テクテク魚谷山

柳谷峠 頂上にて 樋ノ水谷出合

平成13年9月9日 魚谷山(いおだにやま)816m・貴船山? 晴れ時々曇り
参考【京都府の山・魚谷山】(地図・京都北山@忘れて持参せず)

 平成7年12月滝谷峠から魚谷山に登ろうとしたが予想以上の積雪で諦めた。以後機会を逃していた。
昨日から台風の影響で湿気が多く山は霞んでいる。今日も晴れているが展望は駄目だろうと木陰歩きが出来そうな今回の山行を決める。

 雲ヶ畑へ。交互道路信号を抜けると『中津川』の標示が目に入り右折、中津川の集落を通り過ぎ林道を走る。途中、魚谷峠への林道を左に見て直谷すぐだにを直進すると途中から地道になる。林道端に数台駐車したところがあった。川を見ると登山者用の橋が懸かった所があったが樋ノ水谷が見えなかったので『樋ノ水谷出会い』とは気付かずに走ってしまう。100mほど先に京都府高等学校体育連盟小屋(林道に入って最初にあった小屋)があり、次に麗杉荘を通り過ぎる。林道終点まで車で入るつもりだったが、林業用のトラックが道を塞いでいたので体育連盟小屋小屋まで戻り駐車する。

5:40自宅〓45km〓7:15京都府高等学校体育連盟小屋前駐車〓30麗杉荘れいさんそう〓35細ヶ谷出会い〓8:15〜20柳谷峠〓28〜31魚谷山頂上〓9:10林道終点〓25滝谷峠〓20分間食事〓10:20貴船山?〓23二の瀬尾根コース・二の瀬駅分岐〓38樋ノ水峠分岐〓11:00樋ノ水峠〓30樋ノ水谷出会い(林道)〓32着

 林道を歩くが殆ど自然林に囲まれた道で紅葉の時期も良さそうだ。最初の堰堤の50m程手前に細ヶ谷出会いがあり細ヶ谷に入る。渡渉を繰り返しながら登って行く。気温は25℃前後だが湿気が多いためかよく汗がでる。時々沢の水で腕・顔を洗い冷やす。

この谷も杉林よりも自然林が茂っている。途中に今西錦司博士のレリーフがある。谷は支谷に分れるが常に左の沢に登山道があった。沢の流れが無くなりかける頃、谷と別れ左折して急登すると1分ほどで柳谷峠に着く。ササが茂っているがコナラ等が植生する美しい林が拡がる柳谷峠だった。

 西へ、美しい自然林だが背丈ほどのササを掻き分けるようにして登ると、樹林に覆われた魚谷山頂上に着く。ササが茂るところで、分からない内によく小さな虫に刺されるので早々往路を下山する。
途中、犬連れの夫婦に会う。「北山荘に行く」と云っていたが、山荘に気付かずにここまでくる。地図を見せてもらい滝谷峠までの道を確認する。
左岸が杉林の所まで下りてくると分岐がある。標示板は朽ちて地面に落ちているが、つなぎ合わせると滝谷への登山道と思われるので左の杉林内を歩く。稜線を越すと直ぐに谷沿いの小径になり広々した植林内を歩くと堰堤のある林道終点に出てくる。

 隣の谷に入る。左は自然林、右は杉林のシダが茂る谷を登ると滝谷峠に着く。ここでハイカーに会い地図を見せてもらう。二の瀬駅方向へ、東方面が展望の開けた所があるが以前より杉が大きくなり樹木越しの展望になってきた。木陰で食事後、貴船山への道を気にしながら歩くとテープが付いたしっかりした道があったので登ると杉林の中にケルンがあるが山名板が無い?平成7年12月に登った貴船山頂上と全く違う(帰宅後京都府の山で調べると雑木林の頂上になっている。前回の山が正しいようだ)。ケルンを通り過ぎて下ると再び二の瀬への道と合流するが直ぐに『左・二の瀬尾根コース、右・二の瀬駅』分岐。右・二の瀬駅の道を下って行く。以前貴船山に登った時に歩いた道だが「こんなに下ったかな。」と不安になる頃、今日会った最後の4人目のハイカーに会う『少し下ると分岐がある』と云われて安心する。

 分岐があり右・樋ノ水峠へ、入り口が背丈ほどのササが茂っていたが、入り口だけだったので安堵する。峠に向かって登って行くが急に右に曲がる箇所がある。ここは直進しないように注意しよう。前回の貴船山分岐に気付かずに樋ノ水峠に辿り着く。峠を越すと谷に向かってジグザグに降りて行く。やがてチョロチョロ流れる沢に降りると流れに沿うように下って行く。だんだんと水量が増し岩の間を流れる渓谷となる。「北山にもこんないい所があったのか」と。しかし直ぐに通り過ぎて樋ノ水谷出会い(林道)に出てくる(前回は貴船山頂上から二の瀬尾根コースに戻り下山)。

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