平成17年9月4日 A鈴北岳 1182m B御池岳 1247m
日曜日、天気が悪そうなので地元の交野山で汗を流すつもりでいたが、前夜の予報では夕方から雨になったので行き先を探す。 枚方5:30〓106km〓7:12登山口(駐車場)〓33鞍掛峠〓8:42鈴北岳〓9:19真の谷分岐〓9:40〜10:26御池岳(丸山)〓11:10鈴北岳〓12:10駐車場 13:50枚方 |
鈴北岳へ
鞍掛トンネル東口の登山口 |
鞍掛峠のお地蔵さま |
鈴北岳にて |
下山時撮影 鈴北岳より御池岳と日本庭園 |
駐車場(標高620m)にはローリングを楽しむ車が停まっているだけでゴミが散乱している。滋賀県側に駐車すれば良かったと後悔する。
山に入ると直ぐに登山届ボックス。送電線巡視道になっている急な斜面を登ると鞍掛峠に着く。
右は三国岳だが、左折して県境尾根を登ると鉄塔下に出てくる。ガスで何も見えないし下からはエンジン音が聞こえてくるだけだった。静けさが戻り、時々小雨が降っている音がするが樹林が傘になってくれる。
ササ原になると生え込んだササでパンツは濡れてしまうが雨の心配はなさそうだ。道幅が広くなり、小高い所に辿り着くと今が盛りのトリカブトが群生していた。ここからは正面に鈴北岳が見られるのだが残念。殆んど直線に伸びる尾根道を南に登り鈴北岳へ。
展望の良い鈴北岳に着く。鈴ヶ岳や日本庭園は見えるが御池岳等の周りの山々はガスがかかる。眼下に見える日本庭園に下りていく。
御池岳へ
日本庭園と御池岳 |
苔の絨毯 |
真ノ池 |
御池岳頂上 |
日本庭園には平成8年5月に訪れたことがある。その時は前日の山火事で庭園は焼け野原になっていて良さを感じることができなかった。再度訪れて、御池岳を借景にスギゴケの絨毯、突き出したカレンフェルトの風景は日本庭園に相応しいと思う。そしてトリカブト・アケボノソウが多く自生していて観察にも忙しい。
庭園内を回るようにして東方向へ。窪地に入ると真ノ池、そして真ノ谷分岐で右折して、御池岳への登りになる。
樹林内に入ると青々した樹木が美しい。芽吹きの春しか知らない私には新鮮に感じる。苔が付いた石灰岩がゴロゴロして歩き難くなると誰もいない台地状の鈴鹿の最高峰・御池岳(丸山)に着く。
山頂は展望が効かないのでボタンブチで食事する予定だったが天候の回復は望めそうにないので、山頂近くでトリカブトを観ながら食事する。そして往路を戻る。
日本庭園で食事中の4人グループと出会っただけで静かな山歩きだった。花の春もいいが、今ごろもいい、そして、ヒルのいない紅葉シーズンにも訪れたくなった
御池岳で観た花
トリカブト |
トリカブト |
アケボノソウ |
ゴマナ |
クルマバナ |
ハナイバナ |
ママコノシリヌグイ |
オトギリソウ |
ゲンノショウコ |