平成18年12月3日 伊那(いな)() 637m 井足(いたに) 550m



周辺地図

 
伊那佐文化センターからの伊那佐山。

 北部は雨か雪、雪山には早いし、山の紅葉も終わっている。今の時期は登りたい山もない。まだ登っていない山で楽に登れそうな山は? そして決めたのが伊那佐山だった。
 榛原から芳野川沿いの道路を南へ走り、伊那佐文化センターに着く。日曜日のためか閉っていたので、センター横の路肩の広い所に駐車する。

鳥見山からの井足岳と伊那佐山
7:45伊那佐文化センター〓8:02山道に〓8:40〜43猿岩〓8:50〜9:00伊那佐山〓10:10〜11:00井足岳〓11:28船尾集落〓12:50伊那佐文化センター

【伊那佐山へ】


頂上まで1300m。

集落の外れより。  音羽三山(竜門岳・熊ヶ岳・音羽山)

鳥居と石標

丁石


猿岩にて。吉野方面を望む。

 沢城跡(キリシタン大名・高山右近が幼少時生活)経由で伊那佐山に登る予定。伊那佐文化センターから車道を南へ歩き、竹橋を渡ると『左・伊那佐山』の道標。ここは直進なのだが、間違って左折して参道を歩いてしまう。集落を迷うことなく歩き山道に入る。コースの間違いに気付いたのは猿岩分岐に着いたときだった。分岐で右折して2分ほど下ると猿岩と云われる岩棚があり吉野方面の展望が見られた。

【伊那佐山頂上】

 分岐まで戻り、右の道を登ると都賀那岐神社がある閑静な伊那佐山頂上に着く。展望は樹間から葛城山・ニ上山方面が望まれる程度だった。
昼食には早いし、風があり寒い。沢城跡経由で下山も考えたが、物足りない歩きになるので計画通りに井足岳へ。


山頂の都賀那岐神社社殿と休憩所。

【井足岳へ】


峠にあった標示。桧牧は何処?

無視することに。駄目なら引き返す。

倒木が多くて歩き辛い。
こんな道になると、何時でも戻れるように遅れて歩く細君。

室生の山。三郎岳かと思ったが違った(更に右方行)。
 下山、社殿の裏にある三等三角点より北の稜線へ下ると林道のある鞍部(峠)にでる。林道を横切り雑木林の稜線を北へ向かうと倒木に難儀する。やがて杉林になり、細い林道を横切り北へ。
大きな岩があり、室生方面(北東)の山が見えるところで小休止する。

林道に出てくると道は分かれていた。中央の踏み跡を行くと稜線がない。引き返し左へ。

  四差路になっている仕事道。
  写真の右から下りて来る。

井足岳の麓より望まれた井那佐山。

 林道が分岐する地点に出てくる。稜線を捜すと、左の林道を数十m行くとあり、再び細い山道に入る(杉林内では目印のテープが無く、コンパスと踏み跡を頼りに稜線を外さないように歩く。)。
四差路になった仕事道に下りてくる。感覚では左かな?と思ったが、コンパスでは右の道が北だった。
北へ。少し先で仕事道と分かれ、雑木林になると樹間から伊那佐山が望まれた。もっと歩いたつもりだったが以外に近く感じる。
赤松の急坂を登るとテープが多く付けられている個所で、左に折れると緩やかな道になり井足岳に着く。

【井足岳】


落ち着いた雰囲気の井足岳山頂。
 展望の効かない井足岳だった。落ち葉を敷き詰めたような山頂で、食前に洋酒のお湯割、そして鍋焼きうどんを食べる。

【井足岳より下山】


井足岳から急坂を下る。

左に大岩を見て沢道を下る。

朽ちた木橋。

下山、北へ下ると直ぐに植林の急坂になる。仕事道に突き当たり左折して、山腹の道を歩くと雑木林の道になり、再び植林内に入ると沢道になる。左に大岩を見て下ると船尾集落に出てくる。
国道369号に出て宇陀川沿いに歩き墨坂神社を参拝後、支流の芳野川沿いに、長閑な田園風景とモズ・コサギ・クロサギ・セグロセキレイ・カワセミなどの野鳥を観察しながらスタート地点の伊那佐文化センターに戻ってくる。


鳥見山・貝ヶ平山   額井岳

墨坂神社本殿

車道を避けて芳野川沿いに歩き戻る。
 立ち止まり野鳥を観察しようとすると飛び去っていく。

やっと伊那佐文化センターに戻ってくる。

船尾の国道沿いにある『弘法大師の岩清水』(40リットル百円)を持参したポリタンクに入れてから帰宅する。
 14:50枚方着。

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