平成19年3月11日 リトル比良・岳山(たけやま) 565m

 予報では朝方まで雨だが天気は回復するらしい。和歌山方面・大阪近郊の低山だったら降水確率が低いのだが登りたい山が見当たらない。
結局、一か八かで北部のリトル比良に登ることにして、自転車を積んで出発する。6:00枚方
 7時15分、JR近江高島駅(無料駐車場有り)に着くが雨と風が吹く。予定では細君を降ろしてから北小松駅まで車を移動させ、自転車で戻ってくる(サイクリングロード約7.5q)計画だった。変更して北小松駅(無料駐車場有り)まで戻り電車で高島駅へ。


 周辺地図

近江高島駅前のガリバー像
7:58JR高島駅〓8:23大炊(おおい)神社〓9:45岳山〓11:10高島駅

大炊神社

参道を歩く。 石仏と神楽石

賽の河原

白坂

弁慶の切石


岳山の石窟

 岳山に着く頃には回復するだろうと、底冷えする駅構内でスパッツと傘をだして出発する。横なぐりの雨に濡れるので、途中で雨具のパンツを着る。
要所にある表示に従ってバス停『音羽』に着き、左折すると正面に大炊神社が見える。
神社左の林道を歩く。暫くは川沿いの右岸の道だが、丁石、石仏などがあるので参道を歩いているのを実感する。
石灯篭がある岩場にでると、背後に琵琶湖が見えて日本庭園風だ。しかし展望もここまでで。雪が舞うガスの中に。
花崗岩の風化した白坂を右に見て、弁慶の切石がある石段を上ると岳観音堂に着く。今は石垣と崩れ落ちたお堂と瓦が昔の面影を残すだけだった。
参道はここまでのようだ。傘を止めて、雨具の上着を着て急な岩場の山道を登ると緩やかになり岳山頂上に着く。
頂上には岩窟があり観音がある。

 天気の回復は望めそうもなく雪は更に降り続きそうだ。今日は冬装備をしないで登ってしまった。防水の手袋も車に忘れてきて、軍手も濡れてしまっている。ここまでは私好みのコースで楽しませてくれたが、寒さ対策に不安があるので、縦走は次回の楽しみにして、引き返すことにする。
 高島駅で一時間に一本の各駅停車(11:39)の列車を待つ間も雪が舞っていて、何となく喜ぶ?もし青空が広がっていたら・・・、悔し泣きかも。


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