テクテク高城山から三郎ヶ岳

三郎ヶ岳の花にリンク

高城山へ 高城山頂上。祠地点より休憩小屋 高城山より袴ヶ岳と高見山遠望
三郎ヶ岳より。国見山・住塚山の室生火山群 音羽三山と高城山(前)
三郎ヶ岳より高城山。  右奥・烏見山と貝ヶ平山 諸木野にて
小峠近くより高城山と三郎ヶ岳

平成16年6月27日 A高城山810mからA三郎ヶ岳879m 曇り一時雨
                                                   山と高原地図1996年版【赤目・倶留尊高原】

 早朝、天気予報を調べると若狭方面で雨が降っている箇所がある。予定を変更して奈良県の室生・額井火山群の三郎ヶ岳にする。
前回(平成8年5月だが殆ど記憶に残ってない)は高井の集落からだったが今回は仏隆寺に車を置く。

8:40仏隆寺前駐車場(無料)出発〓9:22小峠(高城山登山口)〓9:41〜10:12高城山〓10:48〜11:30三郎ヶ岳〓カラト山への稜線道を下山してしまう(約2時間半ロス)〓14:04再度、三郎ヶ岳〓18小屋〓14:36伊勢本街道出合〓15:03仏隆寺分岐〓15:26小峠〓15:55隆寺前駐車場

 仏隆寺を参拝(入山料100円)してから出発する。道標に従い駐車場右の道をとり、広船寺下を通り小橋を渡り集落へ。最初の分岐を右へ、南西方面が開けた林道を歩き集落を抜けると山に入る。右に池、左のログハウスを過ぎると『児玉稲荷』と刻まれた石柱があり奈良ナンバーの車が駐車していた。私達もここに車を駐車すればよかったと思う。ここより数十メートルで小峠(高城山登山口)に着く。

 植林内から雑木林に変わると直ぐに祠のある高城山頂上に着く。天候がよければ台高・大峰山脈から音羽三山が望まれるが今日は霞んでハッキリ見えない。絵地図を見ながら山座を確かめ、休憩小屋で、凍っているフルーツゼリーをのんびりと食べていると夫婦連れのハイカーが三郎ヶ岳から戻ってくる。おそらく登山口近くにあった車の人だろう。

 三郎ヶ岳へ。北から尾根沿いに東へ。一部で袴ヶ岳・高見山が見える痩せ尾根を歩き、コブを二つ越えて急登すると三郎ヶ岳山頂に着く。
二等三角点頂上からの展望はよくなり室生火山群の山から高城山方向まで一望できる。赤トンボが舞う頂上で食事する。

 下山、ガスがかかり乳白になる。道は北側にあるが、疑問を感じて東から南にかけて道を捜すが見当たらないので下山してしまう(下記参照)
2時間半ロスして三郎岳に戻りコンパスを出して南から東方向に茂る草木を分けて捜すと石割への下山道とピンクのササユリを見つけるが首に毛虫が・・。チクチク痛い。
クサリ付きの急坂を下ると小屋に出てくる。左頭上にある磨崖仏を彫られた岩に気づくことなく下ってしまった。
小屋より右折して、山アジサイが群生する谷を下ると伊勢本街道に出合い右折する。

 長く感じながら(三郎ヶ岳を往復すればよかった)伊勢本街道を歩き諸木野の集落に入り、道しるべの石標のあるところで伊勢本街道と分かれ仏隆寺へ。最初の林道分岐を右上へ、次も右を選んで小峠まで緩やかに上がっていくと朝の登山口に着く。

 三郎ヶ岳より北に下り、東方向に向きを変えたので後は確認しないまま所々にあるササを掻き分けて下山してしまう(カヤト山への稜線道だった)。途中で通り雨が降り出し足早に下山すると荒れた林道に出る。右折して林道を下れば伊勢本街道に出るだろうと思いクネクネ曲がる林道を下る。谷道になって林道ハイタテ線を下っていることに気づいて引き返す。
今度は逆方向の林道を下り観音谷から仏隆寺へ戻るのが最短だと思ったがガスがかかり、山腹の林道では移動するごとにコンパスの針は東西南北に振れている。不安を感じて三郎ヶ岳まで戻ることにして、濡れたササを掻き分けて登りかえした。
 こんな天気の林内のササはヌカカが多く細君も肌が出でいる箇所を刺されてしまったが、引き返すのが一番早い解決法だった。

追伸;国道369号線に榛原トンネルができて曽爾方面が少しだけ近くなりました。
 帰り榛原で国道沿いにある弘法大師・岩清水(自動販売機)を40リットル100円で汲みました。私たちは車に20リットルタンクを積んで帰りに湧き水があれば汲んで帰り、地方の水を味わっています。今回余った水を隣の人に10リットルほど分けるとペットボトルを戴き得した感じになりました。
お米を炊くとつやと味が違います。大阪の水は琵琶湖や京都などの都市から流れてくる水を浄化しているので、やはり自然水が美味しく感じられます。

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