テクテク雲谷山

雄滝 第2展望台 リョウブの道 山頂のブナとヤマボウシ 第三展望台付近より山頂望む
三方湖 水月湖・菅湖 援日向湖・久々子湖 日本海

平成15年6月29日 雲谷山くもだにやま 787m 曇り

【マイカー登山・北陸自動車道】

 R367で滋賀県に入ると小雨になり、R27では本降りになるが三方石観音駐車場に着くと雨が止む。

5:45自宅⇒108km⇒8:08〜19三方石観音駐車場〓8:27三方石観音本堂〓44第1展望台〓9:00第2展望台〓19 第3展望台〓9:40登山口〓11:00〜42雲谷山〓12:56〜13:08第3展望台〓17奥の院分岐〓13:46奥の院〓14:25三方石観音駐車場

 R27・石観音の信号を東へ約100m走ると右に三方石観音駐車場があったので、ここに置かせてもらう。観音川沿いの参道を上がり本堂へ。安全登山を祈願して本堂左横より第1展望台を目指す。幅の広い遊歩道のつづら折り坂を登って行くと第1展望台で三方五湖のうちで南端にある三方湖が見える。
赤松が多い尾根になった遊歩道を歩くと、右に雲がかかった雲谷山の裾野に雄滝が遠望できる地点を通り過ぎると2分ほどで第2展望台に着き、水月湖と手前に菅湖が加わる。

 第2展望台を過ぎると雲の中に入ってしまって、がっかりする。雄滝分岐を過ぎて三方石観音からの林道と出合い、左の尾根道を登ると可愛らしいログハウスが建つ第3展望台に着くが雲の中だった。帰りの展望に期待してリョウブ・赤松・カエデ・ブナ等が茂る遊歩道を10分ほど歩く。

 やっと山道(登山口)に入る。雨が止んでいても草木は濡れており杖で水滴を落としながらの歩きだ。それでも全身が濡れてしまう。
ゆるやかに右へカーブしながら尾根道を登る。尾根を巻き窪地に入ると石楠花に似た葉のユズリハが茂り緑に囲まれた自然林の美しいところに出る。更にブナの大木が多くなり、ガスのかかったブナ林は引き込まれそうな雰囲気を漂わせており素晴らしい風景が続く。

次は頂上かと思いながら4回ほど小さなピークを越してやっと雲谷山頂上に着く。二等三角点の山頂は北方向の一部が伐採されているが、残念ながら見えず。朽木村道の駅で買った炊き込み御飯とバラ寿しを食べて、体が冷え切る前に下山する(20℃)。

頂上直下で6人ほどのグループと擦れ違ったおかげで濡れずに下山することができた。第3展望台も低い雲がなくなり日向湖と手前の久々子湖が見えて三方五湖の全望が望むことができた。ベンチも乾いていたのでゆっくりと休憩する。

第2展望台手前より左折して標示に従い雄滝へ。谷沿いの林道に出て、左の林道を上がっていくが間違っているようだ。戻り、橋を渡った所にある左の林道を上がっていくと奥の院に着くがここからの道が怪しくなり雄滝を諦めて引き返す。途中から谷に下りると堰堤工事が終り整備された所に雌滝らしき滝があったが正しいか分からない。

林道を観音川沿いに下ると三方石観音本堂に戻ってくる。全山、自然林の楽しい山歩きだった。

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