平成20年3月30日 獅子窟寺から旗振山345m 竜王山321m


周辺地図

 鈴鹿のフクジュソウを観に行く予定だったが、天気は下り坂で昼から雨の予報だ。強行しても曇り空では花は開いてくれないかも。今年は諦めるしかない。
久しぶりに9時まで寝る。もう少し布団の温もりを感じていたいが、これ以上寝ていると腰がおかしくなる。
 予定が狂ったときの定番は、地元の山になってしまう。獅子窟寺から交野山へ登る計画で出発するが、登ったのは初めての山である旗振山と竜王山になってしまった。


 以前の記憶とは違っており、旧家と分譲住宅が入り混じり獅子窟寺への道が分からず、道幅の狭い道路でウロウロする。簡単に説明するとJR・河内岩船駅か京阪・河内森駅からだと天田神社と交野市立第一保育所の間の車道を行く。『この先、通行止め』の看板を過ぎると、大きな貯水槽が見えてくる。
貯水槽横が参道入口だが。ここまで家が建っていた。2台ほどの駐車スペースがあったので、ここに駐車する。

10:30獅子窟寺参道入口〓10:50〜11:12獅子窟寺〓34くろんど園地『木立の路』〓12:14くろんど園地出口〓20分間食事〓12:46交野市野外活動センター〓12:55旗振山〓迷う〓13:20旗振山〓13:43竜王山〓14:07住吉神社〓14:35駐車場所に戻る


貯水タンク横に駐車する。

獅子窟寺参道

獅子窟寺

境内から大阪平野と神戸方面

天福岩に願をかける。

大岩の右より、くろんど園地へ。

 車兼用(関係者以外の乗り入れ禁止)の獅子窟寺参道、これが結構きつい坂だ。途中にある展望台に登ると神戸方面が開けていたが、今日は隣町の寝屋川市が見える程度。
大きな岩が点在する獅子窟寺に着く。寺の由来が記された立て札によると本尊は国宝・薬師如来坐像(拝観するには予約が要る)で由緒ある寺で現在の10倍も広い寺だったようだ。
境内の天福岩を抱きしめて「病気しないで、××ますように」と3回唱える。じぃ・ばぁらしい願いになってきた。社務所横の切り開かれた所から神戸方面を見渡した後、府民の森・くろんど園地へ向かう。


八丈岩から生駒山を望む。

ミツバツツジ

アセビ

ノジスミレ

タチツボスミレ

ショウジョウバカマ

ミズバショウ

八ツ橋
くろんど園地内地図

予定を変更して旗振山へ。
 境内の石段を上がり、岩塊の右より山に入る。道端のお地蔵様を見て、尾根道になると八丈岩がある。岩上に上がれば生駒方面が望まれた。
ピークで左の道を選ぶと、くろんど園地・こだちの路に出合い左へ。分岐のピーク319mを越し、湿地の八ツ橋に下りてくるとミズバショウとショウジョウバカマが咲いていた。
第2キャンプ場を過ぎる頃には、雨が本降りになり、傘を差して歩く。
園地の外に出て左折して下ると、熊野街道を示す石標を見つける。車道を0,5km程(途中で農機具用の小屋軒下を借りて食事する)でおおさか環状自然歩道は右の水田がある谷間に入り山道になる。
交野市野外活動センターを出て右へ。防火用の水道管沿いに歩き、交野山を目指すが、「雨やし、もう帰ってもええか」と思っているとT字路にマジックで書かれた小さな文字に『旗振山』とある。未踏の山なので登ることにする。
 左折して旗振山へ。ここも水道管沿いに登って行くと鉄塔下のピークに着く。ここが展望のない旗振山だった。
画像紛失
旗振山頂上

旗振山から西に下山したが・・。

竹藪に難儀し旗振山に戻る。

  旗振山から西に下る道があったので、交野山には登らずに帰ることにした。下山すると大岩があり、いいコースに思えたが、竹林になると倒竹と密集した竹で傘を差せない。下山を諦めて旗振山まで戻り、再び交野山を目指すことにしてT字路まで戻ると、交野山からの男性と出会う。
男性は、「竜王山から河内岩船駅に下る」と言う。竜王山も未踏の山なので、又も変更して同行させてもらうことに。

左にカーブする地点のコンクリート杭が目印。
「ここが竜王山入口?」

竜王山頂上。

かいがけ道出合と鳥居
住吉神社の右が、かいがけの道
住吉神社

 交野市野外活動センター手前まで戻り、右折してクサリゲートのある道に入る。7分ほど歩くと左にカーブする地点で、男性は濡れた背丈以上のササ藪に入って行く。「ここを!踏み跡もない?」一瞬絶句。足元にはコンクリートの杭に黄色のテープが巻いてあるのが、唯一の目印だ。
ササ藪は入口だけだった。5分ほど登ると大岩が現れる。大岩の上に祠がある鬱蒼とした竜王山頂上だった。
 下草が刈られた参道を下ると鳥居が見えてくる。ここからは、かいがけの道を下る。
かいがけの道は、古くから大和と北河内を結ぶ交通路のため、点在するお地蔵様・伏拝(遠く離れたところから神社を拝礼すること。)を見て、昔を偲びながら下る。
 住吉神社(数台駐車可)に下りてくると田園風景が広がる。旧家が建ち並ぶ狭い道より車道に出て、駐車した場所まで戻る。

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