平成20年6月15日 B観音峰 1347m E稲村岳 1726m

年度別

 未だ見たことのないベニバナヤマシャクヤクを目的に行くことにする。今年は未だ早いように思えるが、「数個は咲いているだろう」と希望的な願望を持って。
そろそろ山のカウントダウンの歳になってきたので、登れる時に見ておきたい。
 枚方を4時10分に出発した時は、雲もなく遠くの山も良く見えていたのに、曇り空の国道309号線を走る。天川川合で左折、少し先で国道は行者還トンネル方向へ右折だが、直進してクネクネと曲がった道を上り、虻トンネルを抜けると観音峰登山口の駐車場に着く。
その前に、名水百選の『ごろごろ水』を持参のタンクに汲んで置こう洞川へ。しかし水汲場所は早朝のために水が止められていた。その上、先客がいてポリタンクを数十個並べてある。
以前の水汲場だった石碑前ではチョロチョロと水が流れているのだが、水汲禁止の立て札・・。


周辺地図
6:35観音峰登山口駐車場〓7:20神社跡〓7:45〜8:06観音平〓8:35観音峰〓9:00三ツ塚(1380m)〓9:36法力峠〓10:40山上辻〓11:28大日山〓11:53〜12:00稲村岳〓12:30〜13:10山上辻〓14:07法力峠〓53五代松鍾乳洞〓15:10稲村岳登山口〓15:30洞川温泉前〓16:15観音峰登山口駐車場

【観音峰登山口〜観音平】

観音峰登山口駐車場から御手洗渓谷にかかる吊り橋を渡り、渓谷遊歩道と分かれ直進する。植林内の階段道を10分ほど登ると観音水がある。
第一展望台をパスして、小さな支谷を数個横切ると大岩が点在する自然林になり、鳥居と休憩所のある神社跡に着く。
休憩所横の石段からブナの林を登る。岩屋分岐で十一面観音を祀ってある岩屋に寄り道してから、鬱蒼としたブナ林を気持ちよく登ると、再び植林内に入り、観音平まで単調なつづら階段が続く。
 カヤトの草原に大パノラマが広がる観音平に立つ。3回目となると感激は薄れるが、川迫川を挟んでの稲村岳と弥山の展望はやはり圧巻だ。石碑の取り巻く方位盤を参考に山座同定を楽しむ。
お目当てのベニバナヤマシャクヤクを捜すが早すぎたようだ。しかし1輪だけ奇麗に咲いているのを見つけて感激したのは言うまでもない。
目的を達成した。「さて、これからどうしよう。下山して御手洗渓谷を散策しようか。それとも稲村岳に登ろうか?」。稲村岳で意見が一致する。


観音峰登山口休憩所と駐車場。

御手洗渓谷。

観音水をペットボトルに。

コアジサイ

神社跡

神社跡

岩屋

岩屋分岐付近

観音平に到着。

ベニバナヤマシャクヤク

展望を楽しむ。



南西;竜神・高野山方面

北西;金剛山・葛木山方面

【〜法力峠】

 観音平の目前(北)に見える峰への登りは、二次林の気持ちよい稜線だ。ピークを越すと樹間から観音峰が見える。登りになると西の植林との境を登るようになり、樹林に囲まれた観音峰に着く。
そして、三つのピークを越すと植林内の三ツ塚を踏む。
 アップダウンを繰り返し法力峠へと下っていくと、岩の露出するヤセ尾根になる(前回4月上旬だったのに、思わぬ積雪で苦労した地点で、冬場は注意)。途中にあった展望の良い岩場からは山上ヶ岳・稲村岳から弥山の展望が広がるが、大峰の主峰を覆いそうな雲が迫ってきていた。
岩場を過ぎ、植林内の下りを一気に下ると法力峠に出て、五代松新道に出合う。


観音峰望む。

観音峰へ。

観音峰山頂。

三ツ塚にて。

展望の良い岩場

岩場より。 雲が迫ってくる。

岩場より。

法力峠。

【〜山上辻〜稲村岳】


 白倉山斜面を緩やかに登っていく感じだ。要所には桟橋・ハシゴやクサリがあって助かるが、昨日の岩手・宮城内陸地震の地滑りを想像すると恐ろしくなる。
やがて自然林に変わり、ブナとトウヒの大木も見られるようになると稲村小屋がある山上辻は近い。
 山上辻からは見応えのあるブナ林の稜線を辿ると、大日山が見えてくる。終わりかけのツクシシャクナゲが咲く群生地を過ぎると、大日山が目前に見える。
大日山の東面を巻いくと、岩壁に小ぶりだが今年初めてのイワカガミが、可愛く咲いていて喜ぶ。
キレットに着く。ここが大日山の登り口で、ヤセ尾根の岩場に設置されたクサリやハシゴを伝って登る。大日如来を祀る大日山に立ち、樹間越しに観音峰と稲村岳を撮影する。
 キレットまで戻り稲村岳へ。ツクシシャクナゲの群落が続く。枯れた花びらが多く残っており、ピーク時の美しさを想像すると満開の季節に登りたくなる。稜線を絡み登ると稲村岳頂上に着く。展望台に上るが、ガスで展望は全くない。




山上辻;有料トイレと稲村小屋

山上辻;宴激塔Q峠へ

ブナ林

迫ってきた大日山(右上)。

大日山。

大日山の東面を巻く。

キレット;稲村岳・苑蜩山

イワカガミ


ヒメウツギ

イワカガミ

キレット 稲村岳の岩壁

稲村岳山頂

大日山山頂。

大日山より下山。

キレット付近より。 中央;山上ヶ岳にガス

ツクシシャクナゲ

ツマトリソウ

稲村岳;三等三角点

ガスの展望台

ツクシシャクナゲ

【五代松新道を下山】

 山上辻まで戻る。蓮華辻からレンゲ坂谷を下りたいが、ハードな下りと所要時間を考慮すると、私たちの体力ではキツク感じて、緩やかに下る五代松新道を選ぶ。
法力峠まで戻り直進すると植林内の単調な下りが続く。母公堂分岐を直進、五代松鍾乳洞を通り過ぎて稲村岳登山口に下りて来る。
下山時に三グループに追い抜かれ、車道でも15時30分のバスに間に合うように足早に歩く観音峰からの夫婦に抜かれる。
私たちは、豆腐を2丁買って、洞川温泉前より山上川左岸の遊歩道を歩いて、小雨が降り始めた観音峰登山口の駐車場に帰ってくる。

山上辻へ。

法力峠を過ぎるとこんな道が続く。

水場

稲村岳登山口

洞川の宿

山上川の左岸の遊歩道を歩き戻る。

車道に出て13分ほどで出発点に戻る。

ミヤマムグラ

ミヤマキケマン

フタリシズカ

サワギキョウ

クリンユキフデ

 ロングコースになってしまったが、経験あるルートだったので、精神的な不安はなく、疲れは余り感じなかった。しかし帰りの車中より足の筋肉が硬直しはじめる。翌日は筋肉痛だったが、何故か2日後には治まっていた。これって未だ若いのか?それとも痛さを感じない・・に???

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