平成17年12月4日 B大文字山(蹴上より) 466m      A山科から大文字山

 今日は寒冷前線が通過する昼頃に一時雨が降り冬将軍が到来するらしい。行き先に迷ったが雨が降る前に下山しようと近場の大文字山に決めるが。

7:41京阪三条駅〓8:10蹴上〓8:21南禅寺〓8:50七福思案処(峠)〓9:45大文字山〓10:04〜40台文字火床〓11:05〜15法然院〓12:00出町柳駅

蹴上のインクライン

インクラインより大文字

南禅寺

水路閣

七福思案処の道標

傘を差しながらでも歩けるトレイル

 予報が外れて電車の窓ガラスが既に濡れ始めている。車内でスパッツ・リュックカバー、傘を準備して京阪三条駅から東に歩き蹴上へ。
蹴上交差点歩道の横にインクライン(傾斜鉄道;琵琶湖疎水を行き交う船を台車に乗せて上下させた。)のトンネルがあり、ここより『京都一周トレイル東山コース』を利用して大文字山へ。今回は入口が分かれば大丈夫だと思い地図のコピーをしてこなかった。
だが、トンネルを抜けたところで右折して日向大神宮方向に行くのだが、前方の大文字山を見ながら直進してしまい南禅寺境内に入ってしまう。序だから紅葉狩りと琵琶湖疎水の水路閣を見学する。

 水路閣の上部で疎水はトンネルへ、私達は逆の谷道を歩くと『左・奥の院、右・滝』と刻まれた石標があり、滝方向へ。
「これが滝かな?」と思うほど少ない水量の滝を左に見て、橋を渡り右折して山へ入る。小さな谷沿いに登るとトレイル(東山38)と出合い七福思案処(峠)に着く。峠は6方向に分かれているが直ぐ近くにある東山39方向へ進む。
 山科盆地が見える所を過ぎた辺りから雨がみぞれに変ってくる。トレイルの標示に忠実に従い登るとトレイルは東山45で鹿ヶ谷へ下るが直進すると5分ほどで大文字山頂上に着く。


東山45付近。 トレイルと分かれる

三等三角点の大文字山

 雪が舞う大文字山頂上は薄っすらと白くなり始めた。京都市街地の展望が良さそうだが、今日は望むことがきず寒いので早々下山する。


落ち葉を踏みながら

大文字火床の要にて

大の字の『ノ』方向へ下山する

 途中、滑り易い箇所もあるが落ち葉を踏みながら下るのも面白く感じる。
前方が開けると大文字火床で『大の字』の頭の部分に着く。残念ながら京都市街地を囲む山々を望むことができなかったが京の町並みを少しは見ることができた。
『大の字』の要にある建物内で食事をする。今日は雨の予報だったのでカップヌードルにポットの湯を入れて、直ぐに食べられる食事。

 『大の字』の『ノ』方向へ下る。松くい虫の被害にあったらしいが、自然林の残る道を気持ちよく下ると法然院に下りて来る。
法然院境内を散策後、哲学の道から銀閣寺前を通り出町柳へ歩く。



気持ちの良い下山道だった。

法然院境内

法然院境内

哲学の道にて

哲学の道にて

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