テクテク沢山

菩提ノ滝	沢ノ池

平成１３年１２月２３日　沢山516ｍ〜沢ノ池　

地図【京都北山�@】

姉さん推薦の今回の沢ノ池から沢山への山行だが林道歩きが長いので毘沙門谷を下ることにして出発する。
R162を走る。高尾でマイナス２℃になり樹氷が出来かかっていた。道路の凍結もなく中川の集落付近まで来る。
新しく出来ている中川トンネル手前より清滝川沿いの旧道に入る。300ｍほど走ると東海道自然歩道の道標があったので少し戻り広くなった道路端に駐車する。

６：５０自宅〓３８km〓８：００菩提道・登　−１℃〓池ノ谷〓２５菩提ノ滝〓４８沢ノ池分岐〓５５上ノ水峠〓９:００沢ノ池・沢山分岐『北山７７』〓９：３０沢山頂上〓１５分ロス〓１０：１０高尾・沢ノ池分岐〓１０：１７〜１１：１７沢ノ池〓４５分ロス〓池ノ谷〓１３：００着

　池ノ谷沿いの林道を歩く。水溜まりは凍り、時々現れる凍結した雪を踏むとザクザクと音がする道。身体が温もりはじめた頃に大きな門の様な岩の手前に菩提ノ滝の標示があったので右下に降りる。滝下は広く一筋で落下する滝は何故か気持ちがよい。

　戻り岩の門を通り振り返ると三体の石仏が岩屋に祀られていた。途中、林道は枝分れするが常に本谷の舗装された林道を歩く。舗装された林道が二分し右は沢ノ池へ、左の上ノ水峠を選ぶと、やがて地道の林道になり３ツに分れるが道標に従い右端の道を選び登る。下りになると『京都一周トレイル・北山コース』と合流、左に行くと京見峠へだが直進すると直ぐに上ノ水峠に着く。

　峠で右折して北山コースを歩くと切り開かれた谷間から京都市街が望まれる箇所があったが低い雲が漂い全容を望むことができなかった。峠から数分で『北山７７』の道標がある。ここで北山コースと別れ南へ。踏み跡程度の谷道を登る。倒木が邪魔するが雑木林になると歩きやすくなる。稜線に出て右折すると２〜３分で展望の効かない二等三角点の沢山頂上に着く。

　直進して下山し、登り返すと逆コースだと頂上と錯覚しそうなピークにくる。ここで桃山への道と分れ西方向にある（判り難かった）稜線道を下山すると右下には廃車された車が見え、林道に下る道があったが標示が無いのでそのまま稜線を下ってしまう。南方面が開けて間違いに気付き引き返す。

　廃車の所まで戻ると林道終点で林道を歩くと沢ノ池が直ぐに左に見えてくる。誰もいないエメラルドグリーン色した沢ノ池は寒かったが（２℃）風がなかったので食事にする（雑煮と雑炊）。

　林道を歩き毘沙門谷への登山道を探す。道標はないがここだろうと思われる林道に入る。谷沿いの林道は５分ほどで終点になり積雪のある右岸を登るがノバラと尖った種が服にくっ付き痛い。途中で断念して引き返すことにしたが、谷底を下る方が楽に思えたので下ったが倍以上の時間がかかる。おかげでズボンは濡れ、取り難い種がビッシリ付いてしまう。諦めて往路の林道を下って帰る。

　今年最後、初冬の山歩きはのどかだった。

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