テクテク天狗山

登山口 落ち葉の絨毯。 天狗岩 能勢電の杭がある道


平成12年12月3日 能勢天狗山(723m)8℃ 天狗岩 曇り資料

【地図北摂の山々】

地図『北摂の山々』によると天狗岩から360度の展望とある。登ってみたいと思っていたが登山口が判らなかったがインターネットで調べると、登った人の資料があったのでコピーして置いた。

7:45枚方〓9:10バス停『通天湖』駐車〓10:13〜17天狗山〓10:30〜11:30天狗岩〓40天狗山〓12:48P

バス停『通天湖』前にはトイレ付きの駐車場と、るり渓遊歩道入り口がある。道路を北(下流)へ、200m程歩くと『生活環境保全整備事業の案内板』がある。その先(北20m)の谷に別荘風の民家がある。案内板と民家の中間に赤いプラスチックの杭が30pほど頭を出している所から山道に入る。水がチョロチョロ流れる湿地を歩く。

背丈ほどのササを抜けると植林内に。直ぐに落ち葉が積もった広葉樹の沢沿いの道になる。2,3回渡渉を繰り返し上部へ。涸れ谷になり稜線への急坂になると、今までしっかりしていた道が、落ち葉と倒木で踏み跡がわかり難くなる。テープを頼りに稜線にたどり着くと『能勢電』と書かれたコンクリートの杭があるしっかりした道に出る(帰りの分岐点なのでしっかりと景色を頭の中にインプットする)。右へ行くと直ぐに右折(東へ)して、桜の木が3本、ブナ林が林立する鞍部に下ってから、テ−プと能勢電の杭を目標に一直線に登りきる。ここが頂上と思ったが違った。左(北)へ、緩やかに登ると山名札がない天狗山頂上に着く。

落ち葉に覆われた天狗山頂上だった。枝だけになった落葉広葉樹越しに深山の雨量レーダーが見えている。北(706mピーク)ヘは、能勢電の杭が続いており、しっかりした道が続いている(少し寄り道してみる落葉広葉樹林の素晴らしい道だった)。

天狗岩に向かって東へ。赤の杭とテープに導かれて 尾根道を緩やかに下る。落ち葉で道は隠れて、わかり難い道だが、目印を辿ればよい。前方に尾根を塞いだ巨岩が現れる。予想より大きい岩だった。登り口を捜す。

5・6人ほど立てる天狗岩の岩上に立つ。残念ながら朝の小雨で靄がかかり,薄っすらと三岳連山が見える程度だが能勢の山々、剣尾山・横尾山・半国山などが見渡せ、山裾はまだ黄葉していた。誰も来ないだろうと早いが岩上で昼食(うどん)にする。

往路を下山する。頭にインプットしていつもりだが、谷へ下りる道がわからない。諦めて能勢電の杭とテープを頼りに歩くことにする。ピークまで登ると南方向に向きを変え、左下に朝の谷を見ながら稜線を下る。谷越しには天狗山見えている。タワまで降りてくる。左に下ろうかと迷ったが直進の上りを選ぶと、すぐに広めのしっかりした道に出る。ここの分岐には赤い布が巻いてあるだけで登りだったら見過ごしてしまいそうな分岐点だった。左折して下ると水音と車の音が聞こえ出し『生活環境保全整備事業の案内板』の南に出てきた。

       なぜ能勢電がこんな所に土地を所有しているのだろうかと思う。自然を残すために所有していることにしておこう。

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