テクテク国見山

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                                   生駒山
頂上より 額井岳(大和富士) 生駒山と六甲山遠望(右奥 塔の森へ。雑木林の山道
ササが覆い茂る 塔の森にて。  石塔


平成16年8月15日 国見山(奈良市最高峰680m)2005年に都祁村が奈良市になり貝ヶ平山が最高峰

山と渓谷社【奈良県の山】

朝方に降っていた雨、灰色雲に覆われているがもう大丈夫そうだ。急きょガイド本で行き先を捜すが、夫婦そろって腰の調子がよくないので、近場で所要時間の短い国見山にする。
 奈良公園から県道奈良名張線を走り『矢田原口』バス停手前を右折し、『福住矢田原線』を南下して登山口のある峠に車を駐車する(福住からの新道がここまで伸びており、更に工事中だった。私たちが走った道は近い将来は旧道になるだろう)。

10:15自宅〓11:40峠〓12:27〜34コブで休憩〓12:43〜46国見山〓13:16ゴルフ場分岐〓13:20〜23塔の森〓13:53〜14:30国見山〓15:10峠

 登山口のある峠よりコンクリートの林道に入ると茶畑と樹林が交互にまじえる尾根上になり、南へ。

地道の林道に変わるとコブに着く。ここで休憩して冷凍の巨峰を食べる。少し先で林道は終わり、山道に入ると2分ほどで国見山頂上に着く。
頂上からは西側の展望が開け、大和平野を眼下に金剛・葛城山越しに和泉山脈から大阪平野・大阪湾・淡路島、北方向に目を移せば生駒山・六甲山が望まれた。
 私の腰はよくなったが、細君は相変わらず痛いらしい。しかし「塔の森へ行く」と言ったので行くことにする。下ると直ぐに分岐があり左の尾根上を歩く。ササが刈られた個所もあったが、背丈ほどのササを掻き分けて進むと三等三角点が有り、鞍部に下るとヤマトカントリークラブ分岐があった。
登り返すと小屋が有り、左にある塔の森の台地には奈良時代に造られた六角屋根の石塔があった。
 石塔を鑑賞後、国見山頂上まで戻りテ−ブルのあるベンチに座り、意外と涼しい曇り空の中で展望を楽しみながら食事する。
 地図にも載っていない国見山の為か、誰とも会わなかった。しかし条件さえよければ素晴らしい展望が迎えてくれる雑木林のいい山だった。次回訪れるときは、周遊してみたいと思っている。

今回は峠からの山行だったが、矢田原バス停から塔の森まで行き(往復約3時間)、塔の森参道の石段を下り日吉神社から長谷町の車道に出て切りつけ地蔵からバス停に戻るコース(約4時間)

秋を感じさせる花
ヨメナ ヤマハッカ ツルリンドウ
ハギ ハギ クリ

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