テクテク能郷白山

平成15年6月8日 A能郷白山1617m 晴れ

林道が荒れていて登山口まで入れず手前の駐車場に置く。もう30台〜40ほど駐車していた。平成13年7月8日参照
行きR307⇒日野自動車道(200円)⇒八日市IC〜大垣IC(1750円)よりR157号 213km
帰りR21号⇒醒ヶ井駅でラーメン・醒ヶ井の天然水約10リットル⇒米原IC〜巨椋IC(2500円)


4:30自宅⇒8:00能郷谷駐車〓8:12登山口〓36 ポイント1〓47林道出合〓9:10〜20 ポイント2〓9:50ポイント3〓11:25〜12:23能郷白山〓13:33 ポイント3〓13:55 ポイント2〓14:26   ポイント1〓14:50登山口〓15:07駐車場20分出発⇒17:10枚方

ポイントA付近で休憩 前山を巻くと山頂が現われる。 カタクリ・ザゼンソウが群生していた残雪付近。 左下が登山口。前山からの下り。中腹に林道出合
サンカヨウ ザゼンソウ カタクリとキスミレ



ニッコウキスゲとイブキトラノオ 頂上にて

平成13年7月8日 能郷白山1617m 曇りのち時々晴れ

岐阜県、朝晩は曇りで昼間は晴れの予報。花と展望に夢膨らませて出発するが視界は3kmほど。

大垣ICからR258〜R21〜県23〜R157を走る。根尾村で橋を渡ると大型車通行止めで方向転換場所がある。転換場所から数百b走ると『白山登山口』と書かれた小さな標示が目に入る。バス停『黒津口』があり三叉路になっている。ここで道を尋ねる。R157には通行止めの標識があるが・・・。左の舗装された林道に入り能郷谷を15分ほど走る。水量が多いためか深さ15センチほどの谷水が林道を横切ること数箇所。右に、ヘアピンカーブする所に登山口があった。5台ほどの駐車場にはもう3台駐車していた(手前にも10台程の駐車場あり)。

4:20枚方〓230km〓7:20〜30能郷白山登山口・標高710m〓8:10林道出合〓25〜35北へ(ポイント2・休憩)〓9:50〜10:00前山〓11:05〜12:20能郷白山頂上〓13:12〜13:20前山〓14:50能郷白山登山口   18:30枚方

 飛び石の一部が水没しているが靴を脱ぐほどではない能郷谷を渡ると、いきなり急登の尾根に取り付く。5分程で汗が噴出すがブナの自然林が救いだ。でも帰りの下りを想像すると・・・。『@標高900m・頂上まで4215m』の標示がある。登山口にあった絵地図の番号のようだ。30分ほど歩いて300mしか進んでいない。更に見上げるとガスがかかっている。

開けた林道に出る。ガスがかかっているのは前山の稜線のようだ。直ぐに自然林の中に入るが相変わらずキツイ登りが続く。青々した樹木のトンネルと道端の花が慰めてくれる。

登山道が北に向きを変えたところで休憩しブドウを食べる(ポイント2付近)。緩くなった稜線暫らく続く。そして前山への登りになる。
若い男性が降りてくる。頂上の花を尋ねると「そこそこに咲いている」と。登行意欲を失う言葉にガックリ(花に興味なかったようだ)。

前山頂上の西肩で休憩して、おにぎりを食べる。西肩を巻いて、やっと下りになり汗が止まる。50分ほど小さなアップダウンを繰り返し下っていくが、晴れていれば能郷白山が見える筈だが乳白色の世界で何処(正面だった)にあるのかも分らず。道端の花とブナの木が茂る登山道を楽しむだけ。

前山と能郷白山の最低鞍部に降りようとしたとき、左に三角錘型した磯倉が見えた。所々青空も見える。コブを越すと、雲は切れていた。日が照りつける能郷白山へのササ原を登る。

祠のあるピークに立つ。残念ながら北側は背丈以上のササが邪魔して展望は悪い。南側の展望は良いが今日は靄が懸かり頂上近辺だけ。でも足元にはイブキトラノオ・ニッコウキツゲが群生して感激する。頂上には、追い越された2人のハイカーだけでなく数十人ハイカーがいた。食事をしてから一等三角点へ。ササ道を戻り、途中で左のササ道を登ると直ぐにあったが、背丈前後のササに覆われて展望は見えそうで見えない?温見峠への道を行って見るが展望は雲に覆われて駄目だった。

下山。林道出合までスムーズに降りたが足の疲れも出る。細君、けつまずいて倒れそうになるがセーフ。しかし2回目は見事に頭を谷方向にして倒れ、立ち上がれず手伝う。以後、足を痛め杖2本で下山。今度は僕が急な岩段の下から二段目(と思う)で滑り転倒し細君の所まで(5m程か)転げ落ちるが全く怪我なし。細君に「上手に転倒するね」と言われる(転倒の経験数が違うので上手になったか?)。しかし4人に見られたのは恥ずかしかった。しかし、これで終わらず今度は転石で滑り尻餅をつく。幸いにも先週、痛めた尾?骨まで届かず助かる。でもおかげでパンツはドロドロになる。

大きな怪我もなく下山する。能郷谷で頭から谷水を被り、体を拭いてから帰り支度をする。会うハイカーの会話は「キツイ坂ですね」だった。朝、追い越したハイカーも帰りは追い越されて最後になる。下りが苦手な夫婦であることをつくづく感じる。稜線歩きの山行で道を間違う所はなかった。

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