平成17年11月27日 松尾山 276m 嵐山 382m







8:54嵐山・渡月橋〓9:40西芳寺(苔寺)〓50松尾山登り口〓10:36松尾山分岐〓43松尾山頂上〓11:17〜12::05嵐山〓12:22〜42烏ヶ岳(20分ロス)〓13:26林道終点〓13:50〜14:00保津川(トロッコ電車)出合〓14:15JR保津峡駅

 秋の行楽シーズン、渋滞を避けて電車で行くことにする。
今回は天竜寺庭園の借景となっている古都保存地域である嵐山から保津峡へ縦走する計画を立てる。
 7時過ぎに最寄の牧野駅からで電車に乗るが、10分もすると気分が悪くなり脂汗が出てくる。○○電車、やたらカーブが多くて加速と減速を繰り返すので、普通電車に乗ると気分が悪くなる。細君、車には酔うが電車は大丈夫のようだ。そして四条大橋から四条大宮まで歩き京福電鉄で嵐山へ。

【松尾山へ】


渡月橋と嵐山

舟瀬

松尾大社

松尾山入口の竹林

雑木林の紅葉

松尾山頂上

松尾山頂上より京都市街地
 賑やかな嵐山・渡月橋を渡り山裾沿いに南へ。法輪寺横手に松尾山から苔寺への『京都一周トレイル・西山26』の標示があるが、今日は西芳寺(苔寺)経由で登るので直進する。
松尾大社、鈴虫寺を通り過ぎ、開門を待つ苔寺(予約が必要)を見て、川沿いに西山らしい竹林を見ながら松尾谷林道に入るとゲートがある。
ゲートの右が松尾山登り口(京都一周トレイル・西山51)で竹林内のキツイ登り、やがて雑木林になると稜線に出、黄葉を楽しみながら歩く。
法輪寺からのトレイルと出合う松尾山分岐(京都一周トレイル・西山32)に着く。直進すれば嵐山だが、左折して松尾山へ。
 松尾山頂上に着く。展望は東方面が切り開かれていて京都市街地を見ることができたが今日は霞みがひどい。


【嵐山へ】


黄葉した縦走道

大岩

嵐山分岐

眼下に渡月橋

嵐山
 松尾山から直進すると縦走道と合流して嵐山を目指す。大岩を過ぎた辺りから嵐山への分岐に注意しながら歩くとコンクリートの杭が数個、ここより右へ。
小高いところから眼下に渡月橋と京都市街地を望み10分ほどで嵐山頂上に着く。

嵐山にて
 展望の効かない嵐山頂上(城跡)、風があり休むと寒く感じる。山に入ってから5人と会っただけで山頂には誰もいない。少し下った所にあった広場で七味唐辛子を多く入れた煮込みうどんを食べると汗が出てくる。

【烏ヶ岳へ】


中央に小塩山

烏ヶ岳

 嵐山より直進して下山すると直ぐに道は分かれ、左へ下ると再び縦走道と合流。振り返ると紅葉した嵐山が見えるが樹木が邪魔して撮影が難しい。
 緩やかな縦走道を歩いて烏ヶ岳分岐で左へ。100mほど登ると烏ヶ岳頂上に着くが、ここも展望が効かない。直進すれば縦走道に合流するだろうと下るが、縦走道とは合流しないで松尾谷林道へ下っているようだ(昭文社97年版の地図参照して)。踏み跡も怪しくなったので引き返して分岐まで戻る(20分ロス)。

【保津峡へ】


林道終点出合

林道より愛宕山望む

つづら坂を下り保津峡へ

トロッコ軌道に下りて来る。
 ほづきょう駅

 しっかりした縦走道を歩くと今回の一番高い山である山上ヶ峰(483m)への登りなる。山頂を通らずに右から巻いて下ると杉林になり林道終点に出てくる。
林道終点からは愛宕山が目前に見ることできた。北へ杉林内の急坂を下ると、再び雑木林になり保津川沿いに走るトロッコ電車の軌道に出てくる。川沿いに歩き、舟下りを楽しむ観光客に手を振りながら、左に見えている『トロッコ保津峡駅』へ。吊り橋を渡りJR保津峡駅まで歩き乗車。京都駅で下車、塩小路でラーメンを食べてから京阪七条駅まで歩く。



 古都保存地域のためか、関西では珍しく植林の少ない山だった。そして予想以上に静かな山歩きができて喜んでいる。


JR保津峡駅

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