平成19年4月22日 鈴鹿のイワザクラを訪ねる。※希少種のため、場所を特定していません。

8時に登山口を出発する。途中から雨が降り出すと思い長靴を履いて、頂上には登らず、イワザクラの観賞目的だけにする。
谷にイワウチワが見えだすと、注意深く探しながら歩くが、同じような色のショウジョウバカマばかりが目立つ。
 リュック無しの男性(帰宅後わかったのだがネットで名前を知っていた愛知のmayonekoさんだった。)が登ってくる。目的は同じようだが、軽く会釈だけして、登って行かれたが、すこし先で「ここに咲いている」と待っていて教えてくれる。
頭上に一株咲いている。足場が悪いし、この先にも咲いていると思うのだが、細君「ここに足を掛ければ登れる」と。首に掛けているカメラの紐が短くて届かないので外して撮る。
撮影が終わり、足場に注意して下りるときに、カメラを落として渓流に水没、全く作動しなくなる。
細君、カメラより写真が没になった方がショックのようだ?
更に、予備のカメラが作動しない。私がパニックに。昔のブラウン管テレビではないのに数分後に液晶画面が映るようになり、安堵する。
 mayonekoさんが戻ってこられて、この先に「多く咲いているよ」と愛知弁で。
岩壁にイワザクラが数十株も咲いている。少なくなったと聞いていたが、これほど咲いているとは嬉しい。
予備のカメラで写すのは、カメラを忘れて以来1年半ぶり。撮影操作も忘れてしまっているが、「数撃てば当たる」で、興奮気味でシャッターを押し続ける。
更に上流の数箇所で撮影をするが、前回咲いていた岩場には咲いていなかった。
 空が暗くなったので、パンとコーヒーで急いで昼食にするが、また薄日が差してくる。雨は大丈夫だと思って頂上を目指すことにしたが、小さな雨粒が時々当たるようになったので、引き返し12時に駐車場所に戻ってくる。

アカヤシオ

ショウジョウバカマ

ボタンネコノメソウ

ルリソウ

ムラサキケマン

ナガバノスミレサイシン

バイカオウレン

イワウチワ

イワウチワ

【希少種のイワザクラ】





岩壁を見上げて撮影。

イワウチワとイワザクラ

余白を利用して。
何しているか分かりますか?
レンズキャップが破損したので、105円ショップで買った懐中電灯の蓋を代用しています。
黒の線でピントを合わせてから、除けると花が現れます。
お陰で小さい花のピンボケ画像が少しは減りました。
懐中電灯の本体は電池の放電に使用しています。

良い方法があれば教えて下さい。


 帰路、車の暖房とクーラーを利用して、カメラを乾かす。自宅ではドライヤーの冷風で乾かすと何とか復活した。そのうえ諦めていた画像も残っていた。



アカヤシオ・タムシバが咲く。
  鈴鹿スカイラインより。

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