テクテク堀坂山・観音岳

雌岳付近より観音岳の稜線 堀坂山より   津市方面         山並みが続く
白猪山 中央局ヶ岳    栗ノ木岳 三峰山   高見山           大洞山  尼ヶ岳
矢頭山 賑やかな山頂だった
山頂より下山 観音岳より  伊勢方面     堀坂山望む


平成15年11月23日 堀坂(ほっさか) 757m 観音岳509m 晴れ

 伊賀上野から南へ走りR165号線で左折。道標に従い伊勢自動車道、一志嬉野ICより松坂ICの区間だけ利用する。松坂ICから最初の信号を右折して数百メートル走り、森林公園の道標に従い右折、堀坂川右岸の道路を走り森林公園管理棟への赤い橋を渡ると森林公園駐車場に着く。

5:30自宅〓123km〓7:55森林公園駐車場出発〓8:16東尾根登山口(林道終点)〓39東尾根出合〓9:19〜23雌岳〓9:40〜11:05堀坂山〓11:28〜31堀坂峠〓12:00〜12観音岳〓13:05あずま屋〓13:12駐車場着

【森林公園〜堀坂山】

 赤い橋まで戻り右折、堀坂峠方向へ60m程歩き雲母谷林道に入る。
林道を歩いていると林道手前に駐車していた地元のハイカーが追い越していく。付いて行けそうもない速さだ。
枝道があるが左の舗装された林道を上がるとY字形に林道が分かれた東尾根登山口に着く(少し先で両道とも終点)。
 植林と雑木林が交じる急坂を登る。高度を上げると北西の風が強くなり途中よりウィンドブレーカーを着る。
東尾根出合にたどり着く。ここからは少々のアップ・ダウンはあるが快適な尾根道になる。樹木越しに青い海が望まれ山頂からの展望に期待する。前方にドッシリした堀坂山頂上が望まれるようになり、左に展望の良さそうなピークがあったので5m程登ると石室に石仏が祀られている雌岳だった。ここからは伊勢湾の全望が見渡せた。
植林内に入り鞍部へ下り堀坂山への最後の登りになった時、又ハイカーに抜かれ、直ぐに見えなくなる。

【堀坂山頂上にて

 堀坂大権現が祀られた山頂には抜かれたハイカー2人ともう1人いた。よく登っている地元のハイカーのようで私らより年配のように思えるが健脚はすごかった(林道入り口から72分ほどで登ったらしい)。暫らくすると堀坂峠から※『堀坂山の主』と云われている高年齢者が何とも異様な出で立ちで登ってくる。その後も次から次へと登ってくるが殆どのハイカーが松阪市近辺のハイカーだった。おそらく下から見える堀坂山を見てあまりの天気の良さに惹かれて登ってきたようだ。ここは地元のハイカーには打って付けの山のようだ。そして遠い枚方から私らがなぜ登ってきたのか疑問に思っているようだが歓迎されたようだ。
 眺望は申し分ない。北には鈴鹿山地と白く輝く伊吹山、名古屋方面には御嶽山?(積雪が少なく見えたので恵那山だと僕は思う)東には松坂市街・伊勢湾を挟み知多半島・伊良湖、伊勢方面には朝熊ヶ岳、南には目前に白猪山・局ヶ岳・栗ノ木岳・三峰山・高見山そして台高山脈の大台ケ原へと続き、右には室生火山群の山々・大峰の釈迦岳・大洞山・尼ヶ岳、西には矢頭山・青山高原と360度の展望を楽しむ。次回は富士山を見たいものだ。
 眺望と会話が弾み30分後に食事する。地元のハイカーは食事せずに下山していく。1時間半近くも山頂にいた私らも下山する。眺望と会話で日頃のストレスは緩和されたようだ。

【堀坂山〜観音岳】

 小屋の裏(西)の勢津登山口と書かれた所から下ると峰があり大日如来が山頂方向を向いて座っている。下から拝んでからそのまま下る。
中程にもう一体大日如来があった。植林の参道を下ると石の鳥居がある堀坂峠に着く。峠には20台ほど駐車していた。
駐車場の案内板横より登り返し観音岳へ。気温が低いためか登りの辛さを感じることなく稜線に出て小さなアップ・ダウンを繰り返す。右に創造の森分岐を過ぎると3分程で観音岳山頂に着く。ここからは堀坂山の望め、歩いたコースがよくわかる。

【観音岳〜森林公園】

 下ると最初のコブで白米城分岐がある。ここは数人の地元ハイカーに注意された個所で右へ下る。
小さなコブを越す道と巻く道、あるいは両方の道あったりする。両方あれば巻く道を択んでいたが最後のコブではテープはあるが道が怪しくなりルートを捜していると観音岳で5分ほど先に下山した夫婦連れが戻ってくる。ここだけはコブを越さなくてはならなかった。
再びしっかりした道を下り、あずま屋を過ぎると木の階段になり森林公園の芝生に出てくる。駐車場は直ぐ下に見えている。

『堀坂山の主』 平成15年12月28日読売新聞によると『一日一山・7000日』三重県小俣町在住の東浦奈良男氏(78歳)で退職後19年2ヶ月で連続7000日を達成(富士山にも夜行列車で362日)する。
 壱万日を目指すらしい。山では多くの人と出会い挨拶を交わすが、私たちには足元にも及ばない人々と出会っているのだな〜。
今までで新聞に掲載された方3名に出会っているが、私たち夫婦も見習いたいものだ。

トップ

管理