テクテク銚子ヶ口(鈴鹿)


手前・天狗堂  奥・霊仙山 比良・武奈ヶ岳を遠望 童心に戻り滑る。

平成16年3月21日 (ちょう)子ヶ口(しがぐち) 1077m

山と高原地図『御在所岳・鎌ヶ岳』

 八日市より国道421号を石榑峠方向へ走る。道路情報では『神崎橋の先は積雪通行止め』の標示が出ていたが三重ナンバーの車とよくすれ違った。杠葉尾(ゆずりお)で注意して走っていると右に銚子ヶ口登山口の道標と登山届のボックスがあった。
登山口前には林業者の車が止まっていたので100mほど戻り枝道に入った所に駐車する(又は石榑峠方向へ走り、神崎橋付近に駐車するとよい)。

5:20自宅〓8:25銚子ヶ口登山口〓9:10炭焼き跡〓22北尾根越え〓10:25〜11:35東峰ピーク着(食事) 銚子ヶ口へ往復10分〓13:25登山口

 登山届を提出してうっそうとした杉林内に入る。直ぐに石段の先に祠が見えるが左へ。
北尾根東側の山腹を巻くように登っていく。炭焼窯跡の石垣が残る辺りから桧林に変わり、北尾根を越えると西側の須谷川から水音が聞こえてくる。

 暫らくは緩やかな雑木林混じりの道になり、須谷川と同じ高さになると残雪がある小さな流れを数回渡り源頭部へ.。
源頭部でやっと鈴鹿らしい自然林になり前方に見える稜線へ、窪地にある固く絞まった雪道を滑らないように登る。
前方が広がると釈迦ヶ岳から御在所岳の主稜線と伊勢湾まで見渡せて感激、そして右折して一気に登れば東峰に着く。

 登山口では青空だったのに薄い雲に被われてしまったが360度の展望を楽しむ。鈴鹿の山で西の比良山と東の知多半島を同時に見たのは初めてだ。東峰にリュックを置いて銚子ヶ口岳まで往復する。樹林に囲まれた銚子ヶ口頂上で記念撮影をして再び東峰に戻る。風もなく薄日が差すピークで鈴鹿山地の主稜線を地図で確認しながらゆっくりと食事する。

 往路を下山する。須谷川源頭部でレジャーシートを出してお尻で滑り童心に戻る。ここで男性2名のハイカーと会っただけの静かな山行だった。今日の藤原岳は花を求めて沢山のハイカーが登っていることだろう。山中ではイワウチハ・イワカガミの葉はあったが残念ながら花を見つけることはできなかった。

『京の水』を汲みにいく。神崎橋を渡り通行止めのゲート横より入り石榑峠方向へ約500m走ると水場があった。


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