テクテク高山

平成14年9月1日 丹波高山660m

【京阪神ワンデイ・ハイク】

 先週の弥山川遡上で足に豆が出来てしまい今回は楽な山行を前夜に計画する。大阪の予想気温は34度だが、台風が朝鮮半島に上陸しているので低山ながら風があれば暑さは凌げるだろうと予想する。

 亀岡より県道77を走る。篠山を過ぎると灰色雲が覆うようになるが日が照るよりいいだろうと思う。福知山線『谷川駅』から首切地蔵をめざす。集落山田を過ぎると公園の所に高山林道分岐があった。あづま屋の横に駐車する。

5:15自宅〓96km〓7:10〜20公園広場(高山林道分岐)〓36林道終点〓53峠〓8:40〜35高山頂上〓15分ロス〓11:00林道出合〓03〜12首切地蔵〓11:18公園   

 あづま屋から高山頂上が見えている。気楽な気持ちで登るつもりでいたが『高山登山道未整備』と標示されている。
高山林道終点から植林の登山道に入ると踏み跡程度だか、テープと役場が立てた道標杭があり、荒れているが未整備で充分だと思う。しかしストックはクモの巣掃いの道具となる。今までの山行でこんなに多くクモの巣を掃いながら登った経験はない。ハイカーが少ないためだろうか。

 で右折する。雑木林の稜線道になると急坂が続く。時には顔にクモの巣とクモが触れて後ずさりすることも。途中で多紀アルプス方面が開け、小金ヶ岳・三岳・夏栗山・黒頭峰が望めた。5回ほどピークを山頂と勘違いして登り、やっと高山頂上に着く。

 頂上からは南方面が望めた。遠くは金剛山・二上山・生駒山が確認でき、六甲山はハッキリと見え間近に虚空蔵山・和田寺山の山並みが。気温は22度で風があり少し寒く感じる。

西へ下山する。一気に150m程下ると鞍部に着く。右斜めに植林の谷へ降りられるらしき道があるが、緩く上がる稜線の方が道がしっかりしておりテープもあったので直進するが間違いに気付き鞍部まで引き返す。

谷へ下る。暫らく下ると間伐材で踏み跡がおかしくなる。しばらくは谷の左斜面で踏み跡を捜しながら下る。登りとは全く違う不明瞭の道で、未整備の意味がわかる。谷に下りると、荒れた溝道を歩く。右岸を歩くようになると、しっかりした道になり林道に出合うが、登山口の標示はなかった。

林道を下ると直ぐに首切地蔵尊がある。自然石のお地蔵様6体があった。願い事を書かれた沢山のよだれ掛けで、お地蔵様はほとんど見えない。ドクダミ茶を戴く。

首切地蔵から200m程林道を下ると出発点に戻って来る。予想以上にキツイ登りと下りで楽な山歩きではなかった。

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