テクテク和佐又山2回目・3回目記載(1回目大普賢岳

目的地の和佐又山望む。
眼下には帰り道の林道が見える
苔の付いた岩場とブナ林。    ゲレンデ近くにて。 
2つ目の休憩所手前より原生林になる。
山頂より下山

平成16年3月7日 B和佐又山 1344m 小雪

 冬型気圧配置で北部は雪。枚方より南部だったら大丈夫だろうと大峰の小峠山に登ることにしたが桜井市から吉野に入ると雪景色に変わり国道169号線は雪道になる。カーラジオからの気象情報では昨日より悪くなって近畿地方全域に風雪注意報が発令されたらしい。初めての山は不安なので以前登った和佐又山に変更する。

8:05和佐又口〓9:26あづま屋(伯母ヶ峰分岐だが標示無し)〓10:08〜20二番目のあづま屋〓30大台ドライブウェイ分岐〓11:30ゲレンデに出てくる〓15分間迷いロス〓12:00和佐又山・大普賢岳分岐の鞍部〓12:15〜18和佐又山頂上〓12:47和佐又山フュッテ〓林道下山〓13:45和佐又口

前回の平成13年7月29日と同じ和佐又谷を眼下に見て左回りに歩くコースです。整備されたコースだが2箇所に斜面が崩れた箇所がある。1ツは用心すれば通過でき、もう1ツは迂回道がある。

今回は新雪道のため踏み跡がなくラッセルしながらの歩きで、疲れはてる。また降り続ける雪の中で食事する気になれず、軽食(パン1ケとチョコ・飴・甘くリ)で済ませて登山口に戻ってから食事をする。

頂上より下山するとゲレンデで二人のハイカーに会う。同じコースを登ってきたようだが、私たちが迷って踏み跡を付けた箇所を登っていた。ごめんなさい。
 ヒュッテ前では子供たちが雪と遊んでいた。雪タイヤの4WD以外はタイヤチェーンがいるようだった。

登山口に帰ってくると奈良交通の『和佐又号』が待機していた。冬季の土日曜日に上市から出発していると教えてもらう。9時に上市出発(10時頃登山口着)で15時半に和佐又口を出発するらしい。計算すると今回の私たちのテクテクでは帰りのバスに乗れないことになってしまう。
尚、『和佐又号』は今日が最終日だそうです。

登り始めると直ぐに原生林に 苔とブナ林 ヒメシャラの大木。頂上直下 和佐又山頂上にて

平成13年7月29日 A和佐又山1344m 25度 曇り

桜井市から音羽三山の西側を走り吉野からR169を南下。新伯母峰トンネルを抜けると直ぐにバス停『和佐又口』ここを右折するとトイレと10台ほどの駐車場と前には登山口ある。

4:30自宅〓104km〓6:25〜33登山口〓7:03稜線〓13分休憩〓8:20大台ドライブウェイ分岐〓9:15和佐又山・大普賢岳分岐〓9:30〜10:12和佐又山頂上〓10:32〜35和佐又ヒュッテ〓11:26着〓14:40枚方

 駐車場から見ると「登れるのだろうか」と思う急斜面。ジグザグ道に木の階段が付けられた南斜面を登る。いきなりトウヒ・ブナ・ヒメシャラが茂る自然林だ。笙ノ窟尾根まで登ると思っていたが、30分ほどで薄日が差し込む稜線に辿り着き左折、シャクナゲが茂る直線の登山道になる。植林に入ると、いつの間にか山腹を歩き緩やかな道になる。一部土砂が崩れた所からは和佐又谷を挟んでガスの懸かった和佐又山頂上が望めたが遠くに感じる。眼下には林道が見えている。ここで休憩して晴れるのを待つが駄目だった。

東屋の休憩所を過ぎると素晴らしい自然林になる。気温も22℃で汗の出も少なくなる。2軒目の休憩所を過ぎると、大台ドライブウェイ分岐に着く。素晴らしい自然林が続く登山道。和佐又谷の奥部辺りだろうか数多くの岩に苔が付いた日本人好みの風景になるが滑りやすい足元には注意。

 自然林を満喫していると前方が明るくなりスキー場の上部に出てくる。標示に従い右折して登ると和佐又山・大普賢岳分岐があり左折して登ると和佐又山頂上に着く。朝より酷くなり展望は望めない(樹木越しの展望だが)。でもガスが懸かった原生林もいいものだ。ガスがなかったら往路を戻る予定でいたが、諦めて和佐又ヒュッテから車道を降りる(道の途中から登山道に入るつもりでいたが、よそ見して通り過ぎる。気が付くと出口の登山道だった)。

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