テクテク但馬 妙見山

原生林が残る。 方位版のある山頂 妙見峠 すぎ自然歩道 本殿・拝殿



平成14年9月8日 但馬 妙見山1134m 雨と曇り

 前日19時の天気予報では兵庫県北部の降水確率10%・南部0%で晴れマークだったが、実際は亀岡から雨が降りだし兵庫県北部には大雨注意報が出る。八鹿町から旧R9号線を走り『日光院・名草神社』の標示に従い何にも見えない山道を走る。名草神社に着く頃には小雨になる。

28自宅〓7:30〜45名草神社駐車〓8:10大ナル登山口〓25〜30妙見キャンプ場管理棟〓38林道終点〓9:45〜10:20妙見山頂上〓42林道出合〓54妙見峠出合〓55妙見峠〓11:25〜48名草神社散策〓55着

行き〓沓掛IC〜千代川IC 500円 161km  帰り〓丹波IC〜沓掛IC 1000円  15:05枚方

 名草神社から傘を差して車で来た道を戻り、分岐(大ナル登山口)で右折して妙見キャンプ場へ。妙見キャンプ場管理棟前(トイレ付き)の林道を上って行くと『妙見山1,5km』の標示がある。少し先で林道は行き止まりだが、登山道があったので谷沿いに登ると雰囲気が芦生の原生林に似ている。

踏み跡が怪しくなる。どうも間違ったようだが方向は合っているので、そのまま登り右の斜面を登ると木階段の登山道に合すると『妙見山1,4km』の標示があった。登りが続くがブナ・ミズナラ・天然スギの自然林に靄がかかり一層神秘的な雰囲気を味わう(雨が止む)。先週はストックをクモの巣掃いに使ったが、今回は下草のササに溜まった雨水を落とす道具になる。

 尾根道になると緩やかになり、方位盤のある妙見山頂上に着く。北方面が開けているがガスがかかり視界は最悪。天気だったら蘇武岳が見えるのだろうが・・。残念?

 下山、北西方向にも道があり迷うが、妙見新道は北東方向だった(下山すると北方向に尾根を下っているので正解だった)。
妙見新道はブナ林が多い尾根道だった。鞍部より左の林道を歩き妙見峠へ向う。林道からは西側が開けているがガスで全く見えない。蘇武岳から見えた氷ノ山・鉢伏山を想像しながら歩く。妙見峠分岐で右折して登ると直ぐにお地蔵様がある妙見峠に着く。

 スギ自然歩道と呼ばれる歩き易い参道を下っていく。北山スギと違い妙見スギは自然の樹木を手入れしたように思え、違和感がなかった。

 名草神社に下りてくると歴史を感じさせる拝殿と本殿だった。鳥居を潜り下ると国指定重要文化財の三重塔が建っていた。

立派な神社を見学できて、少しは今日の天気の慰めになる。

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