テクテク大江山

鬼が歓迎してくれる 鍋塚望む 鳩ヶ峰より 鍋塚より仙丈ヶ嶽望む。H11年
鬼嶽稲荷神社のブナ林 原生林の森。鬼の洞窟付近 鬼の洞窟 タニウツギ

平成13年5月27日 A大江山 曇り833m 122km

『京都府の山』

 今日は昼からゆっくりと回復するとの予報。昼からでも交野山に、行くつもりでいた。朝5時ビデオのスイッチが入る音で目が覚める。テレビをつけて天気予報を見る。近畿地方数箇所で雨が降っているようだ。窓から見ると細かい雨が降っている。この程度の雨だったら暑くなくて歩き易いだろうと、本を出して行き先を捜す。見慣れているがタニウツギを観に『花の大江山』に行くことに。途中コンビニで朝食と昼食を買う。所々雨が降っていたが大江町に入ると道路は乾いていた。 帰りも所々で小雨が降る。 (沓掛⇔千代川往復1000円)

6:00自宅〓8:30グリーンロッジ〓9:10林道終点〓55主稜線合流〓10:15〜25鍋塚〓11:15〜45鳩ヶ峰〓12:25仙丈ヶ嶽〓50鬼嶽稲荷神社〓5分休憩〓13:10鬼の洞窟〓22〜30鬼嶽稲荷神社〓14:50〜15:35グリーンロッジ(温泉300円×2)  18:30枚方

 グリーンロッジに駐車。今日はイベントがあるのか大変な人出だ。駐車場は満車に近いが他にも駐車場がある。道路を歩くと鬼のゲート、ここで鬼嶽稲荷神社への道と別れゲートを潜る。二瀬川にかかる橋を渡ると大駐車場がある。さらに道路を登って行くとグラウンドがありバックネット裏辺りに登山口があったが、子供連れの団体が登っていったので、僕らは林道終点まで行く。曇っていて涼しい筈だったが湿度が高いためか汗がよく出る。

 林道終点からガレ石で歩きづらい道になるが10分程すると地道の林道と合流し稜線歩きになる。左に鳩ヶ峰、仙丈ヶ嶽、時々見える鍋塚を見ながら歩く。左に大きくカーブして下りになる所で再び登山道に入り(標示無し)木の階段、ガレ石を登ると鍋塚手前のピーク(主稜線合流)に出てくる。右折すると『鍋塚へ500m』の道標があり前方にドーム状の鍋塚が現れる。ササ原に一本の道筋がありハイカーが小さく見える。

 360度の展望の鍋塚だが、今にも降りそうな天気で低い雲が漂い周りの山々は霞む。でも涼しい風が吹くと最高に気持ちが良い。ここで休んでいたい気持ちだ。

今回は『鬼の岩屋』(下記参照)に行かずに鳩ヶ峰へ、『鍋塚へ500m』の道標を過ぎると樹林に入り、再びササ原に出てくると休憩所と駐車場のある鞍部につく。ここから登り返し鳩ヶ峰へ。

 360度の展望が楽しめる鳩ヶ峰に着く。仙丈ヶ嶽は賑やかそうに思えたので静かな鳩ヶ峰で眼下に見える加悦町や霞んでいる床尾山を見ながら昼食にする。

鳩ヶ峰から下山。鞍部から樹林の美しい階段交じりの急坂になる。アルコールの入った食後には少しキツイ登りだ。やがて賑やかな声が聞こえると仙丈ヶ嶽に着くが大変な人込みで展望も見ずに早々下山する。下山の団体と同じになるが双峰分岐で別れ、静かになった自然林を下る。幹の太いブナノキが群生するようになると素晴らしい樹林になると鬼嶽稲荷神社は近い。

 鬼嶽稲荷神社に着くが休まずに『鬼の洞窟』まで行くことに。神社の南にある鳥居を潜り降りて行く。直ぐに岩に祀られた祠がある。リュックを置いてから急坂の神秘的な原生林を下っていく。小鳥は警戒してか鳴き続けている。平坦になると大岩が現れケヤキの大木の横に『鬼の洞窟』があった。実に原生林が素晴らしい所だ。大声を出すと空山に挟まれた谷に響き渡っていた。

 鬼嶽稲荷神社まで戻り長い林道を下る。道端に咲いている花を捜し、朝から咲き続けているタニウツギを観ながら下るとグリーンロッジに着き入浴後帰宅する。


平成11年5月9日

鍋塚〓17分〓加悦山の家分岐〓14分〓鬼の岩屋〓10分〓航空管制の塔〓45分〓鍋塚

鬼の岩屋まで足を伸ばすことにする。リュックをササの中に隠して、水とカメラを持って北へ下る。今回、一番の急坂を下る(復路は気温が上昇、止めれば良かったと思う)。やがて緩やかな道になり自然林に入るが道幅が広い為か木陰が殆どない。 加悦山の家分岐を過ぎると登りになり山腹に鬼の岩屋があった。割と狭い入り口だ。迫力ない鬼が住んでいたのか?岩屋横の展望台に立つと、絵地図があるが霞んで絵地図に書いてある日本海は見ることはできなかった。ピークにある航空管制の塔まで足を伸ばしたが施設が邪魔して展望は駄目だった。

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