平成20年7月13日 E八経ヶ岳 1915m                                                           前回;平成17年7月

年度別

梅雨前線が、かなり前から消滅しているのに、未だ梅雨が明けない。寒気が本州にあって局地的な雷雨が予想されるためか。教科書で習った梅雨時の天気図とは随分と違う。
近畿北部の雷雨確立が高いので、中部の大峰・八経ヶ岳に登ることにする。
 八経ヶ岳は関西の最高峰(百名山)で、梅雨時の7月上旬頃から国指定天然記念物のオオヤマレンゲが咲くことで知られている。さて今回は雨に合わずにオオヤマレンゲが観られるだろうか。
 枚方からだと桜井市から吉野に出て国道169号の天ヶ瀬で右折して国道309号は走り行者トンネル西口に行くのが近いのだが、某所で湧き水を汲むために大淀町から国道309号線を走る。 枚方4:00出発。


周辺地図


集落の貯水槽だと思う。
溢れ出た水を戴く。

6:52トンネル西口登山口〓7:40〜45奥駈道出合〓8:15弁天の森1600m〓8:50聖宝の宿〓10分間休憩〓9:52弥山小屋〓10:35〜11:30八経ヶ岳〓12:05弥山〓12:50聖宝の宿〓13:33〜41トンネル西口分岐〓43分岐〓14:35登山口

行者還トンネル西口の登山口

橋を渡り尾根に取り付く。

奥駈道までキツイ登りが続く。再び左の尾根に取り付く。

奥駈道出合
健脚者は休憩なしだが。
ここから、聖宝ノ宿まで緩やかなアップダウン。

弁天ノ森(1600)

ショウキラン
やっと見つけたが、以後多く見る。

ヤマブキショウマ

ヤマトウバナ

バイケイソウ

コナスビ

八経ヶ岳と弥山が望める開けた地点。登山口から1時間30分

緩やかな奥駈道が続いたが、そろそろ聖宝ノ宿かな?

聖宝ノ宿の理源大師蔵。ここから聖宝八丁の急坂が弥山小屋まで続く。登山口から2時間。

ジグザグ道

階段道

オトギリソウ

稜線に出る。

弥山への稜線を登る。

弥山は近いが展望よい地点で休憩。

↑;稲村岳   中央;女人禁制の山上ヶ岳  堰G大普賢岳

大日山と稲村岳

大峰奥駈道

トウヒ;13年前より緑が多くなったように思える。

手前から鉄山・バリゴヤ谷ノ頭・稲村岳。

発電機だろうかエンジン音が聞こえてくる。

弥山小屋

弥山小屋では休まず八経ヶ岳へ。

トウヒと八経ヶ岳

カラマツソウ

オオヤマレンゲ
鞍部から登り返すと群生地


ミヤマナルコユリ

タニギキョウ

八経ヶ岳頂上。 10:35では、関西で一番高い男

釈迦ヶ岳(南)方面

南方面

弥山・山上ヶ岳・大普賢岳

弥山小屋まで戻り数分でに弥山神社

弥山からの八経ヶ岳

【下山】

 疲れてくると弁天ノ森への緩やかな登りも辛く感じた。
トンネル西口分岐で休憩後、奥駈道と分かれ西口へ斜面をジグザグに数分下ると、尾根道になる。
ここで、右に注意して、テープと踏み跡を探して右折。

急斜面をジグザグに下り谷へ。

急斜面から望まれた行者還岳・大普賢岳

涸谷に下りてくるが急なため、左岸にある道をジグザグ下る。

流れ出した沢水。

今回は迫力のない対岸の滝。

対岸の滝を過ぎると道は平坦になり直ぐに出発点の橋が見えてくる
ここで、沢に下りてタオルを冷たい水に浸してから身体を拭く。
 オオヤマレンゲは今回で3回目だが、雨に遭わなかったのは初めてである。
お陰で、展望にも恵まれてよかった。。

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