テクテク雨山
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平成14年2月10日 雨山 315m 曇りのち雪
週末になると天気が崩れるので山行計画を決めるのがバカらしくなる。今回も天気が悪そうだ。土曜日の夜11時になっても決まらない。北部は雪が降りそうで展望も駄目。枚方から南の低山が無難だろうと決めたのが今回の山。
長原ICから貝塚IC(往復1800円)まで利用して、高速道脇の道路を走り途中で左折して永楽ダムに向かう。
6:00自宅〓7:25〜35駐車場(無料)〓西ハイキングコース〓8:13小屋谷頂上〓45〜50月見亭〓8:55〜9:10雨山(城址)〓38小屋谷頂上〓10:08西ハイキングコース出口(車道出合)〓15東ハイキングコース入り口〓45〜11:30展望台〓12:10駐車場
永楽ダム駐車場に車を入れる。もう数台とまっていたが、ジョギングと犬の散歩のようで登山者はいなかった。
駐車場横から西ハイキングコースに入る。山の斜面を登るとアルペン風の登山道になり貝塚市街・大阪湾が見え出しダム池の向こうには東ハイキングコースの展望台が見え更に奥には和泉葛城山・ハイランドパーク粉河から犬鳴山の紀泉高原が連なる。マツが多い稜線に出ると更に展望が広がり関空から淡路島も見え出し、谷を挟み雨山への凸凹した稜線が見えている。曇ってはいるが満足行く展望だ。山名を調べるために地図を見ながらの稜線歩きで立ち止まることが多くなる。
小屋谷頂上に着く。ここで西ハイキングコースと分かれ雨山への稜線に入ると犬鳴温泉への道路が眼下に見え、天狗岳が犬鳴温泉に迫っているのが見えたが、急に霞み始め雪が降り出す。雨山に着く頃には再び展望が戻るだろうと小さなアップ・ダウンを繰り返し乳白色になった稜線を歩く。思った以上に遠く感じてテーブルのある月見亭に着く。ここで雨具を着て出発するが直ぐに千畳敷・雨山頂上に着く。山頂には休憩所があり、ここで雨具を着ればよかったと後悔。
雨山頂上からは北側の展望が開けているが、山裾の溜池が霞んで見えるのと阪和道の車の音が聞こえてくるだけ。雪が止むのを待つが山は白くなるばかり。
下山、足元のシダに積もった雪、身体に触れると落ちてきそうな雪を払いながら小屋谷頂上まで戻る。再び西ハイキングコースを南へ下り溜池に挟まれた道を通り出口の車道に出てくる。
車道を右へ、環境センターを右に見て、少し先の支谷を左折して東ハイキングコースに入る。稜線歩きになるが相変わらず雪が降っている。時々見える永楽池を眺め、展望台に着く頃には「青い海が見られますよう」にと願う。
展望台に着く。結構広いスペースにビックリするが半分は床が濡れていた。誰もいない展望台でブランデーのお湯割・鍋焼きうどん・雑煮をして身体を温める。極めつけは、ぜんざいであったが突然調味料みたいな細かい雪が強風で吹き込んでくる。暖めた身体は冷えてしまい、手は痛く感じるほどに冷たくなる。雪が付いた食器・リュックを払い下山支度をする。
ハイキングコースを北へ、少し行くと道が分かれている。地図とコンパスを出すのも辛くて、右の下りを降りてしまう。雪の積もった急坂は荒れた道でコースを間違ったのに気付くが、そのまま下り湯谷を下ってしまう。少し遠回りをしたがダムまで戻って来ると展望台はハッキリと見えており、駐車場からは青い海の一部が見えていた。今日はなんと云う一日だったのだろう。