テクテク那岐山

奈議町から那岐山望む 大神岩より 那岐山頂上より滝山方面 下山、遠゚岐山
霞む、後山遠名倉山 広い那岐山頂上


平成13年12月2日 那岐山なぎさん 1250m 晴れ

本【マイカー登山・中国道】

一ヶ月前、帝釈峡からの帰り、中国道から見えていた那岐山・滝山・爪ヶ城の美しい山並みを見て何時か登ろうと思っていた。朝5時の天気予報、岡山・鳥取県は天気が良さそうだ。那岐山のガイドブックをリュックに入れて出発。6時の天気予報を車のラジオで聞いて、豊中ICから中国道に入るが宝塚で上下線とも工事中、早朝なのに渋滞7km(帰り3km)。

山崎から霧の中を走るが美作IC〜51〜353〜R53(奈義町高円)で鳥取方向へ。R53からは嘘のように霧から抜け出し那岐山から滝山・爪ヶ城へと西に延びる稜線がくっきりと見える。R53を数百m走ると『那岐山・菩提寺登山口』の標識が現われ左折して林道に入る。菩提寺分岐で左の林道に入ると直ぐに第一駐車場に着く。

5:45自宅〓180km〓8:20〜30第一駐車場〓38蛇渕ノ滝じゃぶち〓46 B・Cコース登山口〓48 B・Cコース分岐〓Cコース登〓9:27五合目〓30〜35大神岩おおがみいわ(1000m)〓10:08〜13三等三角点〓23〜11:00那岐山山頂〓11 A・Bコース分岐〓Bコース下山〓50五合目(865m)〓12:20 B・Cコース分岐〓30第一駐車場〓12:45発   15:30枚方

 駐車場奥にある蛇渕ノ滝遊歩道に入ると渓流へと降りて行く。遊歩道は林道に出て来ると、ここに第3駐車場がある。直ぐに渓谷に下ると蛇渕ノ滝があった。林道に戻り進むと右にB・Cコース登山口。更に進むと分岐があり左のCコースをとる。植林の登山道を登る。一度林道を横切り進むと数個のベンチと国有林の説明板があるみどり広場に着き、少し先には水場がある。
水場を過ぎると山腹の登りとなり8・9回折り返して登ると五合目の道標、グループが休憩していたので、休憩せずに登ると3分程で稜線に取り付き大神岩に着く。登山口から丁度一時間経過していたので休憩する。

 大神岩に立つと車で来た南方面が開け眼下に雲海が広がる。ここからは広い尾根道になり西側が自然林になると八合目の道標に着く。5合目から8合目が以上に近い。道標の基準は何か分からない?
だんだんとササが増え、桧林を過ぎると展望が開け、やがて遮るものはない三等三角点がある主稜線に出る。少し下った西には展望台とトイレ、そしてササ原の稜線に滝山への縦走道が続いている。中国道の道路工事がなければ滝山まで往復したいところだが・・・。

 主稜線を北東に延びるササ道を歩き山頂へ。湿った道は凍りサクサクと足音がする。鞍部にある避難小屋の遠方の山並みには霞んでいるが後山・日名倉山らしき山容?すれ違ったハイカーに尋ねると合っていた。鞍部から登り返すと直ぐに那岐山頂上に着く。360度の展望であるが日本原高原は相変わらず雲海の中。期待した大山は霞んで見えない。でも北東に氷ノ山らしき山容が見える。
グループのハイカーが次から次へと登ってくる。AとCコースに車を分けて登ってくるグループのようだ。

 下山、A・Bコース分岐までは展望の良い稜線を歩く。分岐で右折してBコースへ、、暫らくは右手に朝のCコースの稜線を見ながらササ道を下るが、植林の登山道になる。途中小さな谷を横切る。ここには五合目の道標があった。登りより更に単調な植林内の下りが続く。やがて沢沿いの杉林を歩き、沢に懸かる橋を渡るが橋から見る晩秋の渓谷は良かったが、直ぐに植林となり、朝の道に戻って来る。

アップ・ダウンがない楽な山行だった。

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