平成19年7月22日 六甲山最高峰931m)から高山植物園まで往復 

 天候に恵まれず、希望する山にも4週続けて登れない。今朝も小雨が降っていて遠出を諦める。
さて、近場の定番となると交野山かポンポン山だが、花も少なく展望も望めそうにない。
未だ行ったことはない六甲山の高山植物園だったら、花が観られそうだ。急いで準備をして9時40分に自宅を出る。出発が遅くなったので、六甲山を車で上がることにした。
 吹田ICから宝塚ICを利用して県道16号線を走り一軒茶屋より更に西へ約150mの所にあった空きスペースに駐車する(凌雲台の駐車場を利用する予定だったが駐車料金500円をケチる)。枚方から55km。

11:00一軒茶屋〓13六甲山最高峰〓12:10凌雲台〓12:25〜14:00高山植物園〓15:00駐車場所 歩いた距離:約6km


六甲山最高峰

ネジバナ

オカトラノオ

最高点直下の凌雲台分岐2.4km

アザミ

チダケサシ


アキノタムラソウ

何度も車道を横切る。

整備された縦走路

凌雲台

 下から登って来たハイカーに交じり、汗が出始めた頃に六甲山最高峰に着くが、下界と上空に雲があり展望はない。流石に十数分の登山では大きい顔はできずに、小さくなって途中にあった凌雲台分岐まで戻る。
何度も車道を横断しながら、アップダウンの縦走路を歩く。歩きに来たのに「車道を歩く方が、楽だったかな?」と軟弱なことを考えてしまう。
 神戸市街地が一望できる凌雲台だが、上下に雲があって全く展望がない。植物園への道を捜し、山道に入ると、直ぐに角に酒屋がある車道に出て、酒屋横を左にゴルフ場を見て下ると高山植物園(一人600円)があった。

【六甲高山植物園で観た花の一部】


レブンソウ

コマクサ

ニッコウキスゲ

ヤマユリ

メアカンキンバイ

シコタンハコベ

シモツケ
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イブキジャコウソウ

アポイギキョウ

ギンバイソウ

カライトソウ

イワイチョウ

チングルマ

オオヤマレンゲ

マツモトセンノウ

ヤマブキショウマ

クガイソウ

ヤマオダマキ

センジュガンピ

六甲高山植物園にて。
 「礼文島で見たかったのに、ここでレブンソウを見てショック!」と細君。「昨年、しっかり計画を立てて待望のコマクサを観る(乗鞍岳で)ことができたのに。こんなにたやすく観られるとは。」と我輩。
未だ見たことがない高山植物、そして苦労して登って見つけた四国・北アルプス・白山・伊吹山・大峰などの花が、ここにはあり、喜んでいいのか、複雑な観察だった。しかし、花が咲いていなくても、しっかりと葉形などを観察していた細君だった。

 展望はなかったが、しっかりと汗をかくことができ、珍しい花を観ることができてよかった。

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