テクテク八経ヶ岳・明星ヶ岳

平成15年10月5日 C八経ヶ岳 1915m 明星ヶ岳

6年ぶりの八経ヶ岳。R309は相変わらず狭いが道路上の落石が無いので走りやすかった。トンネル西口手前の駐車スペースに駐車するがもう7台ほど駐車している。

帰りは天ヶ瀬に出てR169から桜井市からR24経由で帰宅。

4:15自宅〓107km〓6:45トンネル西口・登山口〓7:38奥駈道出合〓56弁天の森〓8:22聖宝理源大師像前〓9:12弥山小屋〓15〜18弥山山頂(弥山神社)〓9:50〜53八経ヶ岳頂上〓10:17〜11:15明星ヶ岳・展望の良い南斜面で食事〓11:38〜40八経ヶ岳〓12:05〜15国見八方覗(弥山)〓12:43理源大師像前〓13:05弁天の森〓13:24トンネル西口分岐〓14:10トンネル西口着  14:22発 17:40枚方着

登りは同じようなペースで登ったが・・。 ヒメシャラとブナ林の急坂

【トンネル西口〜奥駈道出合】

登山届を出して、小さな沢の右岸を歩くと直ぐに堰堤があり、左には行者還岳への道標が小さく吊るされているが直進すると1〜2分ほどで橋が見えてくる。
予備用の水を補給してから沢と沢の間の稜線を登る。色づき始めたブナとヒメシャラの大木が生えるキツイ登りだが気温は8度前後で登るのにはよい。シャクナゲ群生地を過ぎると黄葉したブナ林になり奥駈道に出合う。

高度を上げると分からなくなる鉄山 ブナ林の黄葉 八経ヶ岳と弥山

【奥駈道出合〜聖宝理源大師像】

ブナ林越しに、鉄山、大普賢岳が見える奥駈道出合。休憩すると体が冷えてしまいそうなので休まずに歩く。緩やかに下りながら弁天の森を通り過ぎ、美しい黄葉と時々樹木越しに見える大日山・稲村岳、山上ヶ岳、大普賢岳の展望を見ながら歩く。

前方にドッシリした弥山・八経ヶ岳が見えてくると素晴らしい眺めと最高の季節に登れたことを喜ぶ。やがて左にロープが張られた奥駈道になると理源大師像に着く(数年前に70歳代の男性がこの辺りから道を間違い、水晶谷で沢登りのグループに無事発見されたと新聞で読んだことがあるが入り込まないためにしてあるのだろうか)。


大日山 稲村岳 山上ヶ岳       大普賢岳 トウヒと木の階段

【聖宝理源大師像〜弥山山頂】

理源大師像前(裏の稜線道は踏み跡もなくなっていた。)を通り過ぎると聖宝八丁の登りが続くが気温が低いので意外と楽に登れる。ブナ林からトウヒが混じる森になるとガレ石の歩き辛い道だった所は木の階段になり歩き易くなっていた。特に下山時には大変楽で時間の短縮になった。

 開けた所に出るとやっと稲村岳、大普賢岳から台高山脈の山並みと大台ケ原、そして白く輝く熊野灘までの大パノラマが展望できる個所に出る。トウヒの立ち枯れが目立つ道を上り詰めると台地になった弥山小屋に着く。
 鳥居を潜り弥山山頂の神社へ。左に八経ヶ岳を立ち枯れ越しに眺めて行くと直ぐに展望の効かない弥山山頂に着く。
ベンチに座りチョコレート(今回より冬用軽食に変わる)を食べて休憩する。


弥山山頂 八経ヶ岳  奥に明星ヶ岳

弥山山頂〜八経ヶ岳】

弥山小屋近くにある国見八方覗は帰り寄ることにして小屋前から下る。この区間もガレ石の個所は迂回道ができていた。
鞍部より登り返すとオオヤマレンゲが自生する鹿用防護ネット内を出入りして登ると八経ヶ岳頂上に着く。岩場の最高点に立ち関西で一番高い人間に一瞬だけなる。
素晴らしい360度の展望を楽しむ(稲村岳は弥山の陰になり見えなくなっている。)。


八経ヶ岳より             大普賢岳の右に台高の山々 大台ケ原

【八経ヶ岳〜明星ヶ岳】

 明星ヶ岳へ下る。立ち枯れの木も多いが高低差が少なく歩きやすい。
西方面が開け栃尾辻へ下る稜線が見えると「次回は狼平まで行こう」と細君(狼平まで行くと分割ながら弥山川から八経ヶ岳に登ったことになるので僕も賛成だ)。遠方には二上山から奥高野の山並みが広がる。木陰に入ると青々した苔が美しい。

 明星ヶ岳の西側を巻くと高さ3m×5mほどの行場の岩を通り過ぎる。前方に七面山と仏生ヶ岳・釈迦岳が見えている。
山頂への道がないので、適当なところから倒木に邪魔されながらも登ると明星ヶ岳山頂に着くが展望は効かない。
奥駈道を南へ行き、東方面の大台ケ原が望める所で食事する。


頂仙岳。 金剛・葛城山を遠望 木の名前分からず? トウヒに囲まれた明星ヶ岳山頂
中央・釈迦岳    猿オ面山 食事場所にて。八経ヶ岳付近の岩塊 私たちは下りが苦手。朝の夫婦について行けず。

【下山】

アルコールが入ったが八経ヶ岳まで楽に戻り、疲れを感じないでトンネル西口分岐まで戻ってくる。でもトンネル西口までの急な下りで疲れてしまう。

トップ

管理