テクテク三周ヶ岳 池ノ又谷よりH14.10月13日 夜叉ヶ山H18.6月25日
アジサイが咲く登山道 | 神秘的だった夜叉ヶ池 | 三周ヶ岳 |
平成13年7月15日 三周ヶ岳1292m 曇りのち晴れ
京都南IC〜北陸自動車道今庄ICで降りてR365を南下、『広野ダム・夜叉ヶ池』の標識に従い左折して県道231へ。広野ダムには2箇所に標識があるので、標識に従い走る。岩谷川沿いに走ると地道になり、2kmほど走ると石の鳥居がある林道終点(登山口)に着く。
帰り。R365(北国街道)を南下(走り易い道だった)、1時間で木之本ICから自動車道に入り、京滋バイパスを利用して帰宅するが滋賀県内では雷雨の中を走る。トンネルを抜けた宇治では道路を焼きつける天気。16:40枚方
4:25自宅〓7:00林道終点登山口〓23夜叉ヶ滝〓10分休憩〓8:07『夜叉ヶ池まで1000m』の標示〓50夜叉ヶ池〓10分休憩〓10:15〜11:08三周ヶ岳〓12:15〜20夜叉ヶ池〓10分休憩〓13:40着
数十台駐車できる林道終点。トイレにあった登山届に記帳、鳥居をくぐって橋を渡り渓谷沿いの登山道は谷より高い所にあり、アジサイの花が咲く原生林を歩く。やがて数段になって落ちる夜叉ヶ滝が見えてくる。
滝の上流で対岸へ(夜叉ヶ池まで2000mの標示)。直ぐに渡り返すと、右にトチの大木が2本ある。この先にある支谷(最後の水場)を渡ると沢から離れ、トチノキ・ブナの大木が点在しアジサイの花が群生するつづら坂になり高度を上げる。
『夜叉ヶ池まで1000m』の標示に着くが登りが続く。「夜叉ヶ池に着く頃かな?」でも現れた標示は『池まで500m』でガックリ。前方にガスが懸かった夜叉ヶ池山を巻くとやっと平坦道になり夜叉ヶ池に着く。
池ノ叉谷(岐阜県)から上がってきた雲は、夜叉ヶ池の上空で渦を巻いて流れて行く。誰もいない清閑な池は神秘的に感じる。池の右側を通って県境尾根に出るとシモツケソウ・ギボシが風になびきながら群生し、池ノ叉谷(岐阜県)には下山していくグループが見えた。
三周ヶ岳へ、夜叉岩が雲の切れ目から見える稜線を登る。振り返ると夜叉ヶ池が見えるが、立ち止まると強風でふらつく。
途中でササ藪対策の為、長シャツに着替える。視界は300m程しかない。残念そうに下山してくるハイカーとすれ違う。小さなアップ・ダウンを繰り返しササ道・潅木の道・岩場を歩く。途中で頂上らしき頂が薄っすらと見えたので写真に撮っておく。この雲の塊は何処まで続いているのだろうか。
草原のピークで北に向きを変えると、北方向が明るく感じる。潅木から登り返し小さなピークに立つと青空が見え、前方には三周ヶ岳頂上が見えた。登行意欲が増しピッチが上がる。
三周ヶ岳頂上に立つ。地図を出して山名を調べるがサッパリ分らず。能郷白山・冠山等の山並みが見えているのだが、どれか分らず。でも横山岳は分った。伊吹山・白山・御嶽山は雲の中だった。
下山、照りつける稜線を歩くが風があるので助かる(25〜27℃)。岐阜県側の林道には車が多く駐車している池ノ叉谷登山口が見える。夜叉ヶ池に戻ると大勢のハイカーが食事していて朝の雰囲気とは全く違っていた。
早々、原生林とアジサイの花を観ながら朝の道を下る。次回は岐阜県から登ろう。