テクテク三池岳(鈴鹿山地)
   三池岳の花にリンク   

釈迦岳  中央三池岳 御池
三角点にて 八風峠

平成16年4月18日 三池岳 972m 晴れ(霞む)

山と高原地図・昭文社【御在所・鎌ヶ岳】

国道307号そして7時前に鈴鹿スカイラインを走ると山ノ家付近の駐車場は満車に近かった。もうアカヤシオが鎌ヶ岳・御在所岳の山腹を赤く染めていた。今日の御在所岳は大変な人出だろう。準備しているハイカーをみると御在所岳に変更しようかと思う。
国道306号を北へ田光で八風キャンプ場へ左折。八風キャンプ場を過ぎると右に射撃場があり林道が分かれ、八風峠への林道を入った辺りに駐車する。123km

5:00自宅〓7:35射撃場付近駐車〓10分ほど迷う〓7:55登山口(御池経由)〓9:05御池・お菊池〓バイカオウレン群生地で10分ほど観察する〓9:40三池岳三角点〓9:45〜11:03三池岳〓11:22八風峠〓12:08中峠分岐〓12:40林道終点〓13:00駐車場所戻る  16:10自宅

 八風峠か御池のどちらから登ろうか迷ったが、急な下りが苦手な私たちは御池への登りを選ぶ。
駐車した所より戻り射撃場を右に見て三池谷沿いの林道を歩くと最初の堰堤があり右岸に赤いテープがあった。対岸に渡り杉林内に入るが道が分からない。諦めて林道に戻ると、50mほど先に道標が見える。
林道途中の右手から植林の登山道(口)に入る。稜線に出ると雑木林になり陽の当たる林内にイワカガミを見つける。今回の山行でこの一角だけ咲き、赤い花芽を出しかけの葉だけが鏡のように輝いて続いている。
稜線道は細くなり岩混じりの急坂になってくる。途中でイワウチワの群生地を見つけ観察する。

 福王山分岐を過ぎ、広くなった稜線になると美しい樹林に囲まれた御池に着く。
北側が崩落した所に出てくると前方に三池岳や竜ヶ岳等の北方面の山々が広がるが霞んでいる。再び陽だまりの広い稜線に出るとバイカオウレンが群生していた。鈴鹿の山でこれだけ多く群生しているのを見るのは初めてだ。バイカオウレンの観察に忙しくて杖を置き忘れ、後から登ってきた女性2人のハイカーが持ってきてくれる。

 展望の効かない三角点に着くが直進して展望の良い三池岳へ移動すると北側の霞が更に酷くなっていた。南側は釈迦岳への主稜線と西に今年3月に登った三角錐に尖った銚子口岳が望まれた。
先ほどの女性から「七洞岳で会いませんでしたか」と云われる。女性の顔は覚えていないが3人で登られてきて会話したのを覚えている。下山された後、名古屋からの夫婦と会話が弾み更に下山時間が延びてしまう。

 下山、20分ほどで鳥居のある八風峠に着き左折して田光へ下る。石仏安置場所から12分ほどで中峠分岐に着き、栗木谷に下りてくる。少し先で右岸に渡り、左岸に渡り返すと林道終点に出て、荒れた林道を下ると段々と射撃場の音が大きくなり駐車場に戻ってくる。

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