠形からのコースと出合い、登り返すと山頂だ。


バス停『寺家』にあった登山用駐車場。

鳥居

センニンソウ

参道

休み堂
笠形神社

稜線に出ると南方面の展望が広がる。

暑い!もう少しで木陰だ。

笠ノ丸まで続く木階段。

ヤマジノホトトギス

笠ノ丸のあづま屋    やっと見えた笠形山頂上   炎}ノ丸にあった分岐標示

【笠形山頂上にて】


食事準備

食後は山談義

 播州地方の山々を一望できる笠形山頂上だが前回以上に霞んでいる。更に頭上近くには積乱雲がある。
山頂は、他のコースからのハイカーで賑やかだった。
食後、パラパラと雨が・・。2ツあるあずま屋の鉄製(一方は屋根に穴)に避難する。
雨は直ぐに止んだが、2組のハイカーと時間を忘れて山談義になって、多くの情報を戴く。


北西方面 は段ヶ峰方面だが見えず。

やっと見えた千ヶ峰(右奥)

【仙人滝コース下山】

 下山。笠ノ丸まで戻り、右折して西に延びる尾根の仙人滝コースに入る。雑木林から植林を抜けると明るくなり、視界が広がる。ここが鹿ノ原かな?しかし道標は先を示しているが?気付いた時には通り過ぎていた。
向きを南に変えて下って行くと蓬莱岩分岐の標示があった。コースから外れて4分ほど下ると蓬莱岩があった。平らな岩上に立つと東から南方面の播州の山々が望まれた。
 分岐まで戻り、岩が露出する急な尾根道を下ってから、左にトラバースすると炭焼き跡があり、更に進むと水音が聞こえてきてくる。
落差は約25mの仙人滝だが水量は少ないため迫力には欠ける。しかし滝下は冷気が漂い休憩していると汗が引く。 滝の少し下から左岸に移って谷から離れる。滝から10分ほどで林道に出てくる。始めは荒れた道でゴロゴロした石の中にアスファルトの欠片が混じっていて林道だと分かる。40分ほどの長い曲がりくねった林道が続き、ゲートを過ぎると里山に入る。黄金色になった稲穂を見ながら下るとバス停『寺家』・駐車場に着く。


鹿ノ原付近

蓬莱岩にて。

険しい下り。

←↑仙人滝

林道出合。

里に下りてくる。

ツリガネニンジン

ウツボグサ

ゲンノショウコ

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