テクテク矢頭山

県道580号より矢頭山 大洞山  中央・尼ヶ岳 前・学能堂山 中央・高見山
局ヶ岳望む  鈴鹿山地・伊勢湾 矢頭山頂上

 

平成15年8月10日 三重県・矢頭山(やずさん) 731m 晴れ

ガイドブック【大阪周辺の山・250】

走行ルート;R163⇒R25⇒R165⇒県664⇒県580⇒県43

5:20自宅⇒105km〓7:20〜31中宮公園駐車場〓40御峰登山口・不動滝コース口〓47不動滝〓8:04椿小屋〓8:57〜9:10大日拝展望台〓9:32〜10:20矢頭山〓11:12矢頭峠(林道出合)〓11:28(キャンプ場で休憩)〜12:08出発  14:35枚方

 県道43号線に入ると道は狭くなりバス停『室ノ口』から4kmほどで波瀬川中宮公園駐車場に着く。
車道を歩き、ログハウスの横にある大杉を観てキャンプ場を通り過ぎると左からの沢と出合う。右岸に御峰登山口・左岸に不動滝コース口があった。どちらでも途中から合流するので不動滝コースを選ぶ。

 前日未明、西宮市上陸の台風10号の風雨による影響で水量は多く濡れた丸太橋はよく滑る。落差のある鏡滝を過ぎると不動滝が現われる。
滝前よりロープが張られた斜面をひと息で登ると御峰登山口と合流して直ぐに不動休憩小屋がある。沢を数回渡り返すと椿小屋があり林道と出合う。地道の林道を50mほど歩くと林道は橋を渡って分かれ、再び沢沿いの山道に入る。
尾根道になると、ロープの連続が続く坂道になる。やがて樹間から矢頭山らしき山頂と手前に数個のピークが覗かれる。雑木林になると『湧水場・5分』の標示があったが寄り道せず歩く。道は岩混じりの急坂になりロープにつかまりながら登りきると大日拝展望台に着く。

 石碑の立つ大日拝展望台だが樹木が茂り全く展望が効かない。ここで虫に注意しながら、凍らせて持参したフルーツゼリーを食べながら休憩する。大日拝展望台から鞍部への下りになる。ここからは南方面が開けて局ヶ岳が望まれた。
牛ヶ嶺・不動ヶ嶺の小ピークを越すが標示がなかったので知らないままに通過してしまい、ロープを使っての最後のきつい登りをこなすと矢頭山頂上に着いてしまう。

 小広い矢頭山頂上からは北方に青山高原から鈴鹿・伊勢湾・知多半島。そして南方に移動すれば局ヶ岳・栗ノ木岳・修験業山・三峰山・高見山そして台高の山と大洞山・尼ヶ岳などの室生の山々が望めた。蚊取り線香を点けてからゆっくりと食事にする。

 矢頭峠に下山、でも手書きの道標には『仁王峠』と書かれていた。ロープがあるので急な下りも難なく下ることができ、植林で登り返し地蔵ノ尾という小ピークを越して慎重に急坂を下ると県道43号と椿小屋への林道が交差したT字路になった矢頭峠に降りてくる。車道を歩き出発点の中宮公園に戻ってくる。

 波瀬川の清流で汗を流してから家路に着く。少し物足りない標高差(470m)と山行時間だったが暑い夏場にはよかったかな〜。枚方の最高気温35.5度

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