平成18年12月10日 A鳥見(とみ) 735m A貝ヶ平山 822m

周辺地図


初瀬ダムより、まほろば湖と鳥見山望む。 下山時撮影

 

 前日の午後11時になっても行き先が決まらなくてイライラする。近畿中部は昼頃から回復するらしいが、雲が多そうだ。結局、山頂からの展望はないが中腹の鳥見山公園からの展望に期待して、先週登った伊那佐山近くの鳥見山にする。
 7時過ぎに鳥見山公園駐車場に着くが濃いガスで登る気がしない。時間を遅らせるために、スタート地点を初瀬ダムのまほろば湖にする。
湖畔駐車場からは東海道自然歩道を歩き、湖畔の南を半周して口之倉集落へ歩くのだが、雨が降りだした。暫く車内で待機後、湖畔歩きを省略して口之倉に移動する。

8:30口之倉バス停〓9:00高束城址〓9:40〜10:00鳥見山公園〓10:18鳥見山〓10:45〜50貝ヶ平山〓11:40〜12:45鳥見山公園(食事)〓13:35口之倉バス停


【貝ヶ平山へ】


スタート地点の口之倉バス停と駐車場所

    石畳

Y字路  右;榛原へ。
車でのUターンは無理。

鳥見山公園。

 鳥見山公園の紅葉

勾玉池。  ツツジとモミジで知られる鳥見山公園。

東海道自然歩道歩道と分かれ鳥見山・貝ヶ平山へ。

 口之倉トンネル手前にある口之倉バス停近くに空きスペースがあったので駐車する。口之倉集落を過ぎると所々に石畳がある山道に入る。雨は止んだが風で杉木立がゆれると雫が落ちてくる。
登り切ると送電線がある高束城址のピークに着く。西側が開けているが濃いガスで何も見えない。
城址で左折すると緩やかに下り、萱森と云われる山上集落に入る。ここからは車道を歩きY字になった道で左の道を上がると山道に入り、鳥見山公園敷地内に入る。
 鳥見山公園を散策後、トイレ横の階段を上がると、右に展望所があったが相変わらずガスがかかっている。ここで東海道自然歩道と分かれ、北へ伸びる稜線を登り鳥見山へ。
 ササが茂る細い山道になる。伐採された西側は未だ幼木なのでガスがなければ展望を楽しみながら登れるのだが。細君とは会話もなく、お互いにブツブツ云いながら雫が落ちるガスの中を登る。その上に登山靴を積み忘れてしまいスニーカーでの山歩きで、靴下まで濡れてしまって、2人とも機嫌が悪い。
鳥見山雌岳から下り、登り返すと展望のない鳥見山山頂に着くが直ぐに直進。

鳥見山頂上

標示がなければ通り過ぎてしまいそうな頂上。

貝ヶ平山の中腹にあった二枚貝の化石。

貝ヶ平山へ。山頂から30mほど下り、右折して下っていくと稜線から外れ、更に右折すると再び稜線道になる。数カ所で少し岩が露出したところがある。前回、貝の化石を発見したので捜しながら登るが見つからず。
ロープの張ってある急坂を登ると香酔山分岐に着く。香酔山にも登る予定だったが中止にする。
分岐を直進すると直ぐに貝ヶ平山山頂に着く。ここも展望が効かない。食事は鳥見山公園の展望所ですることにして引き返す。


一瞬見えた鳥見山雌岳と雄岳

二等三角点の貝ヶ平山。

【鳥見山公園から登山口】


先週登った伊那佐山。 天気が良ければ台高・大峰の山々が。



展望台から三郎ヶ岳方面。

井足岳と伊那佐山。

高束城址より大和三山と金剛葛城山。

口之倉集落より初瀬ダム。

 鳥見山公園の展望所からは南から西方面が開けており、下界の風景は見られるようになっていたが、標高600m以上の山には雲がかかっている。鍋焼きうどんを食べながら、雲の切れ間を狙って撮影するが音羽山・金剛山は隠れたままだった。展望台に寄ってみると三郎ヶ岳が望まれたが山頂には雲がかかっていた。更に下り高束城址からは金剛・葛城山が望まれるまで回復していた。
 下山後、青空が見え出し、初瀬ダムからは鳥見山がくっきりと見えていた。

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