テクテク己高山


平成17年5月29日 A己高(こだかみ)〜石道寺へ下山923m 曇りのち晴れ

今日は霞んで展望が悪そう。展望は諦めて花の山で紹介されていた己高山に登ることにする。

京都東ICよりR161からR365〓R303〓県281走り高時川を渡り、100mほど先で旧道に入り3〜400m行くと與志漏よしろう神社がある。鳥居がある石段下の車道を通って、己高閣横にある石道寺分岐地点にある駐車場に車を置く。帰路は長浜IC〜久御山・淀ICを走る。

4:30枚方〓125km〓6:45己高閣横の駐車場〓7:15登山口〓7:50六地蔵〓8:07〜12馬止め・牛止め展望台〓8:41〜56鶏足寺跡〓9:25〜10:42己高山(食事)〓11:19鉄塔下〓11:28分岐〓11:38 2ツ目の鉄塔下〓12:02高尾寺跡・飯福寺分岐〓12:32登山口〓12:36石道寺〓13:00駐車場


クリンソウ


山頂までは平成13年5月6日参照(下記)

前回と同じ所に駐車する。鶏足寺跡まで花は殆んどなく林道にシャガ、湿地にミズタビラコ、尾根にヤマツツジ・ツクバネウツギ等が咲く程度で期待はずれ。
今回も霞んで展望は駄目だが緑のシャワーは素晴らしかった。
  クリンソウに希望を託して鶏足寺跡に着く。境内には30株ほど咲いていて感激の一瞬だった。他に花を捜すがミズタビラコとユキザサと未だ眠っているイチリンソウが1輪あっただけ(機嫌を損なわないように起こしてから撮る)。
  己高山頂上からは東方面が切り開かれているが、霞んでいて山座同定は諦めて、誰もいない山頂で蚊取り線香を点けて食事する。


駐車場。 下山すると八台駐車していた。

登山口。林道端にも駐車スペース有り。

六地蔵

馬止め岩

森林浴を楽しみながら

鶏足寺跡

鶏足寺跡に咲いていたクリンソウ

鶏足寺跡の境内

山頂への急坂

己高山頂上

頂上南方向の自然林
下山。ブナの木が自生する尾根道を南に下る。東側は深く谷に落ち込んでいるが樹木越しに伊吹山が何とか見えている。
途中で突き当たり左右に道が分かれる箇所があって迷ったが登りのハイカーが直進して付けられた踏み跡と思われ右へ、下ると東西の展望が効く鉄塔に着きコースを間違っていないことを確認。
鉄塔から10分ほどで分岐に着く。道標に従い右折して西に下ると道が分かれる。右へ下ると直ぐに左の道と合流して2ツ目の鉄塔下に出てくる。ここからは己高山頂上と琵琶湖方面が望まれた。

1つ目の鉄塔より伊吹山(右奥)望む

下山道も深い緑だった

東側は深く落ち込んでいた。

2つ目の鉄塔より見えた己高山と登った稜線。

高尾寺跡分岐にて。

登山口の林道に出てくる。

  高尾寺跡・飯福寺分岐に着く。さてどちらに下ろうか迷う。ここから見る限り高尾寺跡へは急な下り、飯福寺へは踏み跡がしっかりしているように思えたので直進(西)して尾根道を飯福寺へ下ることにする。
ガイド本には、踏み跡が薄い箇所あると記載されていたが目印は20m間隔で付けられていて迷う箇所もなく林道に出てくる。
 林道を5分ほど下ると道標があり『石道寺まで50m』とあったので寄ってみると賑やかに花まつりが行われていた。今日初めて人と会ったことになる。
戻り、林道と分かれて飯福寺(旧鶏足寺)の境内に入る。お参りはせずに『己高閣1000m』の小径散策道の道標に従い歩くと朝の駐車場に戻ってくる。

自然林下の深い緑の山道を歩く。森林浴とクリンソウに満足する。


石道寺

飯福寺の参道


・・アザミ

ツルニチニチソウ

シャガ

ミズタビラコ

ツクバネウツギ

ニガナ

 オククルマムグラ

ユキザサ

イチリンソウ

ルイヨウショウマ

シロバナニシキゴロモ

ウスギヨウラク

ホウチャクソウ

ガマズミ

タニウツギ

ヤマボウシ

チゴユリ

コナスビ

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平成13年5月6日 己高山(こだかみやま)923m 曇りのち晴れ

7:55駐車場〓8:15登山口(一合目)〓55〜9:00六地蔵〓9:15〜20馬止め・牛留岩〓50〜10:00鶏足寺けいそく跡〓10:13〜45己高山頂上〓12:05登山口〓25駐車場 

 駐車場から石道寺への道を右に見て谷沿いの林道を直進する。日の当たる林道端にはオドリコソウが群生し、植林内にはシャガが咲いている。やがて左岸に渡り大岩窟前を通る。林道は分かれるが川沿いの道を歩くと尾根コースの登山口(一合目)に着く。直進する谷コースとは五合目で合流する。
 一合目から急坂で5分ほど登ると汗が止まらなくなる。辛いが登り始めて直ぐには休憩もできない。花撮影の序に休もうと思っても花が咲いていない。チゴユリが咲くようになると六地蔵に着きやっと休憩する。
  六地蔵からは暫く緩やかな登りになる。樹木越にどっしりした山が見えている(復路、朝より見晴らしが良くなり地図で調べると横山岳で霞みながらも確認できた)。
  仏供むく谷登山口分岐(五合目)を過ぎ、鉄塔下に来ると更に展望が良くなるが霞んでいる。第二の鉄塔付近からは南方面が開け琵琶湖が見えているのだが霞んで湖畔の境が分らない。道端にはイカリソウが咲く。
やがて馬止め岩にくる。思っていたより小さな岩だ。馬だったら通れないかな? 数十mほど行くと牛留岩がある。ここからは南方面の展望が効くが今日の天気では・・。
  自然林にブナの木が混じるようになり立ち止まり見入る事しばしば。ミヤマカタバミの群生地あると、また足が止まる。いつの間にか汗も出なくなっていた。
  鶏足寺跡に着く。境内にはツリガネツツジ・ヤマエンゴサク・ミヤマキケマン・ヤマルリソウ・エンレイソウ・ハシリドコロ・イチリンソウ・ワサビなど多くの花が咲いている。
  水場で喉を潤して、境内を通り抜け山斜面から尾根に出ると左折して山頂まで約100mの直線の急坂になる。
ブナの木が多くなると己高山頂上(三等三角点)に着く。小さな虫が顔の周りを飛び交いイライラする。食後、早々往路を下山する。

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