テクテク石戸山・高見城山

石龕寺 岩屋山より 賽ノ川原 高見城山望む
展望のよい高見城山 多紀連邦の山々 笠形山方面

平成13年4月15日 石戸(いしど)549m高見(たかみ)(じょう)485m 晴れ 100km

参考本【京阪神ワンデイ・ハイク】

R9⇔R372⇔篠山より県道77⇔R175手前より石龕寺せきがんじの標示があったので右折、標示に従い車を走らせると突き当たりに石龕寺仁王門が現れる

5:20自宅〓7:20石龕寺仁王門前駐車〓8:00鉄塔〓8:18〜25岩屋山〓35石戸山〓9:08境界石〓(15分程迷う)〓9:50〜10:45高見城山〓11:15境界石〓48岩屋城堀越跡分岐〓55岩屋城堀越跡〓12:15〜20頭光嶽〓30奥の院〓12:50石龕寺仁王門  15:30枚方

 護岸工事中の北谷を走り仁王門前に。駐車場があったので車を入れる。仁王門前の絵地図を見ると登山口は奥部の毘沙門天近辺にあるようだ。いい加減に見て出発する。桜の花は散り、もみじが芽を吹き出した谷沿いの静かな参道を歩く。毘沙門天に参詣後、登山口を探すが分からない。右に奥の院への道があるが、ここを登ればよいのか分からない。工事人に尋ねる為、少し戻る。「毘沙門天の左側の谷にある」と。行って見ると、直ぐに谷道と展望広場の分岐があった。展望広場への道を登るが、いきなりの急坂で直ぐに汗が噴き出す(10℃)。ミツバツツジが満開の雑木林の登山道でプラスチックの階段、滑りやすい岩場にはクサリが付いて整備されている。谷道からの道と合流し少し登ると南方面の展望が開けた鉄塔下(展望広場?)に着く。やがて尾根道なり岩屋山に着く。

 岩屋山頂上は熊野権現・白山権現の石祠がある。南方面が開け澄み切った天気の日には瀬戸内海まで見えるらしい。しかし今日の天気では霞んで白髪岳が見える程度。山頂は狭いが、かつての山城らしい。東側は絶壁になっているようだ。 山頂より3分ほど下るとコルに着き、岩屋城堀越跡分岐になっている(帰りのコ−ス)。登り返すと石戸山に着く。

 無線中継所の建物がある石戸山頂上は一等三角点の山にしては狭く展望が効かないので早々下山。200m程行くと見晴らしの良さそうなコブがあったので登ると360度の展望が見られた。ここからは南に石戸山、北には賽ノ川原、赤と白の鉄塔の奥に高見城山が見えている(東西の展望は高見城山でゆっくりと)。

石の破片が多くなると賽ノ川原に着く。予想したよりも小ぢんまりした川原で、子供が積み木遊びをするように積み重ねられたケルンが10個ほどあった。

緩やかに雑木林の中を下ると急な下りになる。「帰りはキツイだろうな〜」と思いながら下る。やがて鞍部(高度計では380m)に着き『右、大新屋・左、かもの』と書かれた境界石を見て、登りにかかる。高度計を見ると高見城山と同じ高度になっているので樹木越しに高見城山を捜すが分からない。やがて関電の鉄塔番号85と86の分岐に来る。コンパスを見ると左の85が北方向へ上っているので左を選ぶ。やがて急な下りになり緩やかになると登山道は北西方向になる。間違ったようだ。 分岐まで引き返し(逆コースだと間違わない))86の緩やかな登山道を歩くとピークに建つ86の鉄塔が現れる。登山道から外れ鉄塔下に行って見ると谷越しに高見城山頂が見えた。幸いに東の稜線から行くことができて谷に下らなくて済む。予定より早く到着する。

 台状の展望の良い高見城山頂上だ。三角点は東の一段低いところにある。東に三岳、黒頭峰、夏栗山。南下すると白髪岳、石戸山。西には千ヶ峰、笠形山などの山々が重なり合って見え確信して山名を言うことが出来ない。

 石戸山直下の岩屋城堀越跡分岐(コル)まで戻り左折して急坂を下ると岩屋城堀越跡に着く。岩壁の上は岩屋山頂上だ。対面の斜面を登り返し稜線歩きになる。やがて頭光嶽着くが鉄塔下の西方面が開けた場所だ(説明によると、聖徳太子がここから眺めて寺を建てたと云われる場所)。ここからは眼下に見える石龕寺(奥の院)へ、つづら坂を降りて行くと朝ウロウロした毘沙門天横に出てくる。

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