テクテク桧奥峰・桧塚
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| 木屋谷 | ㊧奥山谷 ㊨木屋谷 | |
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| 奥山谷の渓谷 | ||
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| 奥山谷源頭部 | 明神平のブナ林 | あしび山荘 | ブナとシロヤシオの紅葉 |
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| 桧塚奥峰付近より明神岳望む | 桧塚奥峰より 桧塚 迷岳望む | |
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| 水無山 国見山望む | 下山 中央・高見山 右奥・室生火山群の山々 |
平成１５年１０月１９日 ③桧塚奥峰1420ｍ・桧塚1402ｍ 晴れ
高見トンネルを抜けて、最初の道標『蓮ダム』で右折。青田で木屋谷林道に入り左岸を走り右岸へ。
左岸で地道になり、約1ｋｍ走ると右岸側で小屋が見えてくる。小屋から200ｍほどでマナコ谷登山口（４台ほど駐車スペース）に着く。目立たないので明神平登山口がある『万歳橋』まで走ってもよい（青田から５kmほど）。
４：３０自宅〓106km〓７：０４マナコ谷登山口駐車〓０９明神平登山口〓７：３８ワサビ谷出合〓８：０５奥山谷出合〓９：４５～１０：１５明神平で食事〓３０三ツ塚〓１０：４２明神岳〓１１：３０～３７桧塚奥峰〓５０桧塚〓休憩〓１２：２０桧塚より下山〓１３：１５マナコ谷登山口着（駐車場所） １６：２０自宅着
【明神平登山口～ワサビ谷出合】 前回よりも土砂崩れ個所が増えていた。
植林の木屋谷右岸を歩くが沢は10ｍほど下を流れている。谷沿いは、まだ黄葉していないが自然林に変わり、ナメ滝・小さな滝を観ながら歩くが大岩や岩壁の間を流れるので迫力がある。しかし細い山道なので足元には注意。
やがて木屋谷川が真下３ｍほどになった地点がワサビ谷出合で直進せずに目印のテープに従い沢に下りる。
【ワサビ谷出合～奥山谷出合】 前回よりも水量が多かったワサビ谷
ワサビ谷出合でワサビ谷を渡り、直ぐにワサビ谷側の急斜面を登ると木屋谷右岸の山道になる。だが木屋谷の流れは谷が深くて見えない。
ゆっくり下っていくと左に小広場に倒壊した植林小屋跡を見て進むと木屋谷川が真下３ｍほどになった地点が奥山谷出合で、ここも直進せずに目印のテープに従い沢に下りる。
【奥山谷出合～明神平】 踏み跡が怪しくなっても谷沿いにテープが付いていた。
奥山谷と木屋谷の間を少し急登して、左折すると奥山谷に沿う山道になる。奥山谷に入ると谷は広くなり黄葉しかけたブナ等の大木が見られるようになる。そして小さな滝が数多く見られるようになる（赤目四十八滝など比ではない）。
ブナやカツラなどの大木が多く群生するようなると何度か谷を渡り返すようになる。ここで初めて休憩をとり、ゼリーとチョコレートを食べる。
谷は細くなり、左岸より自然林の急斜面を登ると（１０分程か）大石に苔が付いた水源の源流とブナ林になるがほとんどのブナは落葉していた。そして数分で天理大山小屋横より明神平に着く。
前回はルート捜しに時間を費やしたが、今回はある程度ルートが分かっていたのとテープが多く付けられていたので３０分近く短縮でき、余裕を持って素晴らしい渓谷を楽しむことができた。
【明神平～明神岳】 広い草原状の明神平。初めてだと目的地へのルートに不安を感じるが地図とコンパスがあれば大丈夫。
明神平のあづま屋で少し早いが薊岳を見ながら食事する。背後には天王寺高のあしび山荘と国見山に続く道がある。
三ツ塚へ。旧スキー場のゲレンデを南に登る。途中、前山への分岐を過ぎるとブナ林となり、三ツ塚分岐で稜線に出て左折すると樹木越しに大台ケ原への台高山脈と大普賢岳・釈迦岳などの大峰山脈が望まれた。
やがて注意していないと通り過ぎてしまいそうな明神岳頂上に着く。
【明神岳～桧塚奥峰～桧塚】 踏み跡とテープはしっかり付いていたが、広い尾根ではコースから外れないように注意。
明神岳山頂を少し通り過ぎた所に桧塚分岐がある。左折して黄葉のトンネルを下るのを想像していたが、ほとんど落葉していたが黄葉したブナも残っていた。ササが茂る原生林の尾根道なり、前回よりも踏み跡がしっかりしていた。
草原になり展望が開けると紅葉したシロヤシオが一際目立つ。三重県内の最高峰桧塚奥峰に着くと展望は更に広がり高見山地・室生火山群の山々、迷岳・池小屋山から大台ケ原、そして大峰山脈が見渡せる（しかし他山から桧塚奥峰を見つけるのは難しい）。
桧塚奥峰から見えていた桧塚へ、ササ原に一筋に続く道を歩き展望を楽しみながら歩く。帰り道のマナコ谷分岐付近にリュックを置き、身軽になって最後の登りをこなすと展望の効かない桧塚頂上に着く。
【桧塚～マナコ谷登山口】 苦労して登ったのに下りは短時間、そして緊張する個所なし。
草原からは前方に高見山地の山々を見ながら下る。振り返り桧塚頂上と草原を見納めして植林内へ。
林道を横切りながら（二箇所は少し林道を歩くがテープが付いている）つづら坂になった山道を下るとマナコ谷の沢音が聞こえ出しマナコ谷に出合うと数分でマナコ谷登山口に出てくる。