テクテク音羽山・醍醐山

パノラマ台より瀬田川 音羽山より。琵琶湖 音羽山より。愛宕山・北山方面 ポンポン山方面
音羽山より。比叡山 牛尾観音 桜の馬場 醍醐山



平成13年11月18日 音羽山593m〜醍醐

今回のコースはガイドブックに載っていたが自宅の本を捜しても見当たらない。どうも本屋で立ち読みしたようだ。前夜に本屋に行って再び立ち読みしてくる。

三年近く京阪電車で京都へ行っていない。大谷駅まで切符を買おうとしたが三条駅(340円)までしか買えない。普通電車に乗るが特急が中書島・丹波橋で停車するようになっていた。特急をホームで待っていると2階建ての車両が前に止まり、少しの時間だが2階の座席に座れて喜ぶ(子供みたい)。

三条駅で大谷駅(330円)までの切符を買おうとしたが自動券売機の使い方が分らず駅員に教えてもらう(御陵経由のボタン押すと大津方面切符が買える)。直通の京阪電車に乗り遅れて市営地下鉄に乗り御陵駅で次の京阪電車を待つがホームはガラス張り部屋のようになっており扉が付いている。テレビでは同じようなホームを見たことがあるが初めて実際にみる。

電車が止まるが扉が開かない。乗れないのかと不安になるが行き過ぎたらしく50cmほどバックしてから扉が開く。やっと大谷駅に着いてホッとする。

6:35牧野駅〓8:01大谷駅〓9:00音羽山路傍休憩地〓16音羽山・石山寺分岐〓32牛尾観音分岐〓10:35〜10:04パノラマ台〓20〜25音羽山頂上〓11:02牛尾観音〓17桜の馬場〓50高塚山分岐〓高塚山頂上〓途中13分間休憩〓12:30上醍醐寺参道入り口(横嶺峠?)〓45五大寺〓13:50三宝院〓14:42京阪・六地蔵駅(320円)〓15:30牧野駅

 大谷駅は無人駅なので車掌に切符を渡してから右折、直ぐにもう一度右折して蝉丸神社の前を通るとR1に懸かる東海道自然歩道・逢坂山歩道橋が見える。歩道橋下から階段を上り自然歩道と合流して橋を渡ると雑木林の木階段の山道になる。歩き始めて一時間経過したので少し外れた地点にある音羽山路傍休憩地で休憩しようとしたが展望の効かないのとトイレ横なので諦めて戻る。自然歩道は車が通れそうな広い道になり音羽山・石山寺分岐に着くが勘違いして音羽山に登らずに石山寺に下ってしまう。

 牛尾観音分岐を過ぎると直ぐにパノラマ台に着く。琵琶湖方面が望まれ瀬田川・比良山系・近江富士・遠くは霊仙山・伊吹山が薄っすらと望まれた。西に回ると樹木越しに愛宕山方面が望まれた。ベンチに座り食事する。

 引き返し音羽山に。分岐まで戻り左折すると直ぐに鉄塔横に三等三角点がある音羽山頂上に着く。京都市街が眼下に広がりポンポン山・愛宕山・北山の山々・大文字山・比叡山・比良山系・そして琵琶湖が望まれたが予報とは逆に雲が多くなってきた。南方面も展望が開けているが山名が分からない。再び牛尾観音分岐まで下るが黄葉の綺麗な箇所があったので、苦痛ではなかった。

 時々黄葉交じりの雑木林を下る。急な下りになると、もみじが紅葉した牛尾観音に着く。参詣後、車道を下りてしまう(参道があったが後の祭り)。参道の入り口が桜の馬場と云われる広場になっている。もみじが見事に紅葉している。

桜の馬場で車道と分かれて、『横嶺峠から上醍醐へ』の標示に従い川を渡り南西方向の谷に入る。水の流れがなくなるとゴロゴロ石の谷道になり、やがて抉れた細道、そして稜線に出ると高塚山分岐に出合う。平坦な道だったので右折して歩くと3分程で雑木林の高塚山頂上に着くが稜線の一部で頂上の感じはしない。

高塚山分岐まで引き返し山腹から稜線道になると道は広くなり小高いピークに出る(横嶺峠と思ったが違った)。ここで腰を下ろし大福餅を食べる。ピークを下ると直ぐに広い車道に出てくる。ここに『横嶺峠・上醍醐』標示があり車道を下ると前方に三ツの峰が見えてくる。真ん中の峰に建物らしきが見えている。

貸切のタクシー・マイカーが十数台駐車している。何があるのだろうと疑問に思ったが直ぐに分る。ここが横嶺峠だと思われる。木の階段(参道)を上り山に入る。一旦下り、二ツ目の峰に登ると醍醐山五大寺に着く。参詣後戻り南に登り返すと大阪方面の展望が開けたところがあった。これで場所を移動しながらだが360度の展望を見たことになる。参道の階段を下り国宝の建物を見学しながら下る。単調な階段に飽き飽きしても階段は続くが上っていく年配者を見ると贅沢は云っておれない。やがて賑やかな三宝院に着く。

地下鉄を利用して三条にでるのと、六地蔵へ歩くのも時間は変わらないだろうと(交通費は半分で済む)思い醍醐山を左に見て六地蔵まで歩くことにする。下から見る醍醐山は優しい山容をしていた。

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