テクテク籾糠山
平成17年6月5日 籾糠山 1744m 曇りのち晴れ
ネット情報で花が多く咲く山だと知り登りたくなる。今の機会を逃すと来年になってしまい、行ける保証はないので天候に不安を感じながらも決行する。 午前0時に枚方を出発、京都南IC〓東海北陸自動車道・荘川IC〓R156〓R360を走り、ガスの天生峠の駐車場に3:40に着く。即、車内で仮眠する。300km。 6:35天生峠〓7:20天生湿原〓8:05カラ谷分岐(木平湿原分岐)〓沢コース〓9:30籾糠山・木平分岐(〓9:51間違い木平湿原着40分ロスする)〓10:10籾糠山・木平湿原分岐〓11:00〜45籾糠山頂上〓12:24木平湿原・天生湿原分岐〓尾根コース〓12:45木平湿原〓13:30カラ谷分岐〓14:05天生峠 (花の観察に時間を費やした為に所要時間は全く参考になりません。)
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天生峠〜カラ谷分岐
登山口より天生峠の駐車場 |
原生林 |
天生湿原の中洲にて |
天生湿原(東回りコース)のミズバショウ |
カラ谷手前のリュウキンカとミズバショウ |
少し高い山には雲がかかっているが予報は昼頃から晴れるらしい。早い出発だが、のんびりと花を観察しながら昼前に山頂に着けばよいと思う。
駐車場より車道を上がって行くと登山口にはテントが張ってあり、『環境保護の協力金500円のお願い』。早朝からご苦労さんである。しおりと日本手ぬぐいを戴く。
大木が自生する新緑の林内にはオオカメノキ・タムシバの白い花が咲く。
天生湿原の『東回りコース』を歩く。ミズバショウは葉が大きくなり花も落ちたのが多く少し遅かったようだ。祠のある中州でミツバオウレン・ショウジョウバカマ・ヒメイチゲ等の撮影に時間を費やして天生湿地帯から更に奥へ行くと目当てだった満開のキュウキンカとミズバショウに大感激で、またまた写真撮影。
カラ谷分岐〜木平湿原分岐
左にあるカラ谷の沢を渡り15分ほど歩くとミズバショウの群生地があるとか? 知らずに通り過ぎてしまい残念なことをした。 |
カラ谷分岐付近 カツラの大木が自生する原生林 ←沢コースを歩くことにする。 |
ニリンソウ・サンカヨウなど多くの山野草が咲く。 |
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沢・尾根と何処でも咲いていたサンカヨウ |
リュウキンカと残雪と伏流 |
カラ谷の流れを渡るとカラ谷分岐でサワグルミ・カツラの大木が自生する原生林が広がるお花畑になる。飽きずに15分ほど観察し、再びキュウキンカを観に戻る。山頂がガスっていても十分に満足できる山行だと思う。 |
間違った分岐点の道標 |
籾糠山頂上
コメツガ |
山頂直下 |
私・ひろろとろろ・ベッカム・Jereyさんと記念撮影 |
御嶽山方面だが今日は見えない |
カラ谷を渡った所にリュウキンカが群生していた。撮っていると後ろで順番を待つ男性の殺気を感じる。 |
猿ヶ馬場山望む |
下山。木平湿原からカラ谷出合
山頂より木平湿原方面のダケカンバ |
関西にはないダケカンバ |
ダケカンバとサンカヨウ |
木平湿原方面から 中央・籾糠山 |
木平湿原に着く |
ブナの原生林を下る細君 |
タムシバ・オオカメノキが咲くブナの原生林 |
今までに体験したことがない素晴らしい原生林が残されていた。更に山野草も咲き続けており花の多さにも驚いた山行だった。 |
番外
国道360号線より白山 |
国道360号線より天生中滝 |
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花
蕾だと思って撮らなかったミドリユキザサとヘビイチゴだと思っていたのがノウゴウイチゴだった。、ありふれた花だと思い撮影しなかったのが残念。
そして、緑のニリンソウが発見できなくて、またまた残念だが、ひろろとろろさんから画像を戴き載せました。
リュウキンカ |
オオカメノキ |
タムシバ |
ムラサキヤシオツツジ |
エンレイソウ |
ショウジョウバカマ |
ヒメイチゲ |
ミツバオウレン |
コシジオウレン(バイカオウレン)茎が赤い |
エゾエンゴサク |
イワナシ |
サンカヨウ |
サンカヨウ |
ミズバショウ |
ザゼンソウ |
コバイケイソウ |
ニリンソウ |
ニリンソウ |
キヌガサソウ |
ミヤマカタバミ |
ミヤマカタバミ |
ミヤマカタバミ |
ツバメオモト |
キクザキイチゲ |
キクザキイチゲ |
タケシマラン |
マンサク |
コキンバイ |
ヤマガラシ |
緑のニリンソウ(ひろろとろろさんより拝借) |