平成20年3月16日 小平山(こびらやま) 717m 旗山 650m

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周辺地図

 先週に続き予報は晴れで山日和に思われるが、先週の静岡県富士宮の雨ヶ岳登山による疲れが残っている。今回は積雪がない軽い登山が出来そうな山を探す。丁度、図書館で借りている『三重県の山』で紹介されている鈴鹿山地の南端の山に決める。
 聞き覚えのある小平山・旗山だった。1月にネット仲間の尼崎のチーさんが油日岳経由で縦走しているのを思い出したが、私たちはショートカットして登ることする。

 国道307号線を走しり、甲賀市で県道4号線へ。三重県に入ると直ぐに左に余野公園が見える。ここでUターンして狭い道に入り4号線下を潜る。公園沿の林道を走ると東海道自然歩道と出合って奥余野公園に着く。枚方5時20分発  77q

10:05奥余野公園〓10:33ぞろぞろ(ゾロ)峠〓11:10小平山分岐〓25〜28小平山〓11:40〜12:20小平山分岐で食事〓12:31〜35旗山〓12:50熊鷹神社分岐〓13:13東海道自然歩道出合〓13:40奥余野公園。  枚方16:20着

余野公園からの油日岳から旗山までの稜線
登山口はトイレ横
奥余野公園の駐車場

ゾロ峠

中央左;小平山
ササの草原より
ササの草原と旗山。 霊山遠望

霞む琵琶湖方面

旗山  伊賀の里と燕b賀の里
見晴らしの良いササ原より
左奥;雨乞岳  中央;御在所岳  
三国岳から延びる小平山への稜線

 

 奥余野公園のトイレ横より坎霞(かんか)渓と云われる谷間の東海道自然歩道を歩くが渓谷には程遠く感じる。流れがなくなると直ぐにぞろぞろ峠だった。
直ぐに不動滝分岐を過ぎて、尾根を南へ登る。左前方に小平山が見えてくる箇所を通り過ぎると、粘土質の滑りやすい急坂になり、『滑る者はワラをも掴む?』って、感じで潅木帯を登ると、前方に右半分がササの草原状で展望の良さそうな急斜面が見えてくる。
一旦下り、樹林とササとの境を登ると滋賀県側の展望が広がる。振り返れば鈴鹿山地南半分の峰々を望むことができた。登りきった地点が小平山分岐だった。分岐から東(左)の尾根を15分ほど歩くと小平山頂上に着く。


狭くて展望のない小平山頂上
振り返ると小平山分岐のピーク
食事を終えて旗山へ。

 展望の効かない小平山頂上を後にして、展望の良かった小平山分岐まで戻ってからササ原で食事にする。


旗山頂上。

旗山より西斜面を下る。

280鉄塔

林内の広い道になると東海道自然歩道は出合はすぐだった。

奥余野公園に戻ってくる。

食事場所から見えていた旗山へ、背後には霊山が望まれる。緩やかな尾根を10分ほど歩くと、ここも展望のない旗山に着く(南の鉄塔に行くと霊山・錫杖ヶ岳が望まれるらしいが行かず)。
 下山は旗山頂上の西斜面を下る。始めは気持ちよい自然林だが、直ぐに植林に入ってしまう。280鉄塔を過ぎると熊鷹神社分岐があった。ガイド本には記載のなかった右の余野公園を選び植林内を下ると281鉄塔下に出て直進。
平坦な道になると道は広くなり、数分で東海道自然歩道と出合って右折。自然歩道を歩き奥余野公園に戻ってくる。  

更に A油日(あぶらひ) 693m 忍者岳 728m

 5時20分に枚方を出発して、10時に登山口から小平山へ出発とは疑問を感じた方もいたかと思う。
実は7時に奥余野公園に着いていたが、急遽「若い者には負けてられない」と思い、チーさんの踏み跡を辿り油日岳経由で登ること変更した(これが大間違いだった)。
油日岳は以前に滋賀県側から登り、那須ヶ原山まで歩いたことがあるので、大丈夫だと思った。

7:15奥余野公園〓7:32林道終点〓8:20油日岳〓8:50忍者岳〓道を間違い下山〓9:53林道終点〓10:00奥余野公園


氷点下まで下がっていた朝。

水流ノ滝はピンボケ。雲竜ノ滝

天竜ノ滝

伊賀方面
祠前からは飯道山が望まれた。
油日岳頂上の祠。

痩せ尾根

北;仙ヶ岳と野登山を遠望
画像喪失
忍者岳

ここでは間違いに気付かず。中央;霊山。

 奥余野公園から林道終点まで歩くと油日岳・鳥不越峠(とりこえず)の分岐。左の三馬渓(さんばけい)の滝を見ながら登る。
渓谷は終わり、沢が二股になっている地点に来る。右の斜面を登れば忍者岳だが、左の沢沿いに歩く。やがて谷を離れ、山斜面を登り高度を上げる。途中の小さなガレ場から霧の発生した伊賀・甲賀の盆地が見られ小休止。
支尾根の道になり、急に出てきた地点が油日岳だった。近くにある祠に移動すると南西方向が開け、飯道山が望まれた。
 油日神社分岐を過ぎ、痩せ尾根が時折ある主稜線を歩く。加茂岳を過ぎ、主稜線から少し右に外れた忍者岳に着く。ここで、間違いが起こった。
 鳥不越峠への尾根と思い下り始める。途中で間違いに気付き始めるが、登り返しても鳥不越峠への分岐点を知らないので一路、三馬谷へ下る。
降りてきた地点が先ほど通った沢が二股になっている地点だった。「あぁ!いい登山道を1つ覚えた」と負け惜しみ。
奥余野公園まで戻り、複雑な気持ちで小平山を目指す。

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