テクテク久須夜ヶ岳

平成16年9月26日 久須(くす)夜ヶ岳(やがだけ) 619m

福井県小浜市 内外海(うちとみ)半島 小浜湾より久須夜ヶ岳望む
登山口 美しい原生林を下る 泊乗越
山腹の山道を歩く 蘇洞門へ下る尾根道 目的地の蘇洞門に下りてくる

幼少の頃、家族旅行で遊覧船に乗り蘇洞門(そとも)巡りに行ったが、波が荒くて湾内を巡っただけなのにしっかりと運賃を取られたのを覚えている(幼いときからお金に細かい我輩である)。
久須夜ヶ岳から下って蘇洞門の大門小門が見学できると敦賀のSIVAさんのHPで知り今回下ることにした。それに細君の船酔いの心配もなく好都合だ。(R367〜R303〜県31〜R162〜エンゼルラインを走る)
 6時35分にエンゼルライン旧料金所跡(無料)に着くがゲートが閉まっている(19時〜7時まで。12月1日〜3月31日まで通行止め)。仕方がないので7時まで待つことにする。
7時前にゲートが開くが、山頂はガスがかかっているので時々車を止めて展望を楽しみながら第1駐車場へ。

4:25自宅〓122Km〓7:25第1駐車場〓33登山口〓8:00泊乗越 〓9:25〜10:30大門小門(食事)〓12:35第1駐車場〓45久須夜ヶ岳頂上〓13:25第1駐車場より帰宅  16:25自宅

 先ずは蘇洞門へ下る。1駐車場から車道を引き返し、左にカーブする所にある登山口へ。
ブナ・カエデ等の高木が林立する尾根道を下る。下草が刈られていて助かったが、昨日の大雨で滑り易いので足元に注意し、くもの糸に難儀しながら下ると泊乗越に着く。
 泊乗越で右折して山腹の山道を歩く頃にはガスから抜ける。道端にはアキギリ・アキチョウジ・イヌショウマが咲いている。そして初めて観る白いトリカブトを発見する。道は昨日の雨で崩れた箇所もあったが、ここも自然林が美しい。
大門小門へ下る尾根に出合うと関西の山とは違った雰囲気の雑木林の急坂を下る。石階段となると山行の目的地である蘇洞門の大門小門に着く。
青い海と自然が創りだした奇岩・岩壁を観ながらのんびりと波音を聴きながら食事していると苦労して下ってきた充実感に浸ることが出来た。

第1駐車場より常神半島方面 駐車場より久須夜ヶ岳望む
第1駐車場より小浜湾 一等三角点の久須夜ヶ岳

遊覧船を写真に撮ろうと待っていたが現れず登山へ。何時もとは逆転した山行だが急坂をゆっくり登っている間に食後の身体も慣れて、誰にも会わずに駐車場に戻ってくる。リュックを車に収めてから越前海岸方面・小浜方面の展望を楽しむが霞みと雲で遠望は効かなかった。そして電波塔が乱立する展望の効かない一等三角点の久須夜ヶ岳に登る。

シロヨメナ オトコエシ アキギリ
リョウハクトリカブト? イヌショウマ ミカエリソウ アキチョウジ


トップ

管理