テクテク野坂岳

平成16年2月1日 A野坂岳 914m 晴れ

行き;県境の凍結を心配して京滋バイパスから北陸自動車道を走る。161km

帰り;国道27⇒国道303⇒国道367⇒京都市内⇒国道1号線。 133km

5:40自宅〓8:00野坂山登山口〓35とちの木地蔵〓9:10 一の岳〓31 二の岳〓42 三の岳〓9:48〜10:48野坂岳頂上〓11:41とちの木地蔵〓11:55登山口着 12:05出発  15:00自宅

 降水確率0パーセントの北陸地方。久しぶりに福井県の山へ行くことにする。

敦賀IC近くの国道8号線より野坂岳望む。 野坂山登山口
敦賀市立少年自然の家を過ぎると数百メートルは雪道を走り、最上部の駐車場へ。
一の岳より敦賀湾と市街地。
ここからは伊吹山が見えていたが、
山頂では霞んで望めなくなってしまう。
ブナ林の登山道。今日は磯釣り用のスパイク付き長靴を使用。踏み固められていた登山道を登る。
両白山地の山々(冠山・能郷白山など)を望む
北東方向に白山が薄っすら望まれたが写真
には写らなかった。
野坂山地の山々。
赤坂山(鉄塔が目印)。
苑蛹芍e山(反射板がある)遠望
西方ヶ岳・敦賀湾・敦賀市街地を望む。多くのハイカーとすれ違い下山する。とちの木地蔵で名水をお土産に汲む。下りが苦手な私たちだか意外と早く下山できた。


平成12年4月23日 野坂岳 914m 10℃ 晴れ

前日の天気予報は曇りのち晴れ、朝小雨のところも。また先週と同じような天気。車に変更して比良のツルベ岳を予定して寝る。朝5時のTV天気予報では雷・強風注意報、比良の一部と福井の県境で小雨が降っているが行く。
 七時前に栃生に着いた(ツルベ岳登山口)とき、ラジオの天気予報で舞鶴では晴れ間が出てきたと。
昨年から行く機会を逃していた野坂岳に変更。R303〜R27〜県225(旧27)国立病院交差点で曲がり病院前を通り緩やかな坂道を走ると美しい山容の野坂岳が見えてくる。『野坂山いこいの森』の案内板に従い山中へ。

5;45自宅〓8:25野坂山いこいの森登山口P〓9:18行者岩〓9:36一の岳〓55二の岳〓10:04三の岳〓10〜11:15野坂岳頂上〓12:35P着

 『野坂山いこいの森』施設内上部に野坂山登山口(地元の人は野坂と呼ぶ)があった。登山口前には40台ほどの駐車場があり、桜の花越に敦賀湾が見えている。登山口の松林にはイカリソウが群生していて足がとまる。
登山道を登る。やがて沢道になり後方には敦賀湾、右には敦賀半島の西方ヶ岳が存在を示すようになる。道端にはスミレ・ニリンソウ・ヤマエンゴサク・ミヤマキケマン・ミヤマカタバミ等が咲いている。

 トチの木地蔵に着く。石に彫られた地蔵さんが祀られているがトチノキは無く、沢には敦賀の名水に選ばれている水場がある(帰りお土産にする)。
 水場を渡ると山腹を登る。花を見ながらジグザグ道を登ると行者岩が現われる。消えかけた標示板が落ちているところから脇道に入り(往復10分ほど。リュックを置いて登る)、岩との境目にあるロープを使い登ると展望の良い行者岩に立つ。
戻り、登ると山腹にベンチがある一の岳に着く。展望は行者岩と似ているが南西に伊吹山、斜面に薄っすらと残雪がある三の岳(頂上と思っていた)が望まれる。そして眼下には越前海岸・敦賀半島が見える。

一の岳を後にする。のんびりし過ぎて登山口で追い越して行った男性がもう戻って来る。やがて稜線に出ると西風が強くなるが潅木の美しい緩やかな道になる。
ブナが現われ、平坦な道を歩いていると二の岳のプレートが立っていた。一変して大木ではないが密集したブナ林になり、足元にはショジョウバカマが咲いている。
頂上だと思って登ったピークは三の岳だった。でも前方には頂上直下の避難小屋が見えている。

野坂岳頂上に着く。遮るものはハイカーだけの広い頂上だ。中央には周囲の山名が彫られた金属板が設置されている。北に、若狭・敦賀半島・西方ヶ岳・越前海岸・敦賀市街地。北東に、白山・能郷白山等の両白山地。東に、横山岳・金糞岳・伊吹山等の伊吹山地。西に、三十三間山・青葉山等の山々が望まれたが遠くは霞んでいる。

ハイカーが増えてきた。往路を下山する。避難小屋を覗くと野坂権現が安置されていた。朝、蕾んでいたニリンソウ・ミヤマカタバミの花も開いている。駐車場は満車になっていた。

天気が良ければ冬山でも登れそうだ。ご来光、夕日も素晴らしいだろう。

朽木村『想い出の森』まで戻り、準備しておいた焼肉を食べる。温泉に入浴後、帰宅する。

中央・野坂岳 中央・赤坂山 三十三間山方面

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