テクテク笙ヶ岳・養老山

もみじ峠より大洞谷を下る 笙ヶ岳山頂にて 笙ヶ岳より下山
笹原峠へ 一等三角点の養老山頂上 揖斐川・長良川・木曽川と濃尾平野望む
中央堰@養老山から下山
        小倉山への登り
三方山よりガスが切れて
      望めた笙ヶ岳
養老ノ滝


平成15年12月14日 笙ヶ岳908mから養老山859m 曇り

朝4時に目が覚める。HPで天気を調べると養老町は降水確率0%だが彦根は50%だった。迷ったが昨夜決めた養老山にする。

枚方では星が見えていたが米原辺りから低い雲に被われ小雨が降る。伊吹山を過ぎると少しは期待できそうな空模様になる。
 滝駐車場では管理人がいなかったので駐車料金(1000円)は戻ってから支払うことにして出発する。駐車場から見える山の稜線はガスがかかり白くなっていたので、予定変更して展望の良い三方山は後にして笙ヶ岳から登ることにする。

5:30自宅〓関が原ICで降りる〓7:35滝駐車場出発〓40三方山・笙ヶ岳分岐〓8:23もみじ峠分岐(林道別れ)〓35もみじ峠〓大洞登山口・笙ヶ岳分岐〓9:27〜30笙ヶ岳〓10:19もみじ峠〓25旧牧場跡(林道終点)〓11:00笹原峠〓14〜23小倉山〓32養老山〓11:52〜12:20小倉山(食事)〓12:37〜13:00三方山〓13:30林道出合〓13:40滝駐車場  養老ノ滝を見学後14:30出発

【滝駐車場〜もみじ峠】

 駐車場から少し戻り、クサリがはられた林道に入る。直ぐに三方山・笙ヶ岳分岐だが道標に従い、右の林道を歩く。途中で林道は別れるが道標に従い右折して幾度も曲がりながら高度を上げる。再び、分かれているが右の林道は造成中、ここは左に曲がり数十メートル行くともみじ峠への旧登山道口があった。
旧登山道に入る(林道終点の旧牧場より近道だった)とササと落ち葉の道からガレ石の多い登山道に変わりもみじ峠に着く。

【もみじ峠〜笙ヶ岳】

ササが茂る広葉樹林の大洞谷源頭部を緩やかに下っていく。広い谷間のためか気持ちの良いコースだが『まむし注意』の看板がある。しかし今の季節は冬眠しているだろう。
 大洞登山口・笙ヶ岳分岐で道標に従い右の谷に入ると道は狭くなる。少し先で右岸に渡り左の谷に入る。いつの間にか山腹を登るようになるとガスがかかり、雪景色になる。融けた雪が落ちてくるので傘(細君は雨具)を差しながら登ると稜線に出て左折すると5分程で誰もいない養老山地の最高峰・笙ヶ岳に着く。
山頂からは北から東にかけて樹木越しに展望が望めそうだが今日は全く駄目だった。

【笙ヶ岳〜養老山】

 三組のハイカーとすれ違って、もみじ峠まで戻ってくる。木階段を上がると旧牧場(林道終点)に着くが想像していたよりも小さな牧場だった。
落葉した樹木越しに濃尾平野が見える稜線道を数回アップダウンして笹原峠に着く。
もみじ峠より誰にも会わなかったが笹原峠からは賑やかになり見晴らしも良くなるが笙ヶ岳は相変わらずガスがかかっている。
小倉山で広大な濃尾平野を観ながら休憩する。養老山へ、小さなアップダウンの後、途中で右折(直進の道あり)して登ると展望の効かない養老山頂上に着く。

【養老山〜滝駐車場】

 樹木に囲まれてジメジメした頂上だったので、小倉山まで戻り食事する。気温は4度前後で冷えるので、何時もより早く食事を済ませて三方山へ。
 笹原峠で右折して鞍部より1分ほど直進すると三方山頂上に着く。三方山は東に突き出た感じなので小倉山より展望がよく濃尾平野を眺めながら、北アルプス・御嶽山が望めるようにならないかと、地元のハイカーと会話しながら30分近く粘ったが駄目だった。
 鞍部に戻り右へ下るとガレ石の多い急なつづら坂の下りになり道端にはカンアオイ・イワカガミ・バイカオウレンの葉が多く群生していた。
 やがて養老ノ滝上部にある堰堤のところに出て沢を渡り下ると朝の笙ヶ岳への林道と合流する。

今回のコースは参考となるガイド本を持っていなかったため、HPで調べての山行だったが道標と登山道がしっかりしているので迷う個所もなく楽な山行だった。春の新緑・秋の黄葉・花の季節もよさそうだ。

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