平成17年12月18日 北摂・高代寺山 489m


 日本列島は記録的な大寒波が襲来している。今日は近畿中部にも影響がありそうなので山行を中止していたが、目覚めると枚方の上空には青空が広がっている。急いで山支度をして、雪の影響が少なそうな北摂の高代寺山へ。
 出発が遅かったので茨木市から渋滞を避け山越えして向かう。夜に降った雪はあるが凍結もなく順調に走り能勢電鉄の妙見口駅に着く。
車は妙見山コースの初谷川沿いの林道に駐車する。


地図

11:15妙見口駅〓12:04〜15高代寺〓12:32高代寺山〓12:55〜13:15NTTドコモ中継局〓13:35高代寺〓ルート探しと展望ポイント探しで40分ほどロス〓14:28吉川越(国境尾根)〓14:40〜47吉川城址〓15::05八幡神社〓15:28妙見口駅

【妙見口駅〜高代寺山】


妙見口駅

能勢の妙見山

棚田

六地蔵

石仏

高代寺・本堂と五輪塔への道

高代寺山頂上
 妙見口駅まで戻り、北へ数十m歩くと『吉川城・高代寺コース』の標示。往復する予定でいたので、周遊コースがあり喜ぶ。
参道は民家を過ぎると谷間の棚田になり、道端の石仏・六地蔵が迎えてくれる。竹林を過ぎると右・高代寺、左・高代寺山頂への車道に出る。ここで竹林にカメラを置き忘れてきたのに気付き戻る。これ以降は行ったり来たりの山行になってしまう。
 直ぐに高代寺に着き閑静な本堂に参拝すると、ここから吉川城への道があった。山頂に登ってから高代寺に来ればよかったと思う。
車道を歩き山頂へ。霊園の裏から林道を歩き林道終点付近より細い道に入る。
ガイド本(大阪府の山)では、この辺りから妙見山〜六甲山まで180度の展望が見られると記されていたのでウロウロするが松が成長して何とか五月山が望まれる程度だった。
 NTT無線中継所だけがある高代寺山頂上に着くが早々下山。
「展望が見られるかも?」と思い車道に出て山頂の西側にあるNTTドコモ中継局へ。しかし樹木越に尼崎方面の海から六甲山方面を何とか望むことができる程度だった。ここで食事する。

五月山方面

尼崎方面の海

六甲山

【高代寺山〜妙見口駅】


五輪塔

剣尾山

大和田山・半国山方面

大岩ヶ岳

羽束山   苑蜻D山

吉川城址より高代寺山方面

八幡神社に下りて来る

 高代寺まで戻り本堂右より山に入る。五輪塔を左に見ると直ぐに数体の地蔵がある分岐だが、表示が無いので直進する。
吉川越(兵庫・大阪の国境尾根)をして下ると一庫ダム・妙見山(黒川)分岐のあるゴルフ場に出てくる。ゴルフ場近くからは大岩ヶ岳・羽束山・大船山が望まれた。
「展望が見られるかも?」と思い一庫ダム方向へ5分ほど歩くとダム湖の一部、高岳・剣尾山・半国山が樹木越に望まれた。
北摂の山を見ることができ気分よく分岐まで戻り妙見山方向へ下るが、『吉川城』の標示が無くなっている。何処かでコースから外れたようだが、地図を見ても吉川城の記載がない。下ってきた道を登ったり下ったりしてコースを探すが分からないので高代寺まで戻ることにする。
五輪塔近くまで戻ると今日初めての男性と出合う。スニーカーを履く散歩スタイルの年配者と一緒に下ることにする。
 吉川城への分岐は吉川越だった。よくみるとテープが付いていたが落ち葉と雪で踏み跡が分かり難い尾根道だった。
下ると道標が復活する。忠実に尾根を下り鞍部(西の曲輪跡)から登り返すと吉川城址があった。北に妙見山のケーブル、南に高代寺山が樹木越しに望まれた。ここで男性と別れる。
更に下ると八幡神社に下りてくる。左折して国道477号へ下ると妙見山からのハイカーと出合い、またまた引き返して山裾の狭い生活道から妙見口駅へ戻る。

 山頂からの展望は駄目だったが、木に登ったり、小高い所に登ったりして展望を楽しんだ。雪で諦めていた山歩きができて、今日は本当に良かった。

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