テクテク牛松山

平成14年2月3日 亀岡 牛松山 629m 

 てにならない日曜日の天気予報。金曜日までは晴れの予報だったが、土曜日には雪に変わり昼頃まで降るらしい。日曜日の山行は諦めて、昼から散歩でもしようと決める。

当日朝5時半、窓を開けると雪もなく雨も降っていない。テレビを見ると近畿地方で雨が降っているのは京都府の一箇所と三重県だけだが、それでも大バカの予報官は中部の平野部で10cmの積雪があると言っている。カップヌードルとお湯をリュックに入れて出発する。

 R9を走り交差点『頼朝塚』を右折して府25号に入る。保津川に懸かる新しい橋を渡り北へ、ウロウロしてバス停『北保津』をやっと見つけてから駐車場を捜す。バス停『北保津』から更に進むと右に墓地があり、勝手に駐車させてもらう。墓地からは亀山盆地が一望できた。

8:40自宅〓10:00墓地・登〓07バス停『北保津』・石柱『愛宕山』〓15鳥居・参道口〓10:40 九丁〓11:18〜20金刀毘羅ことひら神社〓25三角点〓(25分間食事)〓12:30愛宕(本宮)神社〓13:00墓地着

 地から車道を歩きバス停『北保津』の角を曲がる。ここには『愛宕山』と書かれた石柱と『金刀毘羅山2,8Km』の道標がある。民家の外れに来ると道は二股になるが電柱に赤いペンキで右の矢印が付いていたので従い竹林に入る。竹林を抜けると福性寺を左に見て、50mほど行くと石の鳥居をくぐりマツが多い雑木林で道幅2m程の参道を登る。
刀毘羅神社まで十八丁あり結構キツイ登りが続き三丁辺りから汗が出始める。人はいないだろうと思っていたが、単独の下山者2人と20人ほどのグループを追い越し、頂上付近でも10人ほどのグループとすれ違う。天気が悪いので、この山に変更したのだろうか?

 道の中間点、九丁の丁石で時計を見る。この調子で登ると「11時ごろに山頂かな?」と思う。殆ど展望の効かない参道だが2箇所で亀岡盆地を囲む小塩山・ポンポン山・鴻応山から半国山への山並みが望めた。
3ツ目の鳥居が見えると杉の巨木が現れて石段を上ると、おごそかな雰囲気の金刀毘羅神社に着く。社の前は広場になっているが展望は効かない。社の横には休憩の建物があるが、後から登って来るグループを避けて食事を諦めて先を急ぐ。

三角点は西へ200mほど行き左に約5m、樹間の中にあった。もう少し増しな所で食事しようと、さらに西へ行くとテレビ塔が建っていた。テレビ塔を過ぎると急な下りになる。南方向に下るようになって道端で食事する。

 りよりも急な下りが続くが道幅と雑木林は登りと同じ。途中で二股があったが右折して北方向下ると直ぐに林道に出て、左折すると愛宕山神社に出てくる。

愛宕山との関係を尋ねると「こちらが本宮」と言っていた。交通安全の御札を戴く。境内からは亀岡盆地が見渡せ、あづま屋では下山してきたハイカー二人(比良山から変更したらしい)が鍋で酒盛りをしていた。集落を通り毘沙門寺前から車道に出て戻る。

少し遠回りだが愛宕神社から七福神コースのお寺巡りをすれば良かったと後悔する。

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