平成17年2月20日 笹間(ささま)ヶ岳433m・矢筈(やはず)ヶ岳562m・太神(たなかみ)山600m・堂山384m

昨日朝から喉が痛く咳が出る。熱がないのでインフルエンザではなさそうだ。山休して家でゴロゴロしていると腰痛になる。熱がなければ汗を出したら治るかも?
頻繁にうがいをしたお陰で夕方には喉の痛みがとれたので決行。体調が悪ければ笹間ヶ岳と堂山(二山とも展望がよい)だけにすることにする。

 6:50出発。京滋バイパス・南郷ICで降りるつもりでいたが出口がない。しかたなく石山ICで降り、田上から天神川沿いの林道を走り矢筈ヶ岳・笹間ヶ岳の登山口でもある分岐手前に3台ほどの駐車スペースがあったのでここに駐車する(42km)。

7:55矢筈ヶ岳・笹間ヶ岳登山口(駐車)〓8:20御仏河原と矢筈ヶ岳分岐〓9:05〜13笹間ヶ岳〓10:03御仏河原と矢筈ヶ岳分岐〓10:38出合峠〓10:48〜52矢筈ヶ岳〓11:35田上不動寺参道出合〓12:00〜40太神山(食事)〓13:00泣不動〓24林道出合〓13:33鎧ダム(堰堤)分岐〓57鎧ダム〓14:40〜52堂山〓15:33天神川出合〓15:40駐車場着  16:40自宅



【笹間ヶ岳へ】


矢筈ヶ岳・笹間ヶ岳登山口

凍結時は注意
振り返ると比叡山、琵琶湖が望まれた。


←矢筈ヶ岳分岐を過ぎて、暫らく歩くと広い谷間になり、池があった。
                  寄り道→
植林用の尾根道を歩く。堂山の遠方に三上山望む。
地元の小中学生によって卒業記念植樹された山斜面。
↓笹間ヶ岳八畳岩より
   瀬田川  音羽山      比叡山     比良山  琵琶湖
          三上山   鶏冠山    中央・竜王山              右・太神山
        堂山

矢筈ヶ岳・笹間ヶ岳登山口より谷間の山道に入るとウラジロシダが自生する岩場となり、振り返ると谷間に比叡山が見える。岩床の流れに気をつけて横切ると砂地の御仏河原に着く。更に50mほど直進して矢筈ヶ岳分岐を過ぎると道は右にカーブして広い谷間を歩くようになる。池、広い河原を過ぎると尾根道になり植林・砂防工事用(参照)の道路に出てくるが直ぐに山道に入り小さなピークを超す。ピ−クからは琵琶湖方面の展望が望まれる。
  山頂に八畳岩がある笹間ヶ岳に着く。以前あったハシゴが無くなっている。細君「上れても下りるのが恐い」と言って上らず。
八畳岩に立つと眼下には蛇行して流れる瀬田川、琵琶湖と宇治の山々・音羽山・比叡山・比良山(ガスで隠れていた)・金勝アルプスが望まれた。

参照;田上山はスギ・ヒノキの美林であったが、奈良、平安時代における宮殿、仏教渡来後の社寺の建立で瀬田川から宇治川を経ての木材運びによる乱伐、更に近江は交通の要衝に位置するため、兵火、陶土採掘、燃料材の伐採により荒廃した。



【矢筈ヶ岳へ】

矢筈ヶ岳分岐まで戻り(東海道自然歩道の道標あり)右折。雑木林の両サイドは白いテープに『松茸シーズン中は入山禁止』の張り紙がやたら張られている。単調な山歩きに飽きてくると出合峠に着く。
矢筈ヶ岳への急登になるが伐採されていて登り易くなっていた。矢筈ヶ岳からの展望は琵琶湖方面が樹間から望まれたが(以前は南西)、次回訪れるときはどうなっていることか。北西の風が強くて早々下山する。

【太神山へ】


 
二尊門

 
不動寺  本堂

出合峠を直進。相変わらず単調な山道だがハイカーと出会うことで気分転化になる。両サイドの白いテープに導かれて迷うことなく田上不動寺参道出合に着き右折。
山門を入り、社務所を通り過ぎ石段を上がると大岩にもたれた舞台造りの本堂に着く。参拝後、食事して下山する。
「あ!今回も三角点を踏むのを忘れてしまった。まぁ いいか。比叡山も4回目で踏んだのだから・・。」「次回まで覚えているか怪しいが。」


【堂山へ】

泣不動 鎧ダム分岐  天神川を渡渉して若女谷へ。

 
 若女谷にて。


鎧ダム池
湖南アルプスを歩く
       ↑ 左・鶏冠山  小さなコブは天狗岩 竜王山

笹間ヶ岳    中央に堂山     音羽山
↑遠望     音羽山    比叡山  比良山  琵琶湖
   ↑左・太神山         中央・矢筈ヶ岳              右端・笹間ヶ岳

矢筈ヶ岳分岐まで戻り直進、泣不動を通り過ぎ、少し急な荒れた参道を下ると林道出合に着く。
林道を下り天神川にかかる橋を渡り左岸に移ると直ぐに鎧ダム分岐の若女谷があり左岸より取り付く。
若女谷はウラジロシダの緑と綺麗な岩肌の明るい谷。まるで山水のようで、我家の庭が広ければ持ち帰りたいほど。
鎧ダム(鎧堰堤が正しいかと)に着く。地図では池になっているが砂原である。砂原の左端を200mほど注意して歩くと道標とテープがあり左折、水がチョロチョロ流れる湿地の雑木林の中へ。
雑木林から抜けると前方に琵琶湖・比良山系と湖南アルプスが広がる。大岩を登ったり、通り抜けたりして展望の良いピークを4個ほど超すと堂山に着く。もう少しアルペン気分を味わいたかったのだが。

誰もいない山頂で360度の素晴らしい展望を楽しむことができた。

比良山

【駐車場へ】

堂山より下山 笹間ヶ岳を観ながら下山 堂山を望む
渓谷沿いに下る

  堂山から下山。「あれ!何処を下る?」前回の記憶が完全に飛んでしまっている。最初に確認できた下山道は西へ下っているようだ。登ってきた道の直ぐ横に下山道があった。方向は南方向で南西に見えていた堰堤に下っているようだ。
テープを頼りに風化したザラザラ石の滑り易い急坂を下る。前方(南)には笹間ヶ岳が見えている。コースは間違っていないことを確信して下る。
細い流れの谷間の沢に沿って下る。堂山から見えていた堰堤を下りると若女谷と変わらない美しい渓谷になる。渡渉を繰り返して天神川出合に着き、飛び石がある箇所から渡渉して林道を歩けば朝の出発点に戻ってくる。

 私たちにはロングコースだが低温なので疲れは少なかった。暑い季節の堂山はお奨めできない。

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平成8年4月14日 八筈ヶ岳(やはずがたけ)562m・太神山(たなかみさん)600m・堂山 


画像のみ

矢筈ヶ岳 太神不動寺本堂 堂山
  比叡山 琵琶湖        堂山より   中央・太神山  

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平成9年3月16日 湖南アルプス・笹間ヶ岳433m 曇り時々小雨

中・醍醐山、演ケ羽山 琵琶湖望む 湖南アルプス、中央に堂山

10:30自宅〓11:50新茂智神社前・駐車〓12:50〜13:25笹間ヶ岳山頂〓14:08御仏河原〓14:49バス停『東急団地入り口』〓15:15新茂智しんもち神社前

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