平成19年7月8日 キンコウカを求めて赤坂山へ。

 午前中、所用があって、いい骨休めだと思っていたが、青空が覗いているではないか。
つかさんのブログ、赤坂山のキンコウカが満開だと知ると山中毒の身体が騒ぎ出す。
12時前に枚方を出発。湖西道路(国道161号線)の雄琴付近で自然渋滞にイライラしながらもを無事にマキノ町へ。八王子川沿いの黒河林道を走り黒河越へ。
しかし、林道が地道に変わる地点で、ロープのゲートがあって一般車通行止め。手前の広場に駐車して歩くことに。104km


周辺地図

13:30林道ゲート〓14:05黒河越登山口〓40〜45湿地〓14:55三国山分岐〓15:15〜45明王の禿〓17:05黒河越登山口〓17:45林道ゲート

  登り1時間45分 下り2時間


一般車通行止め

登山口

コアジサイとブナ林

 予定外の林道歩きが加わり焦る。美しく咲くヤマアジサイの撮影もせずに、2km以上も歩いて黒河越登山口に着く。
ブナ林の登山口から山道に入る。一旦、林道に出て百mほど先で、再び山道に入り高度を上げる。乗鞍岳方面の展望の良いアザラシ岩で小休止して、更に登る。
ここまでに13人の登山者とすれ違ったが、誰とも会わなくなる。


アザラシ岩より乗鞍岳方面

湿地のキンコウカ

明王の禿

明王の禿より赤坂山; 今回は赤坂山には登らず。

 緩やかな道になるとキンコウカが咲く湿地に着く。平成9年に初めてキンコウカを観たときよりも、多く群生するようになっていて、嬉しいことだ。
 湿地帯を過ぎると直ぐに三国山分岐だが、直進して赤坂山へ。コアジサイが咲く樹林内で小さな沢を渡り、緩やかな下ると、荒々しく風化した花崗岩の明王の禿が突然現れる。
 展望の良い明王の禿の上部へ登る。以前の明王の禿にはギボシが多く咲いていたのだが、数株しか見つけることができなかった。そして前方に赤坂山が望まれたが日本海からガスが流れてくる。霞みもあり、展望は望めそうにないので、赤坂山への登頂意欲が消える。その分の時間を下山時にゆっくりと花を捜すことにして往路を戻る。


 白谷温泉・八王子荘に入浴後(500円)に帰宅する。

【花】


キンコウカ

モウセンゴケ

コケオトギリ

オオバギボシ

コアジサイ

ヤマボウシ

ハナヒリノキ

ノイバラ

ナツツバキ

コメツツジ

チダケサシ

ヤマアジサイ

オオバキスミレ(終わりかけ)

イワガラミ

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