平成17年1月8日 芦屋川〜有馬温泉 東お多福山697m 六甲山931m

 記録的な寒波が続いている。京阪神の山に頼り大雪を避けるしかない。
以前から登りたいと思っていた六甲山にする。都心の山なので車をやめ電車を利用することに。
六甲山は40年ほど前に登った経験があるが、喘ぎながら登った苦い経験(こむら返りを両足で6〜7回起こす)と高校時代の3年間は寒中登山で嫌々歩かされてトラウマになっている山だった。

行き;6:00京阪御殿山駅〜淀屋橋〜梅田〜7:30阪急芦屋川駅

帰り;有馬温泉(阪急バス)〜阪急宝塚駅〜梅田駅


京阪淀屋橋駅から阪急梅田駅へ移動途中
朝焼けの中ノ島

7:37芦屋川駅〓8:08高座ノ滝〓8:50〜55風吹岩〓9:37雨ヶ峠〓10:00東お多福山〓10:15鞍部〓11:00〜05一軒茶屋〓11:15〜12:00六甲山〓13:15有馬温泉車道出合

 登り;8,5km 下り4km


 芦屋川駅前の芦屋川沿から道標に従い住宅内を歩き、支谷沿いの車道になると民家はなくなり滝ノ茶屋と大谷茶屋がある高座ノ滝に着く。
ここで薄着になり山に入る。尾根に取り付くとロックガーデンの始まり。高度を上げると背後に大阪湾が広がり遠くは金剛山が望まれた。
 深江からの魚屋(ととや)道と合流する風吹岩で展望を楽しんだ後、樹林内を下る。荒地岩分岐、他にも標示がない分岐を通り過ぎる。ゴルフ場ではイノシシ避けのトタン柵沿いを歩いて、登りきると雨ヶ峠に着く。
 雨ヶ峠で直進すると七曲りだが右折して東お多福山から七曲りへ向かうことにする。右へ行くと明るく開けた草原の緩やかな尾根道になり展望が広がる。南に神戸の町並・瀬戸内海・大阪湾・金剛山から生駒山、そして北には六甲山縦走道が延びている。
登り切ると東お多福山で何の苦労もなく着いてしまう。
 東お多福山から標示に従い蛇谷北峰(北)へ下ると道は凍結している。アイゼンを装着するといいのだが必要な箇所は数分なので用心して下るが二人で3回も尻餅。
 林道のある鞍部に出る。ここが土樋割峠だと思ったが帰宅後地図を見ると違うようだ。左折して林道を下り、七曲り分岐で沢を渡り七曲りの尾根を登る。やがて凍結した道になり霧氷が見え出す一軒茶屋に着く。
 一軒茶屋の車道向かいが駐車場で、六甲山最高峰への道と有馬へ下る魚屋道があった。アイゼンを装着して山頂へ。


コースは正確ではありません

六甲山頂上へ


道標

滝ノ茶屋

高座ノ滝

ロックガーデンより

ロックガーデンより大阪湾望む

ロックガーデンより
風吹岩にて


あづま屋のある雨ヶ峠

東お多福山への稜線を歩く、
六甲山山頂望む

東お多福山へ

生駒山方面

東お多福山頂上

東お多福山より下山。凍結した雪道

中央;六甲山頂上と七曲りの尾根

一軒茶屋の霧氷

六甲山最高峰にて

広い台地になっている六甲山最高峰に立つ。移動しながら展望を楽しんだ後、食事する。
 


六甲山最高峰

三角点のプレート
六甲山山頂にて

北東方面

金剛山方面

有馬温泉へ下山

下山。計画では西お多福山から岡本駅へ下山する予定だったが、六甲越をして魚屋道を歩き有馬温泉へ下ることにする。
一軒茶屋の駐車場まで戻り車道横の道を下る。しっかりした魚屋道は迷うところもなく裏六甲らしく雑木林の道が続く。射場山を左から巻いて下っても凍結した箇所があり歩き難かった。ここではアイゼンを早く外してしまい尻餅を搗いてしまう。
関電の有明山荘前の道路に出合う。車道を下ると『かんぽの宿』があったのでゆっくり入浴する。
温まった身体で有馬温泉街を歩いて有馬温泉バス停へ。
阪急宝塚駅行きが渋滞していて遅れているらしい。雪が舞う場所で30分以上待たされてスッカリ湯冷めしてしまう。しかしバス内から見える道路は渋滞している箇所はなかった????

 都会の山なのに自然が残っており展望・霧氷まで観られて冬の1日を充分に楽しませてくれた。


有馬温泉へ

魚屋道からの六甲山最高峰

車道出合

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