平成17年10月9日 丹後富士の高竜寺ヶ岳と天女伝説がある磯砂山
二山とも登行時間が少な過ぎて敬遠していたが、二山登れば適度の運動量になりそうなので展望に期待して登ることにする。
但東町からの高竜寺ヶ岳 |
高竜寺ヶ岳からの磯砂山 |
国道9号線〓国道426号から国道482号へ。たんたんトンネルを抜けて直ぐ左が登山口の林道入口(数台駐車可)だった。枚方から144km。 ガイドブックを忘れてきた。林道入口には久美浜町の絵地図があったが登山口とは確証がもてないので、車で林道を走り確認に行く。林道終点には道標はなかったが登山用の杖が数10本あったので、ここが高竜寺ヶ岳登山口だと確信して、たんたんトンネルまで引き返す。 |
国道312号線を走り大路口バス停で左折。乙女神社からキャンプ場を過ぎると『磯砂林道』の標示があったので左折してしまう。高度を上げると谷越しに磯砂山が見えミソン谷林道に変わり下っている。 |
7:25たんたんトンネル駐車〓32林道終点〓44休み石〓50尉ヶ畑峠8:23〜9:03高竜寺ヶ岳〓9:40たんたんトンネル |
10:37羽衣茶屋〓45峠の女池分岐〓49女池〓11:14〜12:21磯砂山〓12:50羽衣茶屋 |
【高竜寺ヶ岳 697m】
たんたんトンネルと林道 |
林道終点 |
休み石 |
黄葉しかけたブナ林 |
つづら坂のブナ林 |
1時間ほどで山頂に着く。 |
久美浜の小天橋 |
林道は昨年の京都府北部を襲った台風豪雨による痛手と思える傷跡が残りガードレールは飴のように曲がり、根こそぎ流された杉が林道脇に積まれていた。
林道終点より丸太橋を渡ると山道になるが道は広くて歩き易い。急坂で一息入れたいと思うころに休み石に着くが、石は昨日の雨で濡れていたので立ったまま一息いれる。
尉ヶ畑峠で登りから開放されて、軽自動車なら通れそうな道を緩やかに下り、右に大きく曲がると高竜寺ヶ岳が見える。
2ツあった分岐では、いずれも右を選ぶとブナ林になる。美しいブナ林のつづら坂を15分ほど登ると高竜寺ヶ岳山頂に着く。
高竜寺ヶ岳頂上からは西側を除き展望がよい。しかし北にある久美浜の小天橋を東にある天橋立と思い込んでしまい、山頂にある山名方位のポールも間違っていると。
霞んでいることもあり山座同定に疑問をいだきながも磯砂山からの展望に期待して下山する。我ながら頭の固さには感服する。
下山途中で2組の熟年夫婦と出会う。下山すると泉・なにわナンバーの車だった。私の車は大阪ナンバー。
もう少し山頂に滞在していれば賑やかになっただろう。
【磯砂山 661m】
羽衣山荘と駐車場 |
女池 |
1010段の階段 |
望遠鏡があった展望台 |
日本最古の羽衣伝説発祥の地とか |
先ほど登った高竜寺ヶ岳 |
久美浜の小天橋 |
天橋立 |
股覗きをする我輩 |
中央に由良ヶ岳と左遠方に三角錐の青葉山が望めた。 |
丹後半島の山々 |
大江山連邦 |
高竜寺ヶ岳 |
羽衣茶屋の広場(トイレ有)に車を駐車する。車止めの柵がある林道を300mほど歩くと林道終点に登山口があった。ここから1010段の階段を登る。数えようかと思ったが息を切らしながら数えるのは低山でも辛そう。
鞍部の峠で右折して女池に寄る。200mほどで女池に着くが水溜りの感じで天女が水浴びをしたとは思えない。
峠に戻り直進して残り780段の階段を短時間だが登りの辛さを感じながら登りきる。
磯砂山頂上のテンテン広場に着く。360度の展望は素晴らしく霞みながらもピラミッド形の青葉山と由良ヶ岳に天橋立、南には大江山の山塊、北には丹後半島の山々と左に小天橋などの大パノラマが広がる。
展望を楽しみながらゆっくりと食事する。
下山は往路を戻り、国道176号〓国道9号線から枚方に戻る(154km)。