平成18年9月10日 B岩湧山 897m 南葛城山 922m
4時に目が覚め夜空を見ると名月。地元の交野山で汗を流すつもりいたが、午前中は大丈夫だろうと三度目の正直を狙って岩湧山からの展望を見に行く。 |
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4:35枚方〓6:15登山口(標高500m)〓7:05〜13東峰〓7:24〜40岩湧山〓8:12五ツ辻〓33天見峠・南葛城山分岐〓9:42一本杉〓9:47〜10:12南葛城山〓11:30〜36五ツ辻〓11:44いわわきの道分岐〓12:05ぎょうじゃの道分岐(展望台)〓12:40岩湧寺 |
【岩湧寺〜岩湧山】
駐車場 炎笳N寺 |
登山口 |
東峰まで急坂の連続 |
東峰にて。休憩していた細君。 |
カヤトの草原を登る。 |
ハギとカヤト |
三角点 |
金剛生駒国定公園です。 皆さんが楽しめるようにしましょう。 |
左に岩湧寺を見て車道を上ると直ぐに登山口だが、岩湧寺境内に咲くシュウカイドウが満開だったので寄り道する。
登山口で『いわわきの道』(一般向き)と『兼松新道(きゅうさかの道)』(健脚向き)とに分かれるが、一般向きは通行止め(路肩が崩れているらしいが通行可能。)になっていたので、右の健脚向きを登る。
このコースは三回目だが、登りは初めて。連続の急坂で、心臓はパクパク状態である。細君は時々、立ち止まり私が追い着きそうになると登る。私はスローペースで休まずに登るが段々と差が開いて行く。杉林から雑木林、そして杉林と変わり、高度を上げるが楽しみの少ないコースのためか余計に辛く感じる。
細君がベンチに座り休憩している東峰にやっと着く。湿気のある南風25℃)だが杉林を吹きぬける風が気持ち良いので、ブドウを食べながら休憩する。
少し下り、登り返すとカヤトの草原になり、岩湧山頂上(三角点)に立つ。更に展望の良い西へ行く。しかし案内板にはブルーシートを掛け、方位板には十個ほどのリュックがあり見苦しいうえ、持ち主は何処かに行ってしまっている。楽しさが半減する。
だが、三回目でやっと見る展望は素晴らしく、カヤトがなびく草原からは金剛・大和葛城山が目前に。眼下には大阪湾と大阪平野が広がり、そして平野を取囲む山々が望まれた。
西方面;和泉山脈 中央右;三国山 |
【南葛城山へ】
紀見峠・南葛城山分岐にて。 |
長い林道歩き。 |
山頂かな? |
一本杉にて。 |
手入れされた杉林。 |
落ち着ける南葛城山頂上。 |
天気はいい、時間も早いので和泉山脈最高峰の南葛城山に登ることにする。東峰まで戻り、杉林のなだらかな稜線を東へ。
下山道の『いわわきの道』分岐から8分ほどで五ツ辻に着く。更に下ると林道に出て金明水の水場を過ぎると南葛城山分岐に着く。右折すると直ぐに林道歩きになる。40分ほど歩くと林道は二股になり、右の上りへ。そして10分程歩き、林道と分かれ山道に入るとU字道の山道を歩く。やっと林道が終わったと思ったら、直ぐに稜線の北側の林道に出合う(標示なし帰り注意)。20mほど上がり、後は下っていく。5分ほど下ると右に山道があるが標示がなく、約40cmの枯れ枝を立てて黄色いテープが巻いてあるだけ。次回はどうなっていることか。
不安を感じたが山道に入るとしっかりした道になる。2回も頂上を騙されて、ササが茂る杉林内を歩くと鞍部の一本杉に着く。閑静な雰囲気がする場所で不動明王と善女竜王の石があった。
ササを掻き分けて西へ登ると南葛城山頂上だった。
鈍峰の南葛城山は杉木立ちとササ原に囲まれた山頂で、今までに経験したことがない神秘的な雰囲気の山頂だった。
ゆっくりしたいところだが、上空の雲が多くなってきた。食事中に小雨が降り出し、急いで食事するが、数分で止み青空が見えて安堵する。
【花】
ヤマジノホトトギス |
アキチョウジ |
ツリフネソウ |
キンミズヒキ |
ミズヒキ |
オトコエシ |
アキノタムラソウ |
ホタルブクロ |
シラヤマギク |
オトギリソウ |
イヌタデ |
ヤマアジサイ |
ヌスビトハギ |
ツルリンドウ |
ヤブラン |
【下山】
金明水 |
iいわわきの道出合。 |
いわわきの道にあった展望台。 |
展望台の水場。ここよりぎょうじゃの道をくだる。 |
往路を戻る。意外と楽に林道を歩いて、金明水でコップ2杯の水を飲み、五ツ辻でフルーツゼリーを食べる。 |
ぎょうじゃの道を下る。 |
ぎょうじゃの滝 |
谷間の杉木立に咲くシュウカイドウ。 |
岩湧寺。 |
シュウカイドウ |
シュウカイドウ |
天候に恵まれて良かった。国道170号線を走り帰るが、4回も強雨の中を走る。途中○○軒のラーメンを食べて、16時に帰宅する。夏場は、山に登ると、何故か体重が増えてしまう。