平成17年9月25日 伊勢神宮を守護する朝熊山 555m
京都北部の山を予定していたが伊豆諸島を北東に進む台風17号の動きが遅くて近畿地方は天気が悪い。唯一、三重県だけが降水確率0%なので、以前から登りたい思いながら機会を逃していた朝熊山に登ることにする。
国道168号から大内ICより西名阪国道(R25)を走ると鈴鹿の山は黒い雲に覆われている。亀山より伊勢自動車道を走り伊勢IC(通勤割引950円。帰り1900円)で降り、県道37号から朝熊岳道登山口のある駐車場へ。
4:40枚方〓170km〓7:08朝熊岳(あさまたけ)道登山口(駐車場)〓35ケーブル軌道跡〓8:13朝熊峠〓8:29〜42朝熊山最高点・八大竜王社〓8:58朝熊山経塚群〓9:10〜15金剛證寺〓9:24〜10:18山上広苑展望台(食事)〓10:51八大竜王社〓11:07朝熊峠〓30スカイラインに架かる橋〓12:02楠部分岐〓12:30楠部登山口〓13:09あさま駅〓13:18駐車場 |
【朝熊岳道〜朝熊峠】
であいの広場駐車場 |
朝熊岳道登山口 |
ケーブル軌道跡にて |
ケーブル軌道跡から五十鈴川 |
朝熊岳道のお地蔵さま |
であいの広場駐車場(25台ほど)に一番乗りで着く。朝熊岳道登山口はトイレ・あずま屋の左にあった。整備された道で朝熊峠まで二十二町で町石を目印に登る。よく登られるためか最短距離で登る踏み跡もあり、その時の気分で私達も歩く。 |
【朝熊峠〜朝熊山】
朝熊峠 |
右からの宇治岳道と合流する朝熊峠に着く。左の舗装道を歩く(下山時に分かったのだが峠から10mほど先の踏み跡から左に入ると朝熊山頂上への山道があった)。舗装道を歩いても朝熊山最高点にある八大竜王社に登れるが、途中で道標はないが左折して山道に入り朝熊山最高点へ。 |
朝熊山の八大竜王社 |
朝熊山の電波塔 |
西方面の白猪・堀坂山の山々と伊勢湾 |
名古屋から知多半島方面 |
鳥羽方面 条件がよければ右端に富士山が見えるとか |
中央に恵那山と白波が立つ伊勢湾 |
朝熊山最高点に着く。近代的な八大竜王社殿と電波塔が立っていて興ざめする。しかし東方面の展望が素晴らしく、伊勢湾に浮かぶ島々、遠くには恵那山や南アルプスの山なみを何とか望めた。台風一過を期待して富士山も期待していたが、残念ながら見ることはできなかった。地元のハイカーによると前回の台風14号後は望めたとか。 |
【朝熊経塚群〜金剛證寺】
分岐。左を選び朝熊山経塚群へ |
40基ほどの経塚がある。 |
金剛證寺 |
道標はないが社殿裏より下山すると三叉路の舗装道に出る。右は山頂、中は朝熊峠だが、左の経塚・金剛證寺の道を歩くと分岐がある。遠回りだが、左の地道を歩き分岐で右折して登ると静かな雰囲気が漂う朝熊山経塚群に着く。 |
【山上広苑展望台】
展望台より朝熊山(中央) |
大台山脈方面と金剛證寺 |
鳥羽方面 展望を楽しみながら食事する |
富士山方向をチェックしながら食事 |
山上広苑展望台では360度の展望を強い風によろめきながらカメラのシャッターを押す。強風を避けて東斜面の遊歩道へ行くと爽やかな風が吹き、鳥羽・富士山?方向の展望がよい。テーブル付きのベンチにハンモックまである。リッチな気分になり食事するが粗食なのが残念だ。 |
【宇治岳道より下山】
宇治岳道のお地蔵さん |
スカイラインに架かる橋より |
楠部分岐にて |
近鉄鳥羽線をくぐると楠部登山口に下りて来る。 |
再度、朝熊山最高点を経て朝熊峠まで戻る。遠回りだが宇治岳道を下って楠部へ下ることにする。 楠部分岐には道標はないが右手に赤いヒモがあったので下ると10分ほどでスカイラインに出て横断、ガードレールの切れ目から山腹の道を下る。 |
左端が朝熊山 広かった神宮神田 |
五十鈴川手前を右折して四郷小学校・神宮神田前の道路を歩き、あさま駅へ。そして朝熊岳道登山口の駐車場に帰ってくると駐車場は満車で更に道に10台ほど溢れていた。
花
初;ナンバンギセル |
オトギリソウ |
ヒヨドリバナ |
ノコンギク |
スズコウジュ |
アキチョウジ |
ノコンギク |
アザミと蝶 |
ハグロソウ |
彼岸花と柿 |
バアソブ |
ヤマボウシ |
【伊勢神宮】