テクテク浄法寺山。丈競山

冠岳から歩いた稜線右から2ツ目が浄法寺山
冠岳コースの急坂 展望所より ブナ林 浄法寺山の展望台
丈競山・北丈競山・火燈山・富士写ヶ岳 丈競山の非難小屋 加賀大日山・越前大日山、そして雲に隠れる白山
富士写ヶ岳 ナナカマドの赤い実 ブナ林

平成15年9月28日 A浄法寺山1053m 丈競山(たけくらべやま)1045m

【福井県の山】

 浄法寺山青少年旅行村までの道順と一部写真は平成14年12月1日参照

7:30浄法寺山青少年旅行村事務所・清水小場〓冠岳コース〓8:22冠岳〓8:34〜45大岩〓9:28〜30浄法寺山〓9:58〜10:55丈競山〓11:53〜12:00浄法寺山〓12:22冠岳〓ツツジガ原コース〓34びんつけ地蔵〓12:53しし岩〓13:25清水小場

【清水小場〜冠岳】
 今回は冠岳コースから登る。清水小場で水を補給して、標示に従い右へ。橋を渡り稜線に取り付くまでは階段混じりの急登。稜線に辿り着いても岩が露出した一部ロープの付いた急登が続く(帰りしし岩から見た傾斜は30度あるように思えた)。
展望所と冠岳の中間辺りに登り着き左に30mほど下ると展望所があり、絵地図を見ながら展望を見るが高い山には雲がかかっている。でも真下の浄法寺山青少年旅行村、九頭竜川から日本海は望むことができた。
戻り、直進すると直ぐに冠岳頂上に着く。ここからは浄法寺山、丈競山から南丈競山にかけての展望がよい。

【冠岳〜浄法寺山】
 冠岳からいったん下り登り返す、ラクダの背と呼ばれる小さなアップダウンがある。途中で前回は雪で気づかずに通過した大岩があり、ここで九頭竜川を眺めながら休憩する。
秋の花、ナナカマドの赤い実のなる登山道、そしてブナ林が見え出すと浄法寺山頂上はもう直ぐだ。

【浄法寺山〜丈競山】
 浄法寺山は今日の一番乗りだった。展望台に登り絵地図を見ながら360度の展望に再会するが雲が多く前回よりも悪い眺望だった。
丈競山へ北に下山、低木とササの道は一部で背丈以上あり、濡れたササは重みで垂れていてやぶ漕ぎをする。おかげで服はびしょ濡れになる。陽が差し込む道端にはリンドウが咲いている。30分ほどで丈競山に着く。

丈競山〜浄法寺山】
 展望のよい広い山頂からは福井市街地から日本海まで見渡せ、石川県の富士写岳、加賀・越前大日山から加越国境尾根の白山へ続いているが白山は雲の中だった。
もし天気の良い日に非難小屋に泊まれば2階の窓からは白山連邦方面から朝日があがり素晴らしい展望が見られることだろう。

誰もいなかった山頂も食事している間に20人近くになる。福井県の山に来ると中高年の登山者は勿論、若い女性や若いカップルも見かけられ、登山人口が多いように思える。

 すっかり乾いたササ道を引き返し浄法寺山頂上に戻ってくる。ここも50人ほどのハイカーが食事していた。白山上空には雲が多く展望を諦めて冠岳まで往路を下山する。

【冠岳〜ツツジガ原コース
 冠岳山頂には、冠岳コースの急坂に疲れたのか、怖かったのか、ここで諦めたビギナーの登山者がいた。ここからは快適な登山ができるのに・・、残念。

 直進して広い尾根のツツジガ原コースを緩やかに下るが殆ど展望は効かない。びんつけ地蔵を過ぎると尾根道と分かれて左折、ロープの付けられた岩場を下る。

【ツツジガ原〜青少年旅行村】
しし岩まではガレ石の急坂が続くのでロープを利用して慎重に下る。黒岩分岐を過ぎると遊歩道になって枝分かれしているが、どの道を下っても青少年旅行村事務所に戻ってくる。

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